花咲く徳川ゆかりの地!おすすめの日帰り旅行スポットをご紹介【茨城編】
茨城県は、東京のから特急で約1時間とアクセスも良く、水戸徳川家ゆかりのスポットをはじめ、観光地としても人気のエリアです。本記事では、不動産ライターの逆瀬川勇造さんが日帰り旅行におすすめできる茨城県の観光スポットについてご紹介します。 荷物も少なくて済み、気軽に非日常気分を味わえることから人気の日帰り旅行。 都内からのアクセスに優れる茨城県は、自然も多く、歴史あるスポットも多いことから日帰り旅におすすめのエリアです。 第4弾となる今回は、茨城県のおすすめ日帰り旅行スポットをご紹介します。ぜひ日頃のストレスから解放された癒やしの時間を過ごしてみては。 >>関連リンク:日帰り旅行【神奈川】 >>関連リンク:日帰り旅行【埼玉】 >>関連リンク:日帰り旅行【千葉】 歴史や自然を堪能!魅力あふれる観光地・茨城県 東京の北東に位置する茨城県。 東京からは特急で約1時間とアクセスも良く、自然豊かでロケーションに優れたスポットも多いため、日帰りデートはもちろん女子旅や家族連れにもおすすめのエリアといえます。 県庁所在地である水戸市をはじめ、日本三名園の1つである偕楽園など、徳川家にゆかりのある歴史スポットもたくさんです。 また、太平洋に面する漁場や関東平野を有する農業地帯も豊富なため、海の幸から山の幸まで食材の宝庫ともいえるでしょう。 「西の富士、東の筑波」と称され古くから歌や絵に残された筑波山(画像:photoAC)茨城県のおすすめ日帰り旅行スポット5選大自然にも恵まれ、歴史あるスポットも多い茨城県。では、日帰り旅行で茨城に行くならどういった観光スポットがあるのでしょうか。 ここからは、茨城県のおすすめ日帰り旅行スポットについて以下の通りご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。 ・【日立】展望台も!「日立市かみね公園」 ・【牛久】世界一の大きさ!「牛久大仏」 ・【大洗】「アクアワールド茨城県大洗水族館」 ・【水戸】日本三名園のひとつ「偕楽園」 ・【つくば市】「高エネルギー加速器研究機構」 日立エリアでおすすめしたいのが、太平洋を望む高台に位置する「日立市かみね公園」です。 公園内には、動物園、遊園地、レジャーランド、市民プール、温泉といった施設が併設。小さな子どもから大人まで1日中遊べるスポットといえるでしょう。 「かみね動物園」では、ライオンやゾウ、サイ、カバ、キリンといったさまざまな動物を見られる他、小さな子ども向けの「かみね遊園地」、高台にある立地を生かしスリル満点なアトラクションが楽しめる「かみねレジャーランド」など、見どころも盛りだくさん。 思い切り遊んだ後は温泉に入って疲れを癒やせるのもポイントです。 ■日立市かみね公園 所在地:茨城県日立市宮田町5-2-22 TEL:0294-22-4737 料金:【動物園】大人520円/小人100円 【レジャーランド】大人450円/小人200円 【遊園地】乗り物ごとに料金100~300円 (大人は高校生~64歳、小人は4歳~中学生) 営業時間:【3月1日~10月31日(夏季)】9:00~17:00 【11月1日~2月末(冬季)】9:30~16:15 アクセス:JR常磐線 日立駅より日立電鉄バス10分「かみね公園口」停留所すぐ 約1,000本の桜が植えられたかみね公園展望台からの眺めは、日本夜景遺産にも選ばれている(イメージ画像:photoAC) 1995年に「青銅製立像」で世界一の高さを持つとしてギネスブックに認定された「牛久大仏」も、日帰りスポットとしておすすめです。 スカイツリーからも見えるほどの背の高さ(画像:photoAC)全長はなんと120m。大仏の内部は展望台になっており、高さ85mの展望台からは天気が良ければ富士山やスカイツリーが見られます。 周辺には約1万㎡の面積を誇る花の浄土庭園があり、年間を通してさまざまな種類の花畑が広がっています。 春になるとソメイヨシノと芝桜が見ごろを迎えるため、牛久大仏と合わせて抜群の眺望を楽しんでみてはいかがでしょう。 ■牛久大仏 所在地:茨城県牛久市久野町2083 TEL:029-889-2931 開園時間:【3~9月】9:30~17:00(土日祝は17:30まで)【10~2月】9:30~16:30 拝観料:中学生以上800円 4歳以上400円 3歳以下無料(庭園・展望台すべてのセット料金) アクセス:JR常盤線 牛久駅からバスで約25分 牛久駅の近くには明治時代の建築が残る日本最初期のワイン醸造所「牛久シャトー」も(画像:photoAC) 日本有数のシラス・ハマグリ産地である茨城県東茨城郡大洗町にある「アクアワールド茨城県大洗水族館」も、おすすめの日帰り旅行スポットの1つです。 大洗に生息する1万5,000匹のイワシの大群や、幻想的なクラゲの大水槽はBGMと光で演出され、フンボルトペンギンや多種多様なサメなど、さまざまな海の生き物に出会うことができます。屋内型のイルカ・アシカショーなどのイベントも開催されており、楽しい時間を過ごせるでしょう。 2023年春には屋外エリアがリニューアルオープン予定となっており、飼育員の目線になって生き物を観察できるコーナーなど、全方位から海の生き物たちを楽しめます。 また、海にある岩に立つ「神磯の鳥居」が有名な大洗磯前神社もフォトジェニックなスポットとしておすすめです。 ■アクアワールド茨城県大洗水族館 所在地:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3 TEL:029-267-5151 営業時間:9:00~17:00(最終入館16:00) ※毎週土曜日18:00~20:00別途開館(特別ナイトイベント開催日を除く) 入場料金:大人2,000円/小・中学生900円/3歳以上300円 NIGHT AQUAWORLD入場料:大人2,000円/小・中学生900円/3歳以上300円 アクセス:JR常盤線 水戸駅で大洗鹿島線へ乗換、大洗駅で下車しバスで約15分 ドラマティックな生命の躍動を感じられる大水槽。フードコートでは大洗名物「はまぐり弁当」なども食べられる(画像:photoAC)■大洗磯前神社 所在地:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890 TEL:029-267-2637 アクセス:JR常盤線 水戸駅で大洗鹿島線へ乗換、大洗駅で下車しバスで約15分 早朝の波が打ち寄せる「神磯の鳥居」(画像:photoAC) 水戸市内のおすすめスポットといえば、日本三名園の1つである「偕楽園」は外せないでしょう。金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の1つであり、梅の名所としても知られ、これからの季節におすすめのスポット。 江戸時代から続く見事な日本庭園からは和の雰囲気が感じられ、その美しい景勝は日ごろのストレスを癒やしてくれるはず。 ■偕楽園 所在地:茨城県水戸市常磐町1 開園時間:【2月中旬~9月30日】6:00~19:00 【10月1日~2月中旬】7:00~18:00 入園料:大人300円/小人150円 アクセス:JR常盤線 水戸駅よりバスで約20分、JR常盤線 偕楽園臨時駅より徒歩すぐ(※梅まつり期間中のみ運行) 広大な敷地に約100品種3,000本の梅の花咲く偕楽園(画像:photoAC)最も標高の低い百名山「筑波山」中腹にも梅園があります。ハイキングするならこちらもおすすめ(画像:photoAC) 日本最大のサイエンスシティでもあるつくば市の「高エネルギー加速器研究機構」も、おすすめしたいスポットの1つ。 近年、「大人の社会見学」が流行していますが、つくば市ではJAXA筑波宇宙センターなどさまざまな研究機関の施設を見学できます。 中でも「高エネルギー加速器研究機構」では、人気アニメ『エヴァンゲリオン』劇中の「ヤシマ作戦」で使われる「陽電子ライフル」の着想の素となった高エネルギー加速器を見ることが可能。ファンなら一度は訪れたい場所といえるでしょう。 「KEKコミュニケーションプラザ」の常設展示は1人でも見学可能。10名以上の団体なら、ツアーを申し込めば研究所内も見学できます。エヴァ好きはもちろん、SF好きな方やアカデミックな時間を過ごしてみたい方におすすめです。 ■高エネルギー加速器研究機構 コミュニケーションプラザ 所在地:茨城県つくば市大穂1-1 KEKつくばキャンパス 国際交流センター内 TEL:029-879-6048 開館時間:平日9:30~16:30 入場料:無料(事前予約不要) 休館日:年中無休(年末年始・夏期休業期間を除く) アクセス:つくばエクスプレス つくば駅よりバスで約25分「 高エネルギー加速器研究機構」停留所下車すぐ 約50mのロケットが展示されているつくば駅前の「つくばエキスポセンター」(画像:photoAC)茨城で自然や歴史に触れる旅を 本記事では、茨城県のおすすめ日帰り旅行スポットをご紹介しました。 茨城県は自然豊かで徳川家にゆかりのスポットも多いエリア。また、自然や歴史だけでなく、日本最大のサイエンスシティであるつくば市など、さまざまな見どころが盛りだくさんとなっています。 一人で楽しめるのはもちろん、恋人やご友人、ご家族とでもさまざまな楽しみ方のできる茨城へちょっと足を伸ばして遊びに行ってみてはいかがでしょうか。 4月中旬から5月上旬には国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑が見頃を迎えます(画像:photoAC)
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