【晴海】サラダブッフェのあるカフェも!オリンピックミュージアムサテライト施設が2024年春開業

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【晴海】サラダブッフェのあるカフェも!オリンピックミュージアムサテライト施設が2024年春開業

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逆瀬川勇造

不動産ライター

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史上最多のメダル獲得数を記録し、多くの感動を呼んだ東京2020オリンピック。そんなTOKYO 2020のレガシーを発信する施設が、選手村跡地「三井ショッピングパーク ららテラスHARUMI FLAG」1階にオープン予定です。本記事では、2024年春開業予定のオリンピックミュージアムサテライト施設について、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。

 コロナ禍の中、無観客で開催された東京2020オリンピック競技大会。史上最多のメダルを獲得するなど、熱い感動が記憶に刻まれている方も多いでしょう。

 そんな東京2020のレガシーを継承する施設が、東京2020選手村の跡地HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)に2024年春開業予定の商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」1階にオープンします。一体どのような施設が誕生するのでしょうか?

 本記事では、「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE(チームジャパン2020ヴィレッジ)」についてご紹介します。アスリートたちの高い競技力と苦悩を知り、その魅力をより身近に感じてみてはいかがでしょうか?

東京2020大会跡地を活用したプロジェクト「HARUMI FLAG」(画像:三井不動産株式会社リリースより)



2024年春開業!オリンピック・ムーブメント推進拠点「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」とは?

 東京2020オリンピック・パラリンピック協議大会の期間中には選手村として活用され、その後、新築住宅や商業施設として活用予定として開発が進む「HARUMI FLAG」。

周辺には小・中学校も2024年4月に開校予定で、教育・文化振興にも効果的。5つの街区で構成されたHARUMI FLAG計24棟には、商業施設をはじめ分譲住宅や賃貸住宅、シェアハウス、保育施設、介護住宅などが含まれている。庁舎や図書館も新設され人口約12,000人の住民が暮らす街づくり計画が進行中(画像;三井不動産株式会社リリースより)

 その中心に立地する「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」には、「新しい街から始まる 新しい日常を創造・提供するライフスタイル型商業施設」をコンセプトとして、スーパーをはじめ、保育園やウェルネス施設などの約40店舗が出店予定となっています。

地上3階、地下1階、塔屋1階建てのライフスタイル型商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」。「サミットストア」や医療モール、フィットネスクラブ、認可保育所などが入居予定(画像:三井不動産株式会社リリースより)

 その1階に2024年春にオープン予定として発表されたのが、JOCと三井不動産レジデンシャル株式会社による「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」です。

 同施設は、「オリンピズムが浸透した社会の実現」を目指すJOCに全面的に協力し、設置が実現したもの。外苑前に昨年9月オープンしたオリンピック・ムーブメントの発信拠点「日本オリンピックミュージアム」のサテライトとして、選手村跡地にオープンすることで東京2020大会のレガシーを継承していくのが目的となっています。

あの感動が甦る?「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」の注目ポイント

「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」は、具体的にはどのような施設になるのでしょうか? ここからは注目ポイントについてご紹介します。

●選手村の記憶やアスリートの貴重な資料にふれるエリア

 「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」のエントランス部分には、アスリートや選手村を通じて、スポーツが社会に与える力や価値の発掘・発信を行うための展示ゾーンが登場予定です。

貴重なアイテムや選手村についての映像や写真などの資料などが展示される予定(画像:三井不動産株式会社リリースより)

 東京2020大会エリアでは、東京2020大会の「聖火リレー用トーチ」、「聖火皿」が展示予定となっています。また、東京2020大会期間中に日本橋にて展示されていた世界に一つしかない「巨大メダル」も展示予定です。パリ五輪を前に、アスリートたちの熱戦の記憶が呼び覚まされる空間となるでしょう。

 また、選手村の映像や写真、貴重な資料を展示する「選手村エリア」や、アスリートにスポットを当てた「TEAM JAPANエリア」では、オリンピアンとのタイアップ企画も検討されています。

●選手村でも提供されたGAP認証食材を活用した本格レストラン

 「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」の飲食エリアには、東京2020大会選手村にも提供されたGAP認証食材を活用したレストラン「Cafe & Restaurant CENTRALE(カフェ アンド レストラン  セントラーレ)」がオープンします。

店名はフランス語・イタリア語で「中央」を意味し、HARUMI FLAGにおけるオリンピック・ムーブメント推進の中心的な役割を担うようにとの想いが込められている(画像:三井不動産株式会社リリースより)

 同店はイタリアンをベースとした街角のビストロをイメージしており、自営農場の新鮮野菜を中心にしたサラダブッフェ、築地や豊洲で仕入れたこだわり食材を使用したプレートランチなどが提供予定となっています。実際に選手たちが味わった食材を楽しめる点が大きな魅力です。

選手村で提供された「GAP認証食材」と持続可能性に配慮した食材を使った本格的な料理を楽しもう(画像:三井不動産株式会社リリースより)

 また、スポーツやアスリート関連の企画を中心としたイベントスペースとしても機能し、スポーツ観戦もできるような大型モニターも設置される予定とのことですので、まさに「HARUMI FLAG」の人の流れの中心となっていくことが予想されます。

 周囲に住む人々にも使いやすく、遠方からも目的を持って訪れられるカフェ&レストランを目指すとのことであり、オープンが今から待ち遠しいという方も多いのでは?

周辺に住む人々も気軽に立ち寄れる場所を目指す(画像:三井不動産株式会社リリースより)

●アスリートを身近に感じられる機会の提供を目指す

 選手村跡地という唯一無二の特性を生かした展開を予定する「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」。年齢や性別を問わず、多様な人々が学び楽しめるコミュニティ、プログラムを展開する予定となっています。

 スポーツを通じてオリンピズムが提唱する文化、教育との融合を図っていく企画や、持続可能な社会の実現に向けた活動も推進していく方針である点も注目といえるでしょう。

アスリートに関連した企画も行われる予定(イメージ画像:photoAC)

オリンピックの感動をもう一度

 本記事では、2024年春に開業予定である「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」についてご紹介しました。

 オリンピック・ムーブメントの推進拠点として、選手村の跡地に誕生する「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」。アスリートの貴重なアイテムや実際に選手たちが食べた食材を楽しめるなど、今からオープンが待ち遠しい施設といえます。

 開業まで1年近くありますが、オープン時には、東京2020大会の感動に思いをはせつつ、進化を続ける選手たちの戦いを観に遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

■三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG
開業予定時期:2024年春
住所:東京都中央区晴海5-505
アクセス:都営地下鉄大江戸線 勝どき駅より徒歩16分

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