東京にいながら九州旅行!?都内にある九州のおすすめアンテナショップをご紹介

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東京にいながら九州旅行!?都内にある九州のおすすめアンテナショップをご紹介

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逆瀬川勇造

不動産ライター

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全国各地の名産品などを購入して楽しめるアンテナショップ。東京には数多くのアンテナショップが出店しており、気軽に旅行気分を味わえます。本記事では、不動産ライターの逆瀬川勇造さんが東京都内のアンテナショップの中から九州のおすすめショップについてご紹介します。

 全国各地の名産品などを気軽に楽しめるアンテナショップ。

 現在、東京都内には70を超えるアンテナショップが出店しており、各地のPRや観光客の誘致を行っています。

 コロナ禍によって里帰りや旅行に行きにくい状況であったことや、地方創生の観点からアンテナショップの重要性が注目されているともいえるでしょう。

そこで本記事では、東京都内にある九州地方のおすすめアンテナショップについてご紹介していきます。

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レストランも充実(画像:photoAC)



東京にいながら旅行気分!?アンテナショップの魅力

 東京都内に数多く出店しているアンテナショップですが、一体どのような魅力があるのでしょうか。ここではアンテナショップの魅力についてご紹介していきますので、それぞれ見ていきましょう。

・東京にいながら旅行気分が味わえる
・自治体アンテナショップも急増している
・地方のディープなモノに出会える

続々撤退が報じられている自治体運営のアンテナショップ。銀座や日本橋・三越前周辺など立ち寄りやすい場所にあるうちにたくさん通いたい(画像:photoAC)

●東京にいながら旅行気分が味わえる!

 東京にいながらにして旅行気分を味わえるのは、アンテナショップ最大の魅力です。

 アンテナショップでは、旅行に行かなくてもその土地の名産品を楽しめます。特にコロナ禍においては、里帰りや旅行に行きづらかったこともあり、アンテナショップ需要が加速したといえるでしょう。

 また、アンテナショップには観光情報も提供しているケースが多く、予習がてらに利用するという方も少なくありません。また、お土産のリサーチをしたり、旅行から帰ってきてから買い忘れたお土産を探しに行く時にも使えます。

 このように手軽に旅行気分を味わえる点はアンテナショップの魅力といえるのです。

知られざる観光スポットを発掘できる楽しみ。観光パンフレットの写真を眺めるのも楽しい(画像:photoAC)

●自治体アンテナショップも急増している!

 これまでは県単位でのアンテナショップが主体でしたが、近年では自治体単位でのアンテナショップも増加傾向にあります。

 例えば、兵庫県洲本市(淡路島)の「日本橋室町 すもと館」や山形県飯豊町の「IIDE」などは、市町村単位でアンテナショップを出店しています。

 これまでアンテナショップといえば、主に特産品を販売するだけのイメージが強いものでした。しかし現在では、観光だけでなく、移住やビジネス支援といったプロモーションの場としても活用されています。

 こうした動きは、コロナ禍によってより重要視されており、都市部の人々に向けて地方創生につながるような魅力の発信に取り組んでいるのです。

1カ月間だけ見ることのできる山形県飯豊町・白河ダム湖の幻想的な水没林(画像:photoAC)

●地方のディープなモノに出会える!

 アンテナショップでは、地方のディープなモノに出会えるのも大きな魅力でしょう。

 近年では、取り扱う商品を絞ったテーマ型のアンテナショップも増加しており、驚くような特産品に出会えることも少なくありません。

 カフェやレストランを併設するショップも多く、同じ特産品でも季節ごとにメニューを変えて提供するなど、さまざまな楽しみ方ができます。

 このように思いもよらないようなディープなモノに出会えるのも、アンテナショップの魅力といえるのです。

「かごしま遊楽館」では黒豚しゃぶしゃぶや黒豚かつなどが食べられる併設レストランが人気(イメージ画像:photoAC)

九州のおすすめアンテナショップを5つご紹介!

 アンテナショップの魅力についてご紹介しました。

 ここからは九州地方の中からおすすめのアンテナショップを5つご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。

●かごしま遊楽館

 まず、はじめにご紹介したいのが鹿児島県内の特産品を扱う「かごしま遊楽館」です。

 鹿児島県は、和牛オリンピック二連覇の実績を持つ鹿児島黒毛和牛や黒豚といった畜産王国。また、焼酎や伝統工芸品の「薩摩切子」なども有名でしょう。

 かごしま遊楽館では、100銘柄もの本格焼酎をはじめ、加工品や農産物、鹿児島特有の甘い醤油、工芸品の展示・販売など鹿児島を感じられる商品を取扱しています。

 また、2階のレストラン「遊食豚彩いちにいさん」は鹿児島でも人気の飲食店であり、本場の鹿児島の味を手軽に味わえるとして人気です。

■かごしま遊楽館
所在地:東京都千代田区有楽町1-6-4千代田ビル1~3F
TEL:食品販売03-3580-8821/レストラン03-3501-3123
営業時間:【食品販売】10:00~19:00
【レストラン】11;30~21:30(L.O.21:00)
【観光案内・工芸品展示・販売】10:00~18:00
定休日:なし(年末年始を除く)
アクセス:東京メトロ日比谷線・千代田線、都営三田線 日比谷駅より徒歩1分
※イベントや営業時間などの最新情報は公式サイトをご確認ください

九州の厳しくも豊かな自然がはぐくむ食べ物やお酒は種類も多く、知られざる逸品を見つけるのも楽しい(イメージ画像:photoAC)

●新宿みやざき館KONNE

 次におすすめしたいのが、新宿サザンテラス内にある「新宿みやざき館KONNE」です。

 宮崎県の農畜水産加工品を中心に、地鶏の炭火焼きや綾ワイン、本格焼酎といった宮崎ならではの商品を多数取扱いしています。

 テイクアウトコーナーでは、牛乳を長時間煮詰めて作られた「甘乳蘇」を練り込んだソフトクリームや宮崎特産の日向夏やマンゴーなどを使ったソフトクリームが楽しめます。

 館内のルーバーや陳列・飾り棚には、素材生産量日本一を誇る「みやざきスギ」を使用しており、木の持つあたたかみが感じられるのではないでしょうか。

■新宿みやざき館KONNE
所在地:東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス内
TEL:【ショップ】03-5333-7764
【レストラン】03-5308-5200
営業時間:【ショップ】10:00~20:00※テイクアウト19:00まで
【レストラン】11:00~15:00(LO14:30)/17:00~23:00(LO22:00)
【観光案内】10:00~18:00
定休日:年始(1月1日~3日)
アクセス: JR新宿駅南口より徒歩3分
※イベントや営業時間などの最新情報は公式サイトをご確認ください

レストラン内観。日向夏、マンゴー、完熟きんかんなど季節のフレーバーのソフトクリームはテイクアウトできる(画像:宮崎県プレスリリースより)

●銀座熊本館

 熊本県の名水が生んだ球磨焼酎を、特産の馬刺しや辛子蓮根といった熊本名物とともに楽しめるカフェバーも併設されている「銀座熊本館」もおすすめ。

 人気のゆるキャラ「くまモン」のグッズが充実しているのも特徴といえるでしょう。

 熊本の郷土菓子である「いきなり団子」も人気商品。その場ですぐに食べられる温かいタイプと、持ち帰り用の冷凍タイプが用意されているので、ぜひとも熊本のソウルフード「いきなり団子」を味わってみてはいかがでしょう。

■銀座熊本館
所在地:東京都中央区銀座5-3-16
TEL:【ショップ】03-3572-1147
【ASOBI・Bar】03-3572-1261
営業時間:11:00~19:00(カフェバーは12:00~19:00)
定休日:毎月第一月曜日、年末年始
アクセス:JR・東京メトロ有楽町線 有楽町駅数寄屋橋方面出口より徒歩5分
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅C2出口より徒歩1分
※イベントや営業時間などの最新情報は公式サイトをご確認ください

銀座熊本館は東急プラザ銀座の南向かい側にある。2階のバーでは馬刺しや辛子レンコンなどが食べられる(画像:photoAC)

●日本橋 長崎館

 2016年にオープンした「日本橋 長崎館」もおすすめしたいアンテナショップの1つです。

 観光案内から物販、イベント、軽食が楽しめる4つのゾーンに分かれており、いろいろな角度から長崎の魅力を感じられます。

 カステラや長崎ちゃんぽんなど、長崎ならではの商品はもちろんのこと、珍しい商品も多数取りそろえられています。

 店内は季節ごとに変化するため、1年を通じて楽しめるのもポイントです。

 イートインコーナーでは、麦焼酎の発祥ともいわれる「壱岐焼酎」の飲み比べも楽しめるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■日本橋 長崎館
所在地:東京都中央区日本橋2-1-3アーバンネット日本橋二丁目ビル1F
TEL:03-6262-5352
営業時間:10:30~19:30
定休日:年中無休(ビル施設点検日などを除く)
アクセス:都営浅草線・東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅B7出口より徒歩1分
JR・東京メトロ丸ノ内線 東京駅八重洲北口より徒歩5分
※イベントや営業時間などの最新情報は公式サイトをご確認ください

ちゃんぽんはもちろん、壱岐焼酎の麹を使ったクラフトビールなども(画像:photoAC)

●ザ・博多

 「ザ・博多」は福岡選りすぐりの商品を販売しているショップです。

 先に紹介した4つのアンテナショップは、すべて各県が主体となって運営していますが、こちらはいわゆる非公式のショップとなります。

 非公式とはいっても、商品の品ぞろえは豊富。小さな店舗ながら約500アイテムを取りそろえています。

 福岡の人でないと知らないような商品も扱っており、福岡への愛と魅力が詰まったアンテナショップとしておすすめです。

■ザ・博多
所在地:東京都千代田区有楽町2丁目10-1 東京交通会館内B1F
TEL:03-6273-4468
営業時間:10:00~20:00
定休日:交通会館休館日
アクセス:JR 東京メトロ有楽町線 有楽町駅(京橋口・中央口)より徒歩1分

ご当地グルメのもつ鍋や辛子明太子、あまおう苺を使用したお菓子など約500アイテムがそろう(画像:photoAC)

九州の特産品を東京で楽しんでみては?

 本記事では、九州地方のおすすめアンテナショップについてご紹介しました。

 九州はおいしいものも多く、それぞれに違った魅力をもっており、各ショップもその地域の魅力を感じられるショップとなっています。

 旅先を検討する際にも、まずアンテナショップに行ってみてその地方の観光情報や魅力に触れてみるのもおすすめです。

 アンテナショップで気軽に地方の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。

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