20代なら資格やスキルがなくても転職できる！資格よりもポテンシャルが大事

　転職したいけど、スキルや資格がないからと諦めてしまっている人や漠然と不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。

　しかし、20代であれば、転職に有利なこともありますし、まだまだ若いので今後の成長や将来性に期待が持てます。

　今回は、20代で転職活動をする上で大切なポイントやおすすめの職種をご紹介します。

　初めて転職活動をするという人もいると思いますが、そんな方には転職エージェントを活用することをおすすめします。おすすめの転職エージェント5選も紹介しているので、チェックしてみてくださいね。

※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、転職エージェント紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。

　「経験が浅い20代だけど転職できるのかな？」

　「資格もスキルもないけど・・・」

　と、資格やスキルがないと転職できないのではないかと思う方も多いでしょう。

　結論から言うと、20代の転職には資格やスキルは必要ありません。

　その理由を詳しく説明していきます。

　業種や職種により、役立つ資格はそれぞれ異なります。専門職となれば資格は必須ですが、そうでなければ資格は転職時に重視されることはあるものの必須ではありません。

　また、資格を持っているからといって転職先で役立つとも限りません。転職の際に、どの業種・職種を選ぶかで大きく変わります。

　極端な話、薬剤師や看護師などの医療系の国家資格を持っていても、ITエンジニアに募集してしまえば、資格は役に立たないでしょう。

　さらに、志望した企業と自分の資格がマッチしたとしても、実務経験が少ない、もしくはないのであれば評価されない可能性もあります。

　もし、転職先が専門職（医師・薬剤師・電気工事士等）であれば、資格は必要となりますが、事務や営業職などの一般的な職業であれば、資格がなくても仕事はできます。

　資格は持っていれば有利ではありますが、必須ではありません。そのため、企業側もそこまで資格を重視していないので、資格がないから選考に落ちてしまうことはないでしょう。

　20代は若く、将来性に満ち溢れているので、特別なスキルや資格を持っていなくても転職の際には将来有望な人材として見てもらえる可能性が高いです。

　ただ、20代前半と後半で転職方法・転職先から求められるものも変わってきます。特に20代前半は転職の際に第二新卒という枠組みとなるので、企業側から将来性が高く評価されます。

　「20代前半でスキルも資格がないから・・・」「未経験の仕事だし・・・」と気後れしてしまう人もいるかもしれませんが、そんな必要はありません。20代前半だからこそ、未経験でも応募できる求人が多いです。

　20代前半であれば、資格やスキルよりもポテンシャルで評価されるのです。

　業種や職種によっても異なりますが、一般的に年齢が若ければ若いほど転職は有利であり、年齢を重ねるごとに難易度が高くなります。20代前半と後半でも異なり、20代後半となると、資格やスキルを求められることが多くなってくるので、未経験でもOKという職場は少なくなってしまうでしょう。

　20代後半だから転職が楽ということはないですが、30代よりは断然有利であり、29歳と30歳では大きな差があります。

　年齢を重ねるごとに専門的なスキル・経験値を重視されるようになりますが、30代で転職するよりは20代のうちに転職する方が有利と言えるでしょう。

　「資格なし・未経験でも採用してくれる仕事ってあるの？」

　「20代で経験が少なくても大丈夫？」

　と、不安に感じる方もいるでしょう。

　そんな、資格なし・20代未経験でも大丈夫なおすすめの職種をご紹介します。

　インターネットの普及が進み、需要も高まっているITエンジニア。難しそうと思うかもしれませんが、パソコンの使い方が分からない、未経験という方でも始めることができます。

　マニュアルをもとにした研修を受ければ誰でも仕事をできるようになります。職場によっては、しっかりと研修制度も設けているところもあるので、そういった会社であれば安心して始められるでしょう。

　ITエンジニアは資格を持っていなくても働けますし、知識や技術を身につければキャリアアップにもつながります。

　営業職はこれまでの経験や身につけた知識よりも、コミュニケーションスキルや人間性が重要になる仕事です。

　今まで営業したことがない、という人でも大丈夫。特に必要な資格もないので、転職の難易度はそこまで高くないでしょう。

　未経験でも採用している業界は以下の通りです。

• 生命保険業界
• 人材業界
• 不動産業界
• OA機器販売業界 など

　営業職は人とのコミュニケーションが必要となるので、人と話すことにストレスを感じない、話をするのが好きという人におすすめです。

　また、固定給の他にインセンティブが発生することもあり、給与の増加が望めます。インセンティブは出来高のようなもので、自分が営業で得た利益の何割かが給料にプラスされるケースもあります。

　事務職はExcel・Wordといったパソコンの基本操作が行えれば、特別な資格を持っていない未経験でも採用してもらえることがあります。

　コツコツと同じ作業を行える、単調な作業でも苦にならず丁寧にできる人に向いている仕事と言えます。

　残業や休日出勤が少ないので、ワークライフバランスを保つにもピッタリの仕事です。

　また、事務職は女性が多いこともあって、産休や育休など、女性にとって働きやすい環境が整っていることが多いです。

　しかし、人気の職種で離職者が少ないため、少し転職のハードルが高くなっています。

　外資系企業とは、一般的に外国法人や外国人が一定以上の出資を行う日本の企業のことを言います。外資系コンサルは外国資本によるコンサルティング会社で、クライアントの経営上の問題・課題を発見し、解決していく仕事です。

　特に必要な資格はないですが、語学スキルがあると有利でしょう。経験を積んでいくことでキャリアアップも目指せる仕事です。

　しかし、企業によっては完全成果主義であったり、個人の裁量に任されることも多いので、未経験の場合は、しっかりサポートしてくれる企業を選ぶようにしましょう。

　給与が高い外資系コンサルですが、収入を気にしてワークライフバランスが崩れてしまわないように気をつけましょう。

　転職先の一つとして、ベンチャー企業を考える人もいるでしょう。ベンチャー企業は、職種・業種、資格・スキル問わずに20代を積極的に採用しているところが多いです。

　ベンチャー企業への就職直後に収入がアップするのは難しいですが、会社の中核メンバーになれば後々大幅な年収アップが期待できる仕事です。

　また、中にはIPO（新規上場）で社員がビッグマネーを手に入れた楽天やメルカリのような例もあるので、新入社員でも年収アップは十分に見込めます。

　年齢関係なく重要なプロジェクトを任せられることもあり、自分の裁量で仕事を進めていけるので、自由度の高い環境でスキルや経験を積むことができるでしょう。自分の実力や成果次第で報酬が上がっていくので、高収入も夢ではありません。

　しかし、ベンチャー企業は離職率が高い、福利厚生が整っていないなどのデメリットもあるので注意が必要です。

　建設工事現場の技術者の指揮監督として、工事全体を管理しているのが「施工管理者」です。

　不況下の中でも公共事業の案件が次から次へあったりと建築の需要は高いですが、施工管理者の人材は不足しています。一人前の施工管理者を一人でも多く確保したいという希望から、若手の未経験者を育成する企業も増えています。

　専門性の高い仕事のため、すでに資格やスキルを持っている方はキャリアアップできます。現在、資格を持っていなくても実務経験を積みながら資格を取得することも可能です。

　施工管理に限りませんが、建設業界は平均年収が高めとなっています。建設業界の平均年収は約560万円で、他の職種よりも約100万円ほど高くなっています。賃金が高いのは魅力の一つでしょう。

　Webマーケティングとは、その名の通り、Webを利用してマーケティングを行うことです。

　ホームページやブログといったWebサイトからのユーザーの流入経路・離脱率・回避率などの分析・改善を繰り返し、Webサイトの登録者数やページ閲覧数の増加を図ります。

　最近ではソーシャルメディアマーケティングといって、SNSを利用して、多くの人に知ってもらう機会を増やし、ユーザーの満足度を高める戦略を行うこともあります。

　特にこれといった資格は必要ありませんが、マーケティングに関しての総合的な知識・Webサイトについての知識は身につけておく必要があります。

　Webマーケティングは「データ」をしっかり「分析」する必要があります。毎日の取り組みによって、目に見えて数字が変化します。仕事の成果も実感しやすいので、やりがいを感じる人が多いでしょう。

　資格・スキルのない20代が転職を成功させるには？

　その方法を六つのポイントに分けてご紹介します。

　企業に自分を知ってもらうためには自己分析が必要となります。

　そもそも自己分析とは、“自分を探る”さらにもっと細かく言えば、“自分を客観的に評価する”ことです。

• 自分の長所・短所は？
• 今までどのようなことをしてきたか？
• 過去のどのような経験から、今の自分というものになったか
• 今後の課題は？
• 将来をどのようなことをしたいか

　といった内容を突き詰めていく作業を自己分析と言います。

　そもそもなぜ自己分析が必要なのでしょうか？

　転職活動であなたを評価するのは客観的な第三者です。今まで接点のなかった企業に採用してもらうには自分のことをしっかり理解してもらう必要があります。

　第三者に自分のことを理解してもらうためには、まずは自分自身のことを理解しなければいけません。

　つまり、自分を理解することと、相手に自分を理解してもらうことはつながっているのです。

　自己分析は自分自身についての理解を深めるとともに、相手に自分を理解してもらうための作業でもあると言えます。

　面接を受ける企業については徹底してリサーチする必要があります。

　その会社を調べることで、企業の事業内容やどのような人を企業側が求めているのかを把握することもできます。

　毎日の仕事に追われて、企業のリサーチをほとんど行わずに面接に臨んでしまう20代も多いのではないでしょうか。

　企業先の理念・求める人物像を知ることはもちろん、企業の沿革・事業内容を把握して面接でアピールすることで、志望度の高さをより伝えられるでしょう。

　面接官の好印象にもつながるので、面接を受ける企業のリサーチを行った上で面接に臨むようにしましょう。

　転職先に求める条件が高くなればなるほど、失敗しやすくなります。大手企業ばかりを狙っていると転職先がなかなか決まらないなんてことになりかねません。

　確かに大手企業の方が仕事の質が高く、よりよいキャリア形成が望めるでしょう。加えて、給与が高く、福利厚生も整っているでしょう。。

　しかし、大手企業にはたくさんの人が応募しているので、倍率が高く、転職者のスキルも高いものが求められます。

　さらに、大手企業は新卒で若い人材を多く採用しているので、中途採用となれば一定水準のスキルがなければ就職するのはかなり難しくなってしまいます。

　簡単に転職できるだろうという安易な考えで中小企業に応募する方も、いるかもしれません。しかし、考えが浅いと転職先がイメージと違い、仕事が長続きしない可能性もあります。

　転職先に求める条件として譲れない部分はどこか、自分の中である程度はっきりさせて、安易に妥協しないようにすることが大切です。

　働きながらの転職活動は時間に余裕がなく、体力的にも精神的にも気力が必要となるでしょう。しかし、転職活動は、在職期間中にすることをおすすめします。

　その理由としては経済面での心配がないからです。

　どんな状況であってもお金がなければ生活は厳しくなります。在職しながらであれば、その点において心配はありません。

　さらに精神的にも余裕を持って行動できます。「転職がうまくいかなかったら、現職に残る」という選択も可能です。

　無職で転職活動して、うまくいかなかったときのダメージはとても大きく、心の余裕もなくなります。

　ある程度、心に余裕を持つためにも在職したまま転職活動する方がいいでしょう。

　もしも、転職したいと少しでも考えているのであれば早めに行動することが大切です。

　「資格もスキルもないから不利なのでは？」と考える人もいるかもしれませんが、企業側が20代に求めるものはスキルや資格よりも、「今後の成長」です。

　

　20代には若さがあり、今後会社で活躍する可能性を秘めています。スキルや資格は転職してからでも身につけられます。

　しかし、20代前半と後半では企業側が求めるものも変わってくるので、転職活動を始めるなら、なるべく早め、1歳でも若い方が有利です。できるだけ早く行動しましょう。

　20代の転職活動には、「転職エージェント」を利用することをおすすめします。転職エージェントでは、書類添削や面接対策などのサポートを行っています。

　書類選考を通過しやすい履歴書や職務履歴書の書き方を教えてくれるほか、よく聞かれる質問や受け答えの仕方、面接でのマナーについても指導してもらえます。

　書類選考・面接は転職活動において避けて通れない部分ですから、しっかりサポートを受けて有利に進めていきましょう。

　ここからは、転職活動に役立つ転職エージェント5選をご紹介します。自分に合ったものを見つけて、これからの転職活動に生かしてくださいね。

• リクルートエージェント
• マイナビジョブ20s
• doda
• ワークポイント
• マイナビエージェント

　あなたが20代であれば、自分が思っている以上に多くの選択肢があります。

　希望次第では、未経験の仕事に挑戦できたり、これまでの仕事を生かして年収アップを狙うことも可能です。自分の視野を広げるためにもエージェントを活用することをおすすめします。

　また、キャリアアドバイザーと話すことで、これまでの経験を振り返り、自分の強みやスキルを洗い出すことができます。

　「自分には強みなんて・・・」と思っている人もいるかもしれませんが、実はあなたにもアピールできる部分が十分にあります。そのような強みを見つけ出すためにも、転職エージェントを活用しましょう。

サイト名	特徴	求人数	運営会社
リクルートエージェント	転職成功実績第1位 ▶公式サイト	604,776件 （非公開も含む）	株式会社リクルート
マイナビジョブ20’ｓ	20代既卒、第二新卒・未経験OKの求人 ▶公式サイト	3,921件	株式会社マイナビワークス
doda	サポート期間は無制限 ▶公式サイト	216,271件 （非公開も含む）	パーソルキャリア株式会社
ワークポート	ITやWeb系の求人に強い ▶公式サイト	64,205件	株式会社ワークポート
マイナビエージェント	20代・第二新卒に向けてサポートが充実 ▶公式サイト	63,066件 （非公開も含む）	株式会社マイナビ

　「20代で経験が浅いのに転職なんて・・・」

　「資格やスキルも持っていない私を採用してくれるところなんてあるの？」

　と、不安に思うかもしれませんが、20代の転職は30代よりも有利なんです。

　今後の成長や将来性を期待できる20代は企業側にとって、非常に魅力的な人材です。

　とはいっても、ポイントを押さえなければ転職活動は、うまくいきません。

　転職エージェントを活用しながら、自分に合った業種・職種を選ぶようにしましょう。