健康管理について意識していることはありますか?コロナ禍の影響による運動不足や、肥満が生活習慣病につながるという情報などにより、健康への意識は高まっています。しかし普段の生活で、自分で健康管理をしたいと考えていても、実践するのがなかなか難しい方も多いでしょう。
健康を管理し、病気にならないためには、免疫力の強化といった、普段から病気になりにくい取り組みを続けることが大切です。難しい方法は続きにくいので、無理なくカンタンにできる健康管理の方法を紹介します。さらに、自分で健康管理する方法や健康に関する知識を幅広く学べるおすすめの講座を紹介します。
健康管理を自分でするために必要なこと
自分で健康を管理するためには、「栄養」「運動」「休養」の3つが必要です。特に最近は、コロナ自粛で外出を控えて運動不足になり、生活のリズムが崩れて寝不足になり、食生活もおざなりになりやすい状況ではあります。
しかし原因はコロナによる影響だけではなく以前から、忙しい現代では栄養不足、運動不足、休養不足になりやすいのです。生活の乱れの積み重ねが、生活習慣病などの病気や、肥満、肌トラブル、冷えなどさまざまな不調につながっていきます。
自分で健康管理するためには、普段の生活で「栄養」「運動」「休養」を整えることが何より大切です。
健康で意識していること、実践していること
料理写真共有アプリ「Snap Dish」を運営するヴァズ株式会社が、2019年5月10日~2019年5月17日に431名を対象に健康に関する調査を行いました。
「自分や家族の健康をどのくらい気にかけているか?」という質問には、「気にかけている(とても気にかけている、まあまあ気にかけているの合計)」という回答が96%を超えました。さらに、「健康のために意識していることは何ですか?」という質問に対する上位の回答結果は、「食生活」が91.6%、「睡眠」が63.3%、「運動」が51.7%でした。
健康のために食生活、睡眠、運動を多くの方が意識していることが分かります。しかし意識していても、仕事や家庭が忙しく、「食生活」「睡眠」「運動」の管理をなかなか実践できていない現状もあるでしょう。
健康管理チェックシート
健康管理のチェックリストを作成しました。自分の生活を思い出して、チェックしてみてください。
「栄養」
- 食事の時間が不規則
- 野菜や果物の摂取量が少ない
- インスタント食品を食べることが多い
「運動」
- 座ったり横になっている時間が長い
- 運動習慣がない
- 体力が低下していると感じる
「休養」
- 睡眠時間が7時間以下
- 寝つきが悪い
- 目覚めがすっきりしない
- 疲れがとれていない
上記は健康管理チェックの一例ですが、チェックが多い人ほど生活が乱れているといえます。健康管理は、日々の生活を整えることが不可欠です。生活習慣を見直していきましょう。
生活を見直してしっかり健康管理
普段の生活の中で、「栄養」「運動」「休養」のすべてをしっかりコントロールできている人は少ないでしょう。コロナの影響はもちろんですが、デスクワークの多い現代人はもともと運動不足になりがちで、忙しい合間に摂る食事もバランスを欠いたものになっていることが多いもの。しかし、健康づくりのためには改善が必要です。
「栄養」「運動」「休養」それぞれのポイントを以下で紹介するので、生活に取り入れられるものから実践し、習慣を見直していきましょう。
栄養を自己管理する
中国で言われていた「薬食同源」という言葉から、同じ意味の「医食同源(いしょくどうげん)」という言葉が日本で作られました。「医食同源」とは、食事は医療や薬と同じくらい大切という意味です。人間の体は食べたもので作られていくので、健康管理のためには、食事を通じて栄養を自分で管理することが欠かせません。
栄養のポイントは、主食・主菜・副菜・汁物・果物などをバランスよく食べることです。その際に、以下の5大栄養素をまんべんなく取ることもポイントです。
- 炭水化物(ごはん・パン・麺類・いもなど):体のエネルギー源
- タンパク質(肉・魚・乳製品・大豆など):体をつくる
- 脂質(オイル・アーモンドなど):エネルギー源、細胞膜を形成する
- ビタミン(野菜・果物など):代謝を助ける、体のバランスをとる
- ミネラル(海藻・野菜・果物など):体のバランスをとる
これさえ食べれば大丈夫という食材は、存在しません。さまざまな食材をバランスよくとることが大切です。そして、毎日完璧でなくてもいいので、数日間に平均してバランスがとれるように栄養をとりましょう。
運動を自己管理する
現代人は車や電車移動などで、日常生活で歩くことが少なく運動不足が危惧されてきました。さらにコロナによる自粛の影響で、運動不足の方が増えています。
国は「健康日本21」において、日常生活における歩数の指標を男性は9,200歩、女性は8,300歩と定めています。しかし、2020年に行われた調査では、1日3,000歩未満の方が約3割いることが分かりました。毎日目標歩数を達成するのは難しくても、一駅手前で降りる、近くに買い物に行くときは車を使わないなど、歩くように心がけましょう。
おすすめの運動は、有酸素運動と下半身の筋肉を鍛える運動を組み合わせる方法です。有酸素運動は、ウォーキングやゆっくりのジョギングなどを無理のない程度に行いましょう。下半身の筋肉を鍛えるには、スクワットなどがおすすめです。
休養を自己管理する
毎日、十分な睡眠時間を確保できていますか?成人に必要な睡眠時間は年齢により多少異なりますが、7〜8時間が目安です。日本人は、世界の国々と比べ睡眠不足の人が多いといわれています。
また、睡眠時間を確保できてもぐっすり眠れないと疲れはとれません。
短時間しか睡眠時間を確保できない現代人、ストレスを感じやすくぐっすり眠れないい現代人は、質の高い睡眠をとることが重要です。
そこで質の良い睡眠を取るためのポイントを、いくつか紹介します。
- 起きる時間・寝る時間をなるべく一定にする
- 朝起きたら、太陽の光を浴びる
- 寝る1~2時間前からスマホやPCは触らない
- 寝る2~3時間前にぬるめのお湯でゆっくり入浴する
- 着心地のいいパジャマを着る
睡眠以外でも、休養の時間を設けるのが大切です。日々忙しく仕事や用事に追われている方は、休日にスマホの電源を切って、自然の中を散歩したり、趣味に没頭するなどリフレッシュする時間を意識して作りましょう。
健康を自己管理する方法を学ぶ
「栄養」「運動」「休養」それぞれについて、健康管理のために習慣にできると良いポイントを説明しました。しかし、日常生活にすべてを取り入れるのは難しいでしょう。具体的に何をどう取り入れればいいのか、悩むところではないでしょうか。
最近は、健康を自己管理する方法を学べる講座がいくつもあります。数ある講座の中から、健康管理に関する知識を学んで終わりではなく、日々の健康法である「養生(ようじょう)」が身につく講座を紹介します。
健康ソムリエ講座
健康ソムリエ講座は、なんとなくの不調(不定愁訴:ふていしゅうそ)に対する対策を現代医学と伝統医学の両方から学べる講座です。病名はつかないような、「なんとなく不調だ」という状態を伝統医学では「未病(みびょう)」と呼びます。
現代医学は病気の発見や治療は得意ですが、未病へのケアはあまり得意ではありません。一方、伝統医学は、未病のケアを得意としています。健康ソムリエ講座では、現代医学の知識や強みと、伝統医学の考え方やケアの両方を学べます。
健康でいるためには、自分の健康がどのような状態か知り、健康を維持するための正しい習慣を積み重ねることが大切です。正しい習慣も、人それぞれ体質や体調によって異なります。自分や身近な人の健康を守るために、正しい知識や習慣を学び実践していきましょう。
講座内容の一例
講座では非常に多くの内容を学びます。ここでは、その一例を紹介します。
- 中医学の基礎
- アーユルヴェーダ
- 陰陽について
- ホメオスタシス
- 経絡
- 自律神経のバランス
- 健康診断の結果について
- 基礎体温
- 気血水について
- 免疫力の低下による不調
- 冷えと女性特有の病気
- あたためる養生法
- 食物の味と効能
- 生薬の働き
- 未病チェック
- 正しい姿勢
- 筋肉の役割
- 下半身の筋力強化法
- 呼吸法
- マインドフルネス
カリキュラム紹介
健康ソムリエ講座
公式サイト
健康ソムリエ講座のカリキュラムは、理論と実技からなっています。理論で学べるのは、健康な状態を知る、心と体のバランスを整える方法、体を温める食事方法などです。実技は、薬膳茶のブレンド、体をあたためる動き方・休み方などを学びます。
講座で使うテキストは、健康ソムリエ公式ガイドライン、そしてサジェスママンの2冊です。健康ソムリエ公式ガイドラインは、臓器の働き、自律神経やストレスの仕組など現代医学と伝統医学の両面から、健康について正しい知識を学びます。サジェスママンは、養生法を紹介したテキストです。体調や季節に合わせた食材の選び方や、筋肉や骨を鍛える運動方法、効果的な睡眠をとる方法など健康を維持するための「栄養」「運動」「休養」のポイントを学べます。
講座は2日間か3日間の対面講座もしくは、e-learning講座から選択可能です。e-learning講座は3カ月の期間内に自分のペースで学びを深めていけます。
健康ソムリエ講座の講師は、石原新菜医師と岡田むつみさんです。石原医師は、温活の第一人者として知られ、テレビやラジオ、講演、執筆など幅広く活躍しています。岡田さんは、正しい姿勢や呼吸法を担当する実技指導士です。
公式サイト
講座名 | 健康ソムリエ講座 |
取得できる資格名 | 健康ソムリエの認定 |
受講期間 | ・対面講座:計3回 ・e-learning講座:3カ月 |
上位資格 | – |
試験方法 | – |
試験会場 | web試験 |
受験料 | 受講料に含まれる |
合格基準 | 公表なし |
合格率 | 公表なし |
講座運営会社 | オアシス株式会社 |
サポート体制 | 対面講座かe-learning講座基礎から実技の応用までを講座受講後もしっかりサポート |
サイトURL | 公式サイト |
こんな人におすすめ
- 健康とはどのような状態か学びたい人
- 健康を維持する方法を知りたい人
- 自分や家族の健康を守りたい人
- 伝統医学に興味がある人
- 現代医学と伝統医学の両方の良さを取り入れたい人
- 健康に関する知識を仕事に生かしたい人
- 無理なく健康づくりの習慣をつくりたい人
- 生活に薬膳を取り入れたい人
公式サイト
講座を修了すると「健康ソムリエ」の資格が取得できる
健康ソムリエ講座を修了し、資格取得試験に合格すると「健康ソムリエ」の資格が取得できます。試験は、1.5時間の筆記試験です。対面講座を受講した方も、e-learning講座を受講した方も、試験はWebで行われます。
健康ソムリエの資格を取得すると、台湾や香港で本場の養生が学べるツアーへの参加や、仲間とともに知識を深め続けていく環境が用意されています。
健康管理以外にもさまざまな可能性がひろがる
健康ソムリエ講座は、自分や家族の健康管理以外にもさまざまなところで役立ちます。例えばエステティシャンの方は、お客様に自宅でできる運動や食事の方法を教えて差し上げると喜んでもらえるでしょう。その他にも、飲食関係の方は薬膳レシピの開発などに生かすなど、講座で学び資格を取ることで可能性はどんどん広がります。
健康ソムリエ講座で学んだことが生かせる仕事はそのほかにもさまざまです。
- 医療関係
- 福祉関係
- 教育関係
- 料理関係
- 美容関係
- スポーツ関係
まとめ
健康管理には「栄養」「運動」「休養」が欠かせません。実際に健康のために食生活や睡眠、運動を意識している方も多くいらっしゃいます。しかし、忙しい日々の中で徹底しておこなうのは難しいでしょう。
そこで、健康について現代医学と伝統医学の両方の知識を学び、健康を維持するための養生法を習得できる「健康ソムリエ講座」を紹介しました。なんとなくの不調を抱えたままにせず、心や体と向き合って、健康な状態を目指しましょう。
そして健康ソムリエ講座で学ぶと、自分や大切な人の健康管理はもちろん、さまざまな可能性が広がります。今の仕事にプラスで生かせたり、健康の知識を伝える新しい仕事を始めるのもいいですね。健康の知識は一生ものです。健康管理術を身につけて、長く健康で楽しく日々を過ごしていきましょう。