フォーサイトは、数ある行政書士講座の中でも、テキストのクオリティが高く、初学者でもわかりやすいと人気の高い通信講座です。実際合格率は毎年平均合格率をかなり上回っているようで、受講を考えている、という人も多いのではないでしょうか?
しかし、あまりに良い評判が多く、いまいち本当か信用できない人もいると思います。そこで本記事では、フォーサイト行政書士講座の評判について、実際の口コミをあわせて解説します。フォーサイト行政書士講座のマイナスポイントや、おすすめのコースについても解説するので、行政書士受験生はぜひ参考にしてください。
※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、スクール紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。
フォーサイト行政書士講座の口コミと評判
では早速、フォーサイト行政書士の口コミと評判を紹介していきます。
勉強仲間の存在が力になった
通信講座は勉強仲間の存在が見えづらいです。ゆえに、孤独を感じやすかったり、切磋琢磨する仲間がおらずモチベーションが低下してしまいがちです。しかし、フォーサイトは勉強仲間の存在を感じられるシステムになっているようです。
”確認テストはオンラインゲーム感覚で遊べたので、全国の受験生の存在も感じることができモチベーションの維持に役立ちました。
質問に対し丁寧に寄り添って下さる先生方、同じ志をもって勉強をしている仲間の存在があったからこそ継続できたのかもしれません。”
確認テストはフォーサイトにおけるeラーニングのシステム、ManaBunから受けられます。ManaBunにはチャット機能やほかの受講者の正答率を知れるeライブスタディがあるので、仲間と一緒に勉強している感覚が味わえるようです。
フォーサイトのテキストは分かりやすい
フォーサイトは、テキストの内容が分かりやすく評価も高いです。その証拠に、2021年度合格者200名のうち、95%がフォーサイトのテキストに対して非常に満足/満足と回答しています。
”テキストがとにかく秀逸!!この内容と過去問演習で、間違いなく合格できます!
法学部ではなくても、むしろ高卒であっても、法律初学者でも、フォーサイト教材で一発合格可能です!素晴らしいテキスト、過去問集を信じて学習を継続してください。福澤先生、本当にありがとうございました!! ”
テキストは、学習を進めていくうえでもっとも重要な教材です。フォーサイトの教材は、資格通信講座では珍しいフルカラーで、視覚的に分かりやすいように作られています。
初学者だけど半年で合格できた
フォーサイトは、初学者の合格者も多数輩出しています。行政書士の平均受験回数は2~3回であり、初受験、それも法律初学者が合格するのは非常に困難です。しかし、フォーサイトには、初学者でも半年で合格できた、という声が寄せられています。
”法律初学者の私が半年で合格出来たのは、フォーサイトのおかげです。
行政書士の資格取得に向けて学習を始めようと思い、会社員で資格学校に通う時間がないため独学か通信講座かで迷った末に多少高くなっても通信講座のフォーサイトを選んだのは最短で合格したいと考えたからです。
結果はギリギリでしたが、初めての試験で合格することが出来ました。”
フォーサイトは、合格だけを目標にし、学習範囲を必要最低限に絞っています。本当に重要なところだけを重点的に学習できるフォーサイトだからこそ、初学者でも少ない時間で合格できたのでしょう。
福澤講師がおススメ
フォーサイトの中でも特におすすめは、福澤繁樹講師の講義です。ユーモアを交えながら簡潔に分かりやすく解説をしてくれるので頭に入りやすいと評判です。
”福澤講師の講義は、難しい内容も噛み砕いて教えてくださり、面白い例えをしてくださるので、クスッと笑ってしまうことも。講義のスピードも変えられるし、聞き逃してもすぐ見返せるのが通信講座の魅力でした。”
ただ教材を読むだけの授業では理解度も深まりませんし、頭にも入りません。福澤講師は、受講生を飽きさせない工夫をしつつ、わかりやすい授業を実現しているようですね。
フォーサイトは通勤時間に勉強ができる
フォーサイトはeラーニングシステムが充実しているため、通勤時間などの隙間時間を活用して勉強できます。実際に通勤時間をフル活用して合格した、という人の声を紹介します。
”通勤時間が主な勉強時間でした。片道一時間、往復二時間の通勤時間を無駄にしたくないと、勉強を開始しました。携帯で講義動画が観られて便利でした。行きの電車で講義動画を観て、帰りの電車でテキストを読む。この繰り返しで勉強を進めて行きました。電車内では睡眠学習になってしまうことも多かったですが、とにかく忘れても良いから回数を重ねていけるように努力しました。”
働きながらの受験、特に今回紹介した方のように通勤時間が長い人は、勉強時間を捻出するのはなかなか難しいでしょう。フォーサイトのように、スマホで勉強できる通信講座なら、このように通勤時間を活用できます。
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フォーサイト行政書士講座の人気の秘訣を調査
フォーサイトの合格体験記には、ここまでに紹介したもの以外にも、たくさんの好意的な口コミが寄せられています。では、フォーサイト行政書士講座はなぜ人気があるのでしょうか?
分かりやすいフルカラーテキスト
先程の口コミでもあったように、フォーサイトのテキストは、受講生から高い支持を集めています。その理由として以下の4点が挙げられます。
- フルカラー
- 図表・フローチャート・イラストを活用
- 合格点主義
- テキスト分析・改訂システム
フルカラーテキストは、ただカラフルなだけではなく、重要箇所が分かりやすいように色分けされています。また、文章だけでは理解が難しい箇所は、図表やフローチャート、イラストを利用して解説しています。そのため、視覚的にも分かりやすいテキストに仕上がっています。
フォーサイトの最大の特徴は、合格点主義です。合格点主義とは、合格に必要な最低限の知識のみを掲載し、出題頻度が低い箇所は切り捨てる方針のことです。満点主義=出題範囲すべてが掲載されているのは、安心感はありますが、覚えることが多く取っつきにくいという欠点があります。つまり、フォーサイトの合格点主義は、法律初学者でも苦手意識が生まれづらく、理解しやすいようにと考えられたものなんです。
では、記載する範囲はどのように決めているのでしょうか?
フォーサイトでは、独自のテキスト分析・改訂システムを利用しています。講師の経験談や勘をもとに制作すると、主観が入るため正確性に欠けてしまいます。合格点主義では出題範囲の見極めが最重要視されるので、データをもとに範囲を決定しているんですね。
全国平均を大きく超える合格率
合格率が非常に高い点も、人気の秘訣の一つです。全国平均合格率が12.13%に対して、フォーサイトの受講者の合格率は4倍以上の54.1%もあります(2022年度)。2022年度がたまたま合格率が高かった、というわけではなく、2017年度以降はずっと合格率40%前後をキープしています。
本試験レベルの模擬試験
フォーサイトには、本試験と同じ出題形式の模擬試験があります。模擬試験の回数は、基礎レベルと本試験レベル各1回ずつの計2回。受験料は2回あわせて10,800円ですが、バリューセットと過去問講座の受講料には受験料も含まれているため、各講座の受講者は、追加で受験料を支払う必要はありません。
フォーサイトは通信講座なので、受験場所は自宅です。一般的に自宅試験は、本試験と同じような緊張感を味わえない点がデメリットだといわれています。しかし、フォーサイトの模擬試験には、試験開始・終了を知らせてくれるライブ配信があります。YouTubeライブでは同時接続者数が表示されます。そのため、他の受験生の存在を意識でき、試験へのモチベーションがアップするのではないでしょうか。
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フォーサイト行政書士講座のマイナスポイント
ここまで人気の秘訣を紹介してきましたが、ここからはフォーサイトのマイナスポイントとして、次の4点について解説していきます。
- 教材の網羅性が足りない
- 費用が高い
- 過去問の講義解説が一部のみ対応
- 講義時間が短い
教材の網羅性が足りない
フォーサイトの教材は合格を目標に作られているため、試験にほとんど出ないと判断された範囲は記載されなかったり、詳しく掘り下げられなかったりします。そのため、応用や難問を網羅できていないことがあります。つまり、フォーサイトのみで勉強していた場合、本試験で全く知らない部分が出題される可能性があるということです。
ただし、行政書士の合格点は300点中180点と低めなので、必ずしもすべて網羅する必要はありません。むしろ、法学の知識があまりない場合は、応用や難問に手を付けるよりも、基礎を徹底的に固める方が合格への近道です。
費用が高い
中には5万円未満の通信講座もあるため、フォーサイトは費用が比較的高いとされることもあります。確かに、一番上のコース、バリューセット3は10万円近くかかるため、安いとは言えません。しかし、教育訓練給付制度などを利用すれば、かなり費用を抑えられます。また、15万円以上かかる通信講座もあることから、特別高額というわけではなさそうです。
会社名 | コース名・料金 |
---|
フォーサイト
| 行政書士通信講座 ・バリューセット1 :54,800円 ・バリューセット2 :76,800円 ・バリューセット3 :94,800円 |
スタディング
| 行政書士合格コース ・ミニマム:34,980円 ・スタンダード:44,000円 ・コンプリート:59,400円 |
アガルート
| ・入門総合ライト:208,000円 ・入門総合フル:238,000円 ・中上級総合ライト:316,800円 ・中上級総合フル:360,800円 ・上級総合ライト:217,800円 ・上級総合フル:261,800円 |
過去問の講義解説が一部のみ対応
過去問講座の総講義時間は、860分で一部の年度にしか対応していません。1問解説するのに5~10分かかると想定すると、だいたい2年分くらいしか解説できません。しかし、過去問演習を2年分のみにするわけにもいかないので、問題によっては解答だけ説明され、解説を飛ばされてしまうことがあります。そのため、講座で解説が聞けなかった部分に関しては、質問しないといけないようです。
”とりあえず今日のところはフォーサイトの過去問を説いて解説を聞いてるけどなんというか初学者向けじゃないよね、これ 知ってて当然みたいな解説をされても普通にわからんって”
(Twitterより引用)
>>フォーサイト以外の行政書士予備校をチェックする
講座時間が短い
フォーサイトは学習の範囲が絞られているため、講座時間が短くなっています。伊藤塾やアガルートといった他の行政書士通信講座が200~300時間あるのに対して、フォーサイトは全講義あわせて70時間程度しかありません。
ただし、講義時間の短さは短期合格を目指せる点、アウトプットに時間を割ける点ではメリットだとも言えます。インプットに時間をかけたいのか、アウトプット重視で学習を進めたいのか、どちらの学習スタイルが自分に合っているかを見極めて講座を選びましょう。
会社名 | 講座時間 |
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フォーサイト
| 合格講座:90分 入門講座:95分 基礎講座:約47時間 過去問講座:約14.5時間 直前対策講座:約5時間 |
スタディング
| 【ミニマムコース】 基本講座:約34時間 【スタンダードコース】 基本講座:約34時間 過去問解法講座:22時間 記述式解法講座:約14時間 【コンプリートコース】 基本講座:約34時間 過去問解法講座:22時間 記述式解法講座:約14時間 合格のための論点200:約13時間30分 |
アガルート
| ・入門総合ライトカリキュラム:約266時間 ・入門総合フルカリキュラム:約340時間 ・中上級総合ライトカリキュラム:約320時間 ・中上級総合フルカリキュラム:約395時間 ・上級総合ライトカリキュラム:約132時間 ・上級総合フルカリキュラム:約206時間 |
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フォーサイト行政書士講座のコースまとめ
フォーサイトには、単科講座とバリューセットがあります。単科講座には、基礎講座、過去問講座、直前対策講座、ペースメーカー答練講座の4種類があり、バリューセットは単科講座のお得なセットです。各講座の特徴とおすすめな人について解説していきます。
まず基礎講座は、基礎を重点的に効率よく学習したい、初学者におすすめの講座です。テキストは7冊で映像授業が受けられます。
過去問講座は頻出問題を網羅した、問題演習がメインのコースです。過去問題集8冊や映像授業、再現問題などがセットになっています。受験経験者など、基礎の受講が必要ない人は、過去問講座のみでも良いでしょう。
直前対策講座は、試験直前の総まとめとして役に立つコースです。直前対策講座には記述問題対策編、一般知識対策編、択一対策編の3種類あり、それぞれ10,800円、3コースセットで27,800円です。
ペースメーカー答練講座は、本試験の出題形式に沿った問題で、本試験を見据えた学習ができるコースです。問題数は本試験の半分の30問。苦手の補強や得点力アップを目指したい人におすすめのコースです。
講座名 | 特徴 | 料金 |
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基礎講座 | テキストと講義で内容を早く、正確に理解し、基礎知識を身につける。 | 51,800円 |
過去問講座 | 問題集で知識をアウトプット。本試験に対応する回答力を身につける。 | 51,800円 |
直前対策講座 | 多くの受験生が苦手とする分野の対策講座。 | 10,800円 |
ペースメーカー答練講座 | 本試験の出題形式そのままに、全60問を30問に圧縮。 | 21,800円 |
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【ULM編集部解説】バリューセットはどれがいい?
バリューセットには1~3まであり、それぞれセットになっている講座の種類と、無料質問回数が違います。ここからはそれぞれの特徴と、選び方を解説していきます。
まずバリューセット1は、もっともシンプルなコースで、基礎講座と過去問講座、eラーニングがセットになったコースです。無料質問は10回までで、基礎部分を一通り学習したい人におすすめです。
バリューセット2は、バリューセット1の内容に直前対策講座(3種類すべて)を追加したセットです。質問回数は1より5回増加して15回。記述問題75問、択一問題1,000問と満足できるボリューム感になっています。
バリューセット3は、バリューセット2の内容に、ペースメーカー答練講座、過去問一問一答演習を加えたセットになっています。質問回数はバリューセット2より10回増加した25回で、全額返金保証の対象になっているコースです。
合格に最低限必要な問題の量は、バリューセット2です。バリューセット1でも一通りの学習はできますが、記述式の問題量が少なく、総まとめや復習ができないので、バリューセット1のみでは心もとないでしょう。もし、バリューセット1を受講する場合は、他の問題集を併用することをおすすめします。
一番人気のコースはバリューセット3です。バリューセット3はバリューセット2に比べ2万円ほど高くなります。しかし、バリューセット1とバリューセット2の価格差2万2,000円より安いことと、内容の濃さを加味すればお得なコースではないかと思います。とはいえ、10万円近い受講料はネックになるかと思います。したがって、受講料をあまりかけたくない場合はバリューセット+市販の問題集、フォーサイトだけで合格を目指したい場合はバリューセット2、確実に合格したい場合はバリューセット3を選ぶと良いでしょう。
講座名 | バリューセット1 | バリューセット2 | バリューセット3 |
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基礎講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
過去問講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
直前対策講座 | – | 〇 | 〇 |
ペースメーカー答練講座 | – | – | 〇 |
過去問一門一答演習 | – | – | 〇 |
全額返金保証 | – | – | 〇 |
無料質問回数 | 10回 | 15回 | 25回 |
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フォーサイト行政書士講座をおトクに受講する方法
フォーサイトは、お得なキャンペーンやクーポン、返金保証などが充実しています。
期間限定キャンペーンを活用する
フォーサイトでは、不定期でキャンペーンを開催しています。明確にどの時期に開催されているかは紹介できませんが、1・4・9月には新春・春・秋の全講座キャンペーンが開催されていることが多いです。また、11月の本試験直後には本試験お疲れ様キャンペーン、1月の合格発表直後にはチャレンジキャンペーンがよく開催されます。
キャンペーンが開始されると、トップページに掲載されます。不定期開催なので、詳細は公式サイトをご覧ください。
教育訓練給付制度を利用する
教育訓練給付制度とは、ハローワークから修了までに払った学費の20%を受け取れる制度です。行政書士講座では、バリューセットの1〜3が対象です。教育訓練給付制度の給付対象は、以下の通りです。
【初利用の場合】
- 受講開始時点で、通算1年以上雇用保険の一般被保険者である
- 受講開始時点で一般被保険者ではないが、一般被保険者であった日から1年以内かつ一般被保険者の期間が通算1年以上
【2回目以降の場合】
- 受講開始時点で、前回の受講開始日から通算3年以上雇用保険の一般被保険者である
- 受講開始時点で、前回の受給決定日から通算3年以上雇用保険の一般被保険者である
もし自分が受給対象かわからない場合は、ハローワークにて確認できます。
会社名 | 教育訓練給付金対象講座 |
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フォーサイト | バリューセット1・2・3 |
スタディング | 対象外 |
アガルート | 対象外 |
全額返金保証を利用する
バリューセット3は、一定の基準を満たしていて、かつ不合格なら受講料が0円になる全額返金保証の対象です。合格ではなく不合格が返金保証の対象なので、心理的負担が軽減され、2年目以降も継続しやすくなります。全額返金保証の条件は、以下の通りです。
- すべての確認テストで100点を獲得する
- 年度ごとに指定された順位(全国平均合格率の2倍)以内に入る
- 「一般知識」で24点以上を取得し、かつ合格基準点の85%以上を獲得する
- 合格発表後、必要書類の提出と教材の返送を行う
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フォーサイト行政書士講座を受講する前に知っておきたいこと
通信講座を利用するなら、できる限り費用を抑えたいところです。では、行政書士講座が安い時期はあるのでしょうか?また、フォーサイト以外にも教材を揃える必要はあるのでしょうか?
行政書士講座が安い時期はある?
先程、キャンペーンをよく開催している時期として1・4・9・11月を挙げました。しかし、毎年その時期に開催すると決まっているわけではありません。そのため、キャンペーンの時期を狙って受講を開始するのは難しいでしょう。
キャンペーンの開催を待って勉強開始時期を遅らせていては、合格が遠のいてしまいます。したがって、勉強を始めたいと思った時期が受講開始に最適な時期だといえるでしょう。
フォーサイトだけでは受からない?
フォーサイトのマイナスポイントとして、教材の網羅性が足りない点を紹介しました。講義時間も他の通信講座と比べて圧倒的に少ないので、フォーサイトだけでは合格できないのではないか、と懸念する声も多いようです。フォーサイトだけでは合格は難しいのでしょうか?
心配はいりません。フォーサイトのみでも合格は十分可能です。実際、フォーサイトだけで合格した、という人もたくさんいます。
フォーサイト行政書士講座まとめ
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フォーサイトは、フルカラーテキストと、eラーニング「ManaBun」をメインに使用する通信講座です。フォーサイトの人気の秘密は、テキストの分かりやすさ、合格率の高さ、本試験を意識した模擬試験の3点です。
フルカラーテキストは合格点に達することを目標としているため、出題範囲を最低限に絞っています。そのため、応用、難問までマスターすることは難しくなっていますが、合格率の高さが示しているように、合格するために必要な範囲は押さえています。
項目 | 内容 | ポイント |
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コース名・料金 | ・バリューセット1:54,800円 ・バリューセット2:76,800円 ・バリューセット3:94,800円 | やや安い~平均的 |
キャンペーン | ダブルライセンス割引制度 | フォーサイトで他の講座を受講すると割引。ダブルライセンスの取得に最適 |
講師 | 福澤繁樹 五十嵐康光 北川えり子 | 専用スタジオで収録したハイクオリティでわかりやすいバーチャル講義 |
合格実績 | 2022年度合格率54.1%(バリューセット2の受講生実績) | 全国平均合格率の4.46倍 |
特徴 | 「合格点主義」のスピード合格カリキュラム | 出題範囲を網羅するのではなく、過去問題を分析して出題を予測、重点的に勉強する学習法 |
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フォーサイト以外の行政書士講座と比較
最後に、フォーサイト以外の行政書士講座、スタディングとアガルートと比較してみましょう。
アガルートは、マンツーマンコーチングや質問無制限など、サービスが手厚い点が特徴です。しかし、その分価格は208,000円~とかなりの高価格帯です。
スタディングは、業界最安値の通信講座です。安さの秘密は、スマホ特化型学習。スタンディングもフォーサイトと同様学習範囲を絞った教材が特徴ですが、講義動画が中心である点が相違点だといえるでしょう。
予備校名 | コース名・料金 | キャンペーン | 講師 | 合格実績 | 特徴 |
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フォーサイト
| 行政書士通信講座 ・バリューセット1:54,800円 ・バリューセット2:76,800円 ・バリューセット3:94,800円 | ダブルライセンス割 | 福澤繁樹 五十嵐康光 北川えり子 | 2022年度合格率54.1%(バリューセット2の受講生実績) | 「合格点主義」のスピード合格カリキュラム |
スタディング
| 行政書士合格コース ・ミニマム:34,980円 ・スタンダード:44,000円 ・コンプリート:59,400円 | スキルアップ割 | 竹原健 | 2022年度合格者の声160名掲載 | 紙テキストがなく、スマホなどのデバイスで完結する学習 |
アガルート
| ・入門総合ライト:208,000円 ・入門総合フル:238,000円 ・中上級総合ライト:316,800円 ・中上級総合フル:360,800円 ・上級総合ライト:217,800円 ・上級総合フル:261,800円 | 早割・家族割・グループ割 | 豊村慶太 相賀真理子 | 令和3年合格者217名 合格率42.14% | 学習経験や学習に使える時間によって選べる豊富なカリキュラム |
まとめ
フォーサイトは、テキストがわかりやすく、初学者でも効率よく勉強できると評判の通信講座です。コースは単科講座とバリューセットがありますが、初学者や他に教材を使用する予定がない人は、バリューセットを選ぶと良いでしょう。バリューセットには1~3までありますが、フォーサイトのみで合格を目指すなら2以上がおすすめです。
フォーサイトのマイナスポイントとして、教材の網羅性に欠ける点が挙げられます。それゆえに、フォーサイトのみで合格するのは難しいのではないか、と懸念する声も見られます。しかし、教材の範囲は独自の分析システムを使用して決定しており、フォーサイトの内容だけで合格点に届くように設計されています。実際、フォーサイトの合格率は高く、全国平均の3.4倍を誇っています。
そんなフォーサイトを安く受講するには、キャンペーンの時期に受講する、教育訓練給付制度を利用する、全額返金保証制度を利用するの3つの方法があります。ただし、キャンペーンは不定期開催のため、キャンペーンの時期を狙って受講するのはあまり現実的ではありません。また、全額返金保証制度はバリューセット3のみが対象であり、不合格かつさまざまな基準を満たす必要があります。そのため、教育訓練給付制度の対象かどうかを確認することが一番現実的だと言えるでしょう。
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