花見帰りに上野で旬のひと皿とビールで春を満喫! 今だけの桜ラベルのお供もオツ?
旬の前菜や店自慢のせいろ蒸しをクリーミーな泡とともに 東京は桜の季節が到来。花爛漫の一年で一番美しい季節を、目だけでなく、旬の味覚や春らしい彩りの料理とも楽しみたいもの。花見帰りでちょっと汗ばんだあとは、ビールも一層美味しく感じることでしょう。 そんな時節にぴったりな、桜を配したパッケージのアサヒのスーパードライが期間限定で販売されています。花見の名所中の名所、上野で桜のスーパードライとともに、春の味覚を堪能できる駅チカの店を紹介します。 1軒目は「京個室 辻が花 上野店」。店に入ると、老舗旅館のような落ち着きある上質空間が広がります。全て個室で一見して高級料理店と思いがちですが、上野という土地柄に見合った価格帯の会席や一品料理を提供しています。 一押しの旬のひと皿は、3〜4月限定の前菜。 「京個室 辻が花 上野店」の春の旬素材を取り入れた前菜 1650円(税別、ディナータイムはサービス料10%別途。以下同)。写真の内容は4月までの予定(2019年3月、宮崎佳代子撮影) 菜の花の白和え、ホタルイカのうま煮、セリと桜エビのお浸し、よもぎ田楽と、春食材のオンパレード。加えてバイ貝の磯煮やエシャロットの味噌添えなど、旨みや甘み、苦み、そして食感のバランスが巧みな一品です。ビールのクリーミーな泡の感触を楽しんだ後に続く喉ごしの良さに、気分も春色になる人も多いのでは。 また、旬魚を使った「季節の天麩羅盛り合わせ」(1200円)もオススメです。鮮度にこだわって仕入れた季節の魚を使用するので、内容は日替わり。記者が訪れた日は、サワラ、イトヨリ、キスにエビと、魚がたっぷり。サクッとした食感とビールが合うのは言わずもがな。 同店の人気メニューに茨城県産美明豚を使用した「茨城県産美明豚せいろ蒸し」があります(1人前2400円、注文は2人以上)。良質の飼料で育てるという美明豚の蒸し立ては、柔らかで脂に甘みがあり、肉汁もたっぷり。好みで柚子コショウや梅肉醤油を付け、温かな出汁に潜らせて食べます。旬も取り入れた彩り豊かな蒸し野菜は6〜10種類。ヘルシーな一品です。 桜色の寿司盛り合わせから、とりビーに嬉しい白エビ素揚げまで桜色の寿司盛り合わせから、とりビーに嬉しい白エビ素揚げまで 2軒目は、上野駅に直結のアトレ2階にある「海鮮処 寿し常 アトレ上野店」。店内に水槽があり、そこから取り上げた活魚を使用した料理や新鮮なネタの寿司が人気の店です。ビールに合わせて楽しみたいオススメは、「春の味覚にぎり」「白エビ」「ホタルイカ」。 左写真がお椀付きの「春の味覚にぎり」2280円(税別、以下同)、右写真の手前が白エビの唐揚げ 550円、奥が蛍烏賊つまみ 480円(2019年3月、宮崎佳代子撮影) 同店では4月末まで春の旬食材を使用した「春フェア」を実施していて、「春の味覚にぎり」はそのひとつ。桜鯛に、桜エビの軍艦巻きなど旬を取り入れた寿司や春らしい彩りの創作寿司、ホタルイカの小鉢などが楽しめるお得なセットです。スーパードライの桜ラベルも彩りを添えてくれます。 ビールのツマミにベストマッチなのが、熱々の「白エビの唐揚げ」。こちらも春フェアのメニューで、人気の高い一品。素早く出てくるのが「とりビー」派に嬉しいところ。カリッとした食感にスーパードライのキリッとした喉越しが爽快です。また、旬のホタルイカ(兵庫県産)も肉厚で柔らか、旨みもたっぷり。食べやすいように下処理してあります。 寿し常では地魚にも力を入れていて、長崎や三重、熊本などの関東では馴染みがない魚も色々仕入れているとのこと。また、静岡県の網代港に生簀(いけす)を持っていて、そこに魚を集めて朝に各店に直送。今の時季であればマダイやアジ、ヒラメは、料理する直前に水槽から揚げて使うそうです。 店こだわりの馬刺しに博多の郷土料理ゴマ鯖が絶品店こだわりの馬刺しに博多の郷土料理ゴマ鯖が絶品 3軒目は「九州熱中屋 上野LIVE」。お花見のメッカともいわれる、上野恩賜公園のすぐ近くにあります。 九州熱中屋は、リーズナブルかつ美味な一品料理が豊富に揃います。名前から九州料理専門店かと思いがちですが、「九州の繁盛店の雰囲気を演出した店、というのがそのコンセプトです」と店長の大塚さん。九州の郷土料理や食材を中心に、旬のもの、その時々に美味しいものを提供しているといいます。 店長一押しのビールと合う酒肴に、大塚さんは「馬刺しの赤身」と「博多ゴマ鯖」を挙げました。 馬刺しの赤身 980円(税別、以下同)(2019年3月、宮崎佳代子撮影) 馬肉は「桜肉」と呼ばれ、語源の由来は不確かで諸説ありますが、その色合いも一説となっています。馬刺しは熊本が有名ですが、こちらで扱っているのは青森産。小田切牧場という小さな牧場のものだそうで、同店の経営者が馬刺しを各地で食べ歩いた中で、一番美味しかったことからこの馬刺しを仕入れるようになったそうです。 薬味は生姜とわさびで、甘口の醤油に浸けて食べます。これが、肉の臭みを全く感じさせず絶妙にマッチ。意外なまでに柔らかで、濃厚な旨みに甘辛さも相まって思わずビールに手が伸びます。まさに逸品。 博多ゴマ鯖は、その名のごとく博多の郷土料理です。みりんと甘口醤油、すりゴマを鯖の刺身に和えたもの。目利きが選んだ国産鯖を使用しているそうで、脂が乗っていて、口の中でとろける食感が後を引きます。ゴマの風味が鯖独特の生臭さみを消しつつ、旨みを邪魔せずに絶妙のハーモニー。海苔も食味のアクセントに。ビールが鯖の脂分をスッキリとした後味にしてくれ、スーパードライのクリアな飲み口の余韻も楽しめます。 また、春の旬食材であるホタルイカ刺し(680円)も外せない一品。酢味噌か生姜醤油をお好みで浸けて。産地にこだわらず、その時々で活きのいいものを仕入れるそうで、記者が訪れた日は鳥取産でした。 家飲みにも最適、期間限定の華やかなふたつの桜缶家飲みにも最適、期間限定の華やかなふたつの桜缶 紹介の桜を配した「アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ」は、瓶だけでなく缶も一般流通しています。また、同社の「クリアアサヒ」ブランドから、春限定の新ジャンル「クリアアサヒ 桜の宴」が発売中で、こちらも桜いっぱいのパッケージデザイン。いずれもテーブルを華やかに彩ってくれるので、春の家飲みにも最適な商品といえるでしょう。 左のふたつが、春限定の新ジャンル「クリアアサヒ 桜の宴」350mlと500mlサイズ。右ふたつが同じく春限定販売の「アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ」350mlと500mlサイズ。ビールは135mlサイズもある(2019年3月、宮崎佳代子撮影)「クリアアサヒ 桜の宴」は、クリアな後味に加えて、使用している希少ホップ(世界生産量1%未満のホップ)に由来する、“春を感じる華やかな香り”と“爽やかな飲みごたえ”を特長としています。同社によると、春野菜のかき揚げや茹でアスパラガス、筍等の季節のものとの相性が良いとのこと。 桜の季節は短いだけに、さまざまなシーンに桜を取り入れて、五感で思う存分にこの季節を楽しみたいものです。 ※紹介のスーパードライ スペシャルパッケージ中瓶は、店舗の在庫状況により、通常のスーパードライが提供される場合もあります。 ●京個室 辻が花 上野店 ・住所:東京都台東区上野1-20-11 上野鈴乃屋本店ビル 4F ・営業時間:月〜土曜 17:00〜22:00(L.O.)、日祝 17:00〜21:00(L.O.)、土日祝のみランチタイムも営業 11:00〜15:00(L.O.) ・定休日:無休 ・アクセス:銀座線「上野広小路駅」、大江戸線「上野御徒町駅」A4出口からすぐ、JR「御徒町駅」北口から徒歩約3分 ※要予約。全個室で、個室料無料。全13室で、利用可能人数は2〜30名 ●海鮮処 寿し常 アトレ上野店 ・住所:東京都台東区上野7-1-1 アトレ上野 2F ・営業時間:月〜土曜 11:00〜23:30(L.O.)、日祝 11:00〜22:30(L.O.) ・定休日:無休 ・アクセス:各線「上野駅」直結 ●九州熱中屋 上野LIVE ・住所:東京都台東区上野2-7-7 上野HSビル B1F ・営業時間:月・火曜 17:00〜23:30、水〜金曜・祝前日 17:00〜翌04:00、土曜 12:00〜翌04:00、日曜 12:00〜23:00 ・定休日:無休 ・アクセス:銀座線「上野広小路駅」、大江戸線「上野御徒町駅」A3出口から徒歩3分、JR「上野駅」および「御徒町駅」から徒歩5分 ※金、土曜は予約がベター、半個室1室あり(4~6名)。お通し500円
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