旅先で出合った若干グロテスクな見た目の珍味、その正体を描いた漫画「ちなみに味は……」
離島に関する著書やサイトが人気の島旅イラストエッセイスト松鳥むう さんが、三宅島のカメノテについて漫画を描きました。「カメノテ」ご存じですか? 松鳥むう さんは国内100以上の離島を訪れていて『ちょこ旅小笠原&伊豆諸島かいてーばん』などの著書もある島旅イラストエッセイストです。数ある経験の中から「東京」の離島でのちょっと変わった日常や出来事を紹介する、アーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「三宅島のカメノテ」です。 松鳥さんの体験を描いた漫画のカット(松鳥さん制作)――松鳥さん、今回の作品を作った背景を教えてください。 三宅島のコトを、まだ、描いてなかったなーと。私の中で、三宅島に初上陸した時に1番衝撃的な出来事が「カメノテ」だったので。 ――「カメノテ」のビジュアル、ビックリしました。世の中にはまだまだ知らない食べ物がたくさんあるんだなあ、と。松鳥さんは、カメノテが何かを知らないまま注文したのでしょうか。 店員さんに聞いたら「貝みたいなモノ」と言われたので、てっきり、アサリのような貝が入ったみそ汁が出て来るのかと思って注文しました(笑)。 ――見た目とは裏腹にとても美味とのこと、意外です! 三宅島などではよく採れる日常食なのでしょうか。 三宅島以外にも、他の伊豆諸島や瀬戸内海などなど、けっこうあちこちの海辺の地域で食べられています。岩場のところにいっぱい固まってウジャウジャといるコトが多いですよ。 ――ぜひ食べてみたいと思いますが、松鳥さんは本土でカメノテが売られているのを見たことがありますか。 愛媛県の宇和島の魚屋さんの店頭で売ってるのを見たような……(記憶、あやふやです、汗)。 あまり、市場には出回っていないかと思います。 が、通販等をされているお店もあると思いますので、検索してみてくださいー。 ――カメノテの魅力をまだ知らない人たちにひと言お願いします。 見た目で判断せずに、ぜひ、ひと口食べてみてください♪ ――漫画の読者にひと言お願いします。 同じ東京都でも、島は異世界だらけで、ワクワクだらけのワンダーランドです♪ 食も文化も景色も人々も……! ※作中の描写は、作者が訪れたときの出来事です。諸事情により現在は異なる場合もあります。
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