コスパ最高のビジネスホテル「ドーミーイン」とは?その魅力と都内のおすすめ施設を紹介!

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コスパ最高のビジネスホテル「ドーミーイン」とは?その魅力と都内のおすすめ施設を紹介!

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岩本信彦

フリーランスライター

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リーズナブルな宿泊施設として頼りになるビジネスホテル。その中に、一風変わったホテルチェーンが存在します。大浴場やサウナなどを備えた魅力溢れる「ドーミーイン」について、フリーランスライターの岩本信彦さんがご紹介します。

 ドーミーインというビジネスホテルをご存知でしょうか。

 出張などでビジネスホテルをよく利用する方であればご存知かもしれませんが、旅行などでしか外泊の機会がない人にはあまり馴染みがないかもしれません。

 筆者が初めてドーミーインを利用したときは、ただのビジネスホテルだと思っていましたが、各地でドーミーインを利用するにつれて、その魅力にどっぷりとハマってしまいました。

 今回はそんなドーミーインの素晴らしさについて、筆者の実体験をもとに紹介いたします。

 都内のおすすめ店舗も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

大浴場・サウナが素晴らしい

温泉も宿泊施設の楽しみのうち ※写真はイメージです (画像:photoAC)



 ドーミーインの最大の魅力のひとつに大浴場・サウナがあります。

 普通のビジネスホテルといえば、室内に簡易的なシャワーがあるのみ。

 そもそも宿泊できればOKという感じなので、最低限の設備しか備わっていないことがほとんどです。

 そんな一般的なビジネスホテルとは一線を画すドーミーインは、ほぼすべての店舗に大浴場を完備。
 大浴場は最上階にあることも多く、露天風呂であることもザラです(天然温泉の店舗も多いです)。

 これだけでも十分すごいと思うかもしれません。
 しかし、ドーミーインの魅力はそれだけではありません。

 なんとサウナまでついています。

 近年サウナブームの影響か、温泉施設などには大勢の人がいてリラックスできないことも多いです。

 一方のドーミーインでは、基本的にサウナの利用者は宿泊客に限定されるので、落ち着いた空間で過ごせます。

 外気浴のスペースはそれほど広くないことがほとんどですが、人が少ないのでガヤガヤした場所が苦手な人にはおすすめです。

全国各地にある&施設ごとにコンセプトが違って面白い

店舗ごとに違うご当地メニューが用意されている ※写真はイメージです (画像:photoAC)

 ドーミーインは全国各地にあることも大きな魅力のひとつです。

 筆者も旅行が好きなので、全国の観光地をめぐりますが、長期滞在となるとビジネスホテルを選択することが多いです。

 ただ、ビジネスホテルにはシャワー設備のみで、お風呂に入りたいと思うこともあるでしょう。

 そんなとき、大浴場やサウナがあるドーミーインの存在はまさに救世主。

 一般的なビジネスホテル同様に、3,000円台の部屋もあるので、少額で泊まれるのも魅力です。

 全国の主要都市に施設があるので、旅行前には、目的地の近くにドーミーインがないか確認することをおすすめします。

 これは筆者の個人的な意見ですが、たいていのビジネスホテルは、金太郎飴のようにどこに行っても施設に大差がありません。

 一方のドーミーインは、ビジネスホテルチェーンとは思えないほど施設ごとに個性があります。

 食事ひとつ取っても、おにぎりと味噌汁のような定番の朝食ではなく、ご当地の食材を楽しめるような工夫が見られるので、ユーザーを飽きさせません。

夜鳴きそば&サウナ後のアイス

深夜のラーメンの誘惑。「夜鳴きそば」は鶏ガラベースのあっさりしたしょうゆラーメン ※写真はイメージです (画像:photoAC)

 ドーミーインといえば、「夜鳴きそば」というサービスが有名です。

 施設によって提供時間は異なりますが、21時ぐらいから無料で提供されるメニューです。

 旅先で飲み歩いて帰ってくると、夜中にラーメンが食べたくなる人も多いはず。
 鶏ガラベースのあっさりしたしょうゆラーメンで、飲みに行った後のシメにも最高です。

 またあまり注目されていませんが、ドーミーインでは大浴場の近くにアイスキャンディーのボックスが設置されています(施設によりますが「1人1本まで」のような注意書きがあります)。

 こちらも風呂上がりの火照った体を冷ますうれしいサービスです。

おすすめの店舗を紹介

 ドーミーインはどの施設もおすすめですが、筆者が実際に訪れた施設の中から2つほどおすすめを紹介しておきます。

天然温泉 豊穣の湯 ドーミーイン池袋

 アニメファンの聖地、「乙女ロード」沿いに、2021年に誕生した施設です。

 この施設では、なんと浴場に飲み放題のポカリスエットのサーバーが設置されています。
 筆者もサウナの後に無料でポカリスエットが飲めるとは思っていなかったので、感動したのを覚えています。

 また風呂上がりのリラックスタイムにおすすめなのが、大量に揃えられた書籍のコーナーです(厳選された漫画や文庫が2,500冊以上あります)。

 部屋への持ち込みもOKなので、丸1日いても飽きないほどです。

徒士の湯 ドーミーイン上野・御徒町

 上野といえば、東京を代表する観光地。

 そんな上野にあるのが、徒士の湯 ドーミーイン上野・御徒町です。

 徒士の湯 ドーミーイン上野・御徒町の最大の特徴は屋上の露天風呂。

 他のドーミーインでも露天風呂はありますが、上野のドーミーインではスカイツリーが一望できるのが特徴です。

 夜の時間帯にはライトアップされたスカイツリーを眺めながら温泉につかったり、外気浴をしたりして過ごせるのでおすすめです。

ただのビジネスホテルではない…ドーミーインの魅力を発見してみよう

 ドーミーインの本当の魅力は、決してテキストだけでは伝わりません。

 実際に訪れてみると、細かなところにも魅力を感じるはずです。

 たとえば上下セパレートの館内着。
 浴衣よりも動きやすく、そのまま館内を歩き回れます。

 大浴場の前には漫画が置いてある施設も多く、湯上がりに充実したリラックスタイムを過ごせます。

 今回は都内の施設を紹介しましたが、観光地にある施設もおすすめです。
 たとえば北海道のドーミーインなどは、朝から新鮮な海産物が提供されます。

 ビジネスホテルとは思えないほど各施設に特徴があるので、本当に飽きが来ません。

 ぜひこの記事を参考に、各地のドーミーインを楽しんでみてください。

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