東京から420km離れた海底火山「明神礁」が大爆発? 海保・海自は急行も、あきれた顛末に

東京の南方420kmに位置する海底火山「明神礁」。この明神礁を巡って27年前に起きたトンデモ事件について、離島ライターの大島とおるさんが解説します。


自称・船員からかかってきた1本の電話

 過去の新聞記事に目を通すと、いたずら電話が引き起こした事件はたくさん見つかります。そんななかでも特に壮大だったのが、ありもしない火山の噴火を通報したいたずら電話でした。

 事件が起こったのは1994(平成6)年2月16日です。この日の23時38分、伊豆諸島の青ヶ島役場に電話が入ります。「焼津の第一大和丸に乗っている太地雪雄」と名乗ったのは、声の感じからして30歳くらいの男性。電話の内容は次のようなものでした。

「明神礁付近で21時ごろ海底爆発を目撃した。噴煙が500mから600m上がり、爆発音を聞いた。様子をしばらく見ていた」

 明神礁とは東京の南方420kmに位置する海底火山です。

明神礁の火山活動。1952年9月23日撮影(画像:海上保安庁)

 明神礁がその存在を確認されたのは、1952(昭和27)年9月17日です。静岡県焼津港の漁船・第十一明神丸は伊豆諸島・青ヶ島の南方約47kmで海底火山の噴火を目撃します。翌日、現場付近の海域で海上保安庁の巡視船・しきねを確認。明神礁という名前が付けられました。

消えた測量船


【地図】「明神礁」の位置

画像ギャラリー

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