散歩好きからジャニーズファンまでが夢中に 赤羽駅西側の「凸凹スポット」とは【連載】拝啓、坂の上から(7)
2021年2月9日
知る!TOKYO赤羽と言えば、昭和のムード漂う飲食店や居酒屋が集まるイメージがあります。しかしそれは平地の駅東側で、西側は起伏にとんだ土地となっています。そんな赤羽エリアをフリーライターの立花加久さんが歩きました。
いたるところに階段坂がある赤羽
太陽の光を浴びながら、見晴らしの良い坂のある、起伏に富んだ街を散歩するのは快適です。平地では使われない脚の筋肉も鍛えられ、野山ハイキングぐらいのエクササイズ効果も期待できます。緊急事態宣言が3月7日(日)に解除されたら、試してみることをお勧めします。
都内には見晴らしの良い坂の集まる街がいくつかありますが、今回紹介するのは東京都北区にある赤羽です。赤羽に行くには京浜東北線や埼京線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ラインが走るJR赤羽駅が便利です。
赤羽の地名の由来は、荒川の流れに削られ露出した赤い粘りのある土「赤埴(あかはに)」と言われています。そんな赤羽ですが、河岸段丘の低地が北の荒川から東にかけて広がり、西から南にかけては武蔵野台地がせり上がる起伏のあるエリア。散歩するにも飽きさせない、都内でも珍しいエリアなのです。
赤羽は昭和のムードが漂う飲食店や居酒屋が集まるイメージが強いですが、それは駅の東口側。こちらは起伏の無い平地で、見晴らしの良い坂は反対の西口側となります。
西口側は台地が織り成す起伏に富んだ丘陵地形が広がります。少し歩いただけで、いたるところに急な階段坂や、高低差のある地形が現れるのです。

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