2024年辰年におすすめ!「龍の鳥居」を訪ねる東京まち歩き

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2024年辰年におすすめ!「龍の鳥居」を訪ねる東京まち歩き

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石津祐介

ライター、写真家

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来年2024年は辰年です。十二支の中で唯一想像上の生物である龍は古来より水神として信仰され、天に昇る姿から運気が上昇し金運や仕事運のご利益があるとされています。今回は、そんな龍にちなんだ鳥居について、写真家の石津祐介さんがご紹介します。

龍が昇り降りする鳥居

 東京には鳥居の柱の片方ずつに昇龍と降龍の彫刻が施された「双龍鳥居」と呼ばれる珍しい鳥居があり、最近では口コミで運気が上がるパワースポットとして注目を集めています。都内に3カ所存在する双龍鳥居は「東京三鳥居」と呼ばれており、品川神社(品川区)、馬橋稲荷神社と宿鳳山高円寺(杉並区)にあります。

【新馬場】品川神社/東海道北品川宿の鎮守

 品川神社は、平安時代末期の文治3(1187)年に源頼朝が海上交通安全と祈願成就の守護神として安房国の洲崎明神を勧請したことが始まりといわれています。東京十社のうちの一社で、東海七福神として大黒天をお祀りしており、境内には都内最大規模の富士塚もあります。また「一粒萬倍の御神水」は金運アップのパワースポットとして有名です。

品川神社の本殿(画像:石津祐介)



都内最大という富士塚(画像:石津祐介)

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 品川神社の鳥居は東京三鳥居の中では一番古く、大正14(1925)年に地元の方(作者不詳)によって建造されました。

※2024年2月8日情報修正

東京三鳥居の中では最古の鳥居(画像:石津祐介)

■品川神社
住所:東京都品川区北品川3-7-15
TEL:03-3474-5575(9:00~17:00)
アクセス:京浜急行「新馬場」駅北口から徒歩約1分
JR「品川駅」より徒歩15分

【阿佐ケ谷】馬橋稲荷神社/住宅地に鎮座する隠れたパワースポット

 馬橋稲荷神社は、旧馬橋村の鎮守として鎌倉時代末期に創建され、天保2年(1831)には京都の宮中で神祇を司っていた白川家より「正一位足穂稲荷大明神」のご神体を与えられました。昭和40(1965)年には「馬橋」の地名が無くなるのを惜しみ、社名を「馬橋稲荷神社」と改めました。最近ではパワースポットとして注目が集まっている神社です。

馬橋稲荷神社の本殿(画像:石津祐介)
人気の願かけ狐(画像:石津祐介)

 樹齢400年のヒバを使った立派な赤い一の鳥居を抜けると、「双龍鳥居」の二の鳥居が現れます。御影石作りの明神鳥居の高さは約8m。昭和7年(1932)に石工の田中酉蔵氏よって建造され、杉並村が大東京市に編入されたことを記念して奉納されました。

神社入り口の一の鳥居(画像:石津祐介)
双龍鳥居の二の鳥居(画像:石津祐介)

■馬橋稲荷神社
住所:東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
TEL:03-3311-8588
アクセス:JR中央線「阿佐ケ谷駅」より徒歩約9分
東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷」駅より徒歩約13分

【高円寺】宿鳳山高円寺/地名の由来となった寺院

 高円寺は曹洞宗の寺院で、山号は宿鳳山(しゅくほうざん)といい、弘治元(1555)年に開山されました。ご本尊は観音菩薩です。徳川家光が鷹狩りの際に雨宿りでこの寺に立ち寄り、気に入って度々訪れたことから広く知られるようになりました。小沢村と呼ばれていたこの地を、家光が寺の名から高円寺村と改称し、それが「高円寺」という地名の由来となったとされています。

地名の由来となった高円寺(画像:石津祐介)

 この高円寺境内社の稲荷社に「双竜鳥居」があります。他の双龍鳥居と比べると少し小振りですが、ここから約1キロ離れた馬橋稲荷神社の双龍鳥居と同じく、石工の田中酉蔵氏によって昭和8(1933)年に建造されており、東京三鳥居の中では一番新しい鳥居になります。

少し小振りの双龍鳥居(画像:石津祐介)
右側には降り龍が彫られています(画像:石津祐介)

■宿鳳山高円寺
住所:東京都杉並区高円寺南4-18-11
TEL:03-3311-2395
アクセス:JR中央線「高円寺駅」から徒歩約5分
東京メトロ丸ノ内線「新高円寺」駅から徒歩約12分

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