きらきら輝く光の絶景とあそぼう!東京近郊のテーマパークイルミネーション3選【埼玉・神奈川・千葉】

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きらきら輝く光の絶景とあそぼう!東京近郊のテーマパークイルミネーション3選【埼玉・神奈川・千葉】

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日野京子

エデュケーショナルライター

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街なかとは違い、テーマパークの広々とした敷地で行われるイルミネーションはダイナミック。観光や温泉と光の絶景を組み合わせれば、より充実した休日が過ごせます。今回はエデュケーショナルライターの日野京子さんおすすめの近郊イルミネーションをご紹介します。

 気がついたら今年もあと残すところ2カ月となりました。日が沈むのも早くなるこの季節、冬の定番であるイルミネーションのイベントが各地でスタートします。LEDライトの普及によりイルミネーションの規模が大きくなり、レジャー施設の冬の風物詩として人気を集めています。

 とくに関東近郊のイルミネーションは施設の規模を活かし、都心では味わえないダイナミックさが目玉の一つとなっています。

 今回は、冬の到来を告げる関東近郊の話題のイルミネーション「西武園ゆうえんち夕日の街灯りイルミネーション」「さがみ湖イルミリオン 」「東京ドイツ村ウインターイルミネーション」をご紹介していきます。

2023年はドラえもんも登場!「さがみ湖イルミリオン 」(画像:富士急行リリース)



【埼玉】西武園ゆうえんち「夕日の街灯りイルミネーション」/開催中~2024年4月7日

 2021年5月に昭和30年代の街並みを忠実に再現し、リニューアルした西武園ゆうえんち。ゴジラやウルトラマンをテーマにしたライドや商店街など、昭和レトロの世界に没入できる
世界観が話題となっています。

温かみある光に包まれる商店街(画像:株式会社 横浜八景島リリース)

 そんな昭和らしい雰囲気を活かしたイルミネーション「夕日の街灯りイルミネーション」が2024年4月7日(日)まで開催中です。「無数の光が包み込む体験」をテーマに、全長150メートルの商店街全体を包むライブエンターテインメントとして行われるのが特徴的。昭和レトロとマッチする昔懐かしい柔らかな琥珀色のフィラメント電球や、空中を浮遊する光の玉、レーザーによるグラデーションの他、20分間隔で音楽と光が連動する「光と音の特別演出」も行われます。懐かしい童謡が流れたりしゃぼん玉が飛んできたりと、来場者が特別なひと時を過ごせる仕掛けも。

 イルミネーションは来年4月7日(日)までと長期間行われることもあり、クリスマスなど季節イベント毎に演出が変わっていく予定とのこと。何度でも昭和レトロな商店街に足を運んで楽しんでみてはいかがでしょうか。

昨年のイルミネーションの様子(画像:株式会社 横浜八景島リリース)

【神奈川】さがみ湖イルミリオン/11月3日~2024年5月12日

 一般社団法人の夜景観光コンベンション・ビューローが選出した「関東三大イルミネーション」の一つである「さがみ湖イルミリオン」は、アウトドア複合リゾート「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」が誇る冬の大イベントです。

15周年の節目の年を迎えるイルミリオン(画像:富士急行リリース)

 11月3日(金)から来年2024年5月12日(日)まで、関東最大級600万球のイルミネーションの輝きが4万平方メートルの広大な園内を照らします。敷地内の高低差を活かし、「光の動物園」「光の花畑」「光の海」とエリアごとに趣向を凝らしたイルミネーションを楽しむことができます。

 同施設の人気エリア「パディントン タウン」も、ウィンターシーズンに合わせてクリスマス仕様にデコレーション。

英国絵本の人気キャラクター・パディントン。4メートルのツリーや光の中をトロッコ型のミニコースターで駆け抜ける「とつげき!パディントン探検隊」、光の汽車の旅を楽しめる「しゅぱつ!パディントン号」など4種類のナイトアトラクションが登場し、一足早くクリスマス気分に浸れる(C)P&Co.Ltd.2023(画像:富士急行リリース)

 さがみ湖イルミリオンの定番「虹のリフト」に乗った先には、来年春に上映される映画『ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』をイメージしたイルミネーションエリアが待っています。

 圧倒的なスケールを誇るイルミネーションは、都心では味わえない特別な空間。BBQ施設や日帰り温泉も隣接しているので、一日でいろいろと楽しめます。

ハンギングキャンドルエリアでは吊り下げられたランタンがゆらゆらと揺らぎ、穏やかな光がロマンチックな雰囲気を演出。温かみのある光が印象的(画像:富士急行リリース)

【千葉】東京ドイツ村/開催中~2024年4月7日まで

 千葉県袖ヶ浦市にある「東京ドイツ村」は東京ドーム約19個分の広大な敷地を誇り、「自然と人が共に過ごせる」をコンセプトにした四季折々の花々が見られる自然あふれるテーマパーク。日中は手ぶらBBQや動物とのふれあい体験も楽しめます。

 同施設の冬の風物詩といえば、2006年から始まったウインターイルミネーション。緩やかな丘陵地と広さを活かし、約300万球の電球を使用する「東京ドイツ村ウインターイルミネーション 2023-2024」が2024年4月7日まで開催中です。

闇夜に浮かぶ地上絵は圧巻(画像:株式会社グランビスタ ホテル&リゾートリリース)

 18回目となる今年のテーマは「ガリヴァー旅光記 Have a smile trip!」。巨人の国の大きなお菓子やコンセント、小人の国で捕らえられるガリバーをテーマにしたエリア、光と音のショーなど、東京ドイツ村らしいイルミネーションを体験できます。ショーでは流行りのJ-POPや懐メロが次々に登場し、一緒に踊って盛り上がれます。

 また、YouTubeなどで活躍中のゲーム実況グループ・カラフルピーチが監修した「音楽を楽しむ森の小動物たちエリア」設置を記念して、2024年1月28日(日)までARスタンプラリー「東京ドイツ村に隠された光り輝く宝石」も開催されます。園内では公式グッズの販売や、レザークラフト体験工房では監修アイテムも登場するので要チェックです。

 見晴らし台からの眺め、観覧車から見る全景…と場所を変えて、名物の光の地上絵を楽しんでみたいですね。

「音楽を楽しむ森の小動物たちエリア」では、15分毎にカラフルピーチの楽曲を使用した光と音の連動ショーを実施。歩きながら楽しめるARスタンプラリー企画も(画像:UUUM株式会社リリース )

光が闇夜を照らす季節

 気がつけば日没時間が早くなり、街にはイルミネーションが輝き始めるこの季節。色とりどりのライトを見ると「今年も冬がやってきた」と季節の移ろいを感じます。冬の休日には足を延ばして、都心では経験できない壮大な絶景を体験する特別なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■夕日の街灯りイルミネーション
開催期間:開催中~2024年4月7日(日)
※2024年1月9日~3月15日までは土日祝のみ実施
開催場所:西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市山口2964)
TEL:04-2929-5354
点灯時間:【12月22日まで】平日17:00~19:00/土日祝17:00~20:00
【12月23日~2024年1月8日】17:00~20:00
入園料:【1日レジャー切符】大人4,900 円/小人3,600 円
【イルミチケット(16時以降入園)】2,900円/小人2,100円
アクセス:西武山口線「西武園ゆうえんち駅」より徒歩2分
西武多摩湖線「多摩湖駅」より徒歩5分
※点灯開始時間は1月以降変動します。最新情報など詳細については公式サイトをご確認ください

■さがみ湖イルミリオン
開催期間:2023年11月3日~2024年5月12日(日)
※1月9日までは毎日営業。以降水曜・木曜休園(2月22日、3月13日は営業)
※3月15日〜4月7日の期間、毎日営業。4月8日(月)以降は、土日祝のみ営業
開催場所:さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト(神奈川県相模原市緑区若柳1634)
TEL:0570-037-353
点灯時間:16:00~21:00(最終入場は30分前まで)
※時期により異なります。
※最終入場は営業終了の30分前まで。
入場料金:大人2,000円、小人/シニア1,300円、愛犬1,300円(16時からリフト無料) 
※料金は時期により異なります。
※昼間からご入園の方は、追加料金なしでイルミリオンをご観覧できます。
アクセス:JR中央本線「相模湖駅」下車し1番バス停「三ヶ木行き」約8分乗車し「プレジャーフォレスト前」下車
※最新情報など詳細については公式サイトをご確認ください

■東京ドイツ村ウインターイルミネーション 2023-2024
開催期間:開催中~2024年4月7日(日)
開催場所:東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市永吉419)
TEL:0468-60-5511
点灯時間:16:40~20:00(最終入園 19:30)
入場料:期間中変動制(鴨川シーワールド限定販売の別日にも使えるセットプランあり)
アトラクション回数券:1,500円/1Dayパスポート:2,000円
アクセス:JR千葉駅より高速バス「カピーナ号」に乗り東京ドイツ村下車
館山自動車道「姉崎袖ヶ浦IC」より車で5分
※点灯開始時間は1月以降変動します。最新情報など詳細については公式サイトをご確認ください

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