運気を授かりに!龍に出会える東京のパワースポット巡り【神社・寺院5選】

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運気を授かりに!龍に出会える東京のパワースポット巡り【神社・寺院5選】

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石津祐介

ライター、写真家

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2024年は辰年です。龍は古くから水神として信仰され、機運上昇の象徴として金運や仕事運のご利益があるとされています。今回は2月の節分や旧正月ごろまでに初詣を計画されている方向けに、都内の龍にちなんだ神社や寺院について、写真家の石津祐介さんがご紹介します。

【台東区・浅草】雷門の守護神/浅草寺

 今や東京を代表する観光スポットとして、国内外を問わず多くの人が訪れる浅草寺。フォトスポットとしても人気の雷門ですが、実はあの大提灯の裏に龍がいます。

 提灯を真下から見上げると、底には木彫りの龍が鎮座しています。雷門は火災で喪失と再建を何度も繰り返しており、現在の門は昭和35(1960)年に再建されました。浅草寺の正式名称は「金龍山浅草寺」。龍と縁のある寺院で、人々を火災から守るために水神である龍を雷門に祀ったといわれています。

■浅草寺
住所:東京都台東区浅草2-3-1
TEL:03-3842-0181
受付時間:9:30~16:30
アクセス:東武スカイツリーライン、東京メトロ銀座線、都営浅草線「浅草駅」より徒歩5分
つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩5分

※2024年2月13日情報修正

【中央区・月島】多くのご利益で人気の龍神社/住吉神社

 下町情緒あふれる月島・佃島に鎮座する「住吉神社」は、昔から水運関係の人々から厚い信仰を受けている神社で、その境内に「龍神社」があります。龍神社は、文政5(1822)年に水神である龍姫大神を祀ったのが始まりです。その後、天保9(1838)年に佃島の一角にあった龍神を祀る祠が合祀され、翌年には日本橋白木屋に祀られていた大弁財天も合祀されて「龍王弁財天」と呼ばれるようになりました。開運出世や金運上昇、商売繁盛に学業成就など、多くのご利益があるとして人気があります。

佃島の鎮守、住吉神社(画像:石津祐介)



多くのご利益があるとされる龍神社(画像:石津祐介)

■住吉神社
住所:東京都中央区佃1-1-14
TEL:03-3531-3500
受付時間:8:00~16:30
アクセス:東京メトロ有楽町線、都営大江戸線「月島駅」6番出口より徒歩5分

【品川区・新馬場】品川の龍神さま/荏原神社

 和銅2年(709)に、大和国の「丹生川上神社」より高龗神(たかおかみのかみ)を勧請して創建されたと伝わる「荏原神社」。かつては貴船社、貴船大明神、品川大明神とも呼ばれ、古くから「品川の龍神さま」として、源氏や徳川家など武家からの信仰が厚かったといいます。また鎌倉時代に、京都の八坂神社から牛頭天王を勧請したことから「南の天王さん」とも呼ばれていました。お参りすると「叶わぬことはない」といわれ、現在でも参拝者の絶えない人気の神社です。拝殿の屋根からは龍神が見下ろしています。

品川の龍神さまと崇敬を集めた荏原神社(画像:石津祐介)
拝殿の屋根から顔をのぞかせる龍(画像:石津祐介)

■荏原神社
住所:東京都品川区北品川2-30-28
TEL:03-3471-3457
受付時間:9:00~16:30
アクセス:京急「新馬場駅」より徒歩5分
東京モノレール、りんかい線「天王洲アイル駅」より徒歩15分

【目黒区・不動前】龍から注がれる湧き水/目黒不動尊(瀧泉寺)

 「瀧泉寺」は、目黒不動尊として知られている天台宗の寺院です。関東最古の不動霊場で、日本三大不動のひとつとされています。境内には「独鈷(どっこ)の滝」という湧き水があり、今でも竜口から水が注いでいます。開祖の慈覚大師円仁が独鈷(煩悩を砕く仏具)を投げ入れたところ、泉が湧き出て滝になったと伝えられています。湧き水は龍御神水とも呼ばれ、滝の前には「水かけ不動明王」があり、多くの参拝者が不動明王像に水をかけて祈願を行います。1月の土日(9時~16時半)に行くと護摩祈祷された節分用の福豆が入手できます。

目黒不動尊として知られた瀧泉寺(画像:石津祐介)
湧き水を注ぐ竜口(画像:石津祐介)

■泰叡山 護国院 瀧泉寺(目黒不動尊)
住所:東京都目黒区下目黒3-20-26
TEL:03-3712-7549
受付時間:9:00~16:30
アクセス:東急目黒線「不動前駅」より徒歩12分
JR山手線「目黒駅」より徒歩20分

【文京区・湯島】龍が彫られた登竜門/湯島天満宮

 「湯島天満宮」は学問の神様・菅原道真公を祀る神社で、湯島天神とも呼ばれており梅の名所としても有名です。神社へ続く坂道には男坂、女坂、夫婦坂があり、夫婦坂には登竜門があり龍のレリーフが彫られています。立身出世や成功のための関門である「登竜門」ですので、ここはぜひ通ってみたいところです。すでに梅が咲き始めており、2月8日(木)から3月8日(金)までは梅まつりでにぎわいます。

夫婦坂に建つ登竜門。境内奥にある宝物殿は2月8日再開予定。横山大観や菱田春草、竹内栖鳳などの梅の日本画が所蔵されている(画像:石津祐介)
登竜門に彫られた龍のレリーフ(画像:石津祐介)

■湯島天満宮(湯島天神)
住所:東京都文京区湯島3-30-1
TEL:03-3836-0753
開門時間:6:00~20:00
社務所受付:8:30~17:30
(お守り御神札絵馬等授与:9:00~19:00)
宝物殿拝観時間:9:30~17:00(入館16:30まで)
アクセス:東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩2分
東京メトロ銀座線「上野広小路駅」より徒歩5分
都営大江戸線「上野御徒町駅」より徒歩5分
JR山手線・京浜東北線「御徒町駅」より徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」より徒歩10分

【西東京市・田無】五龍を祀る/田無神社

 「田無神社」は鎌倉時代に創建された神社で、五色の龍神を祀る事でも知られています。五龍神それぞれのご利益は異なり、東方鎮守の青龍は技芸向上・就業成就、南方鎮守の赤龍は勝運向上・成績向上、中央守護の金龍は運気向上・幸福招来、西方守護の白龍は金運向上・良縁成就、北方守護の黒龍は健康増進・家内安全と五龍神それぞれにご神徳があるとされています。

五色の龍神を祀る田無神社(画像:石津祐介)
境内に祀られた龍神(画像:石津祐介)

■田無神社
住所:東京都西東京市田無町3-7-4
TEL:042-461-4442
社務所受付時間:9:30~16:00
アクセス:西武新宿線「田無駅」北口より徒歩6分

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