ホテルの「中国料理」がアツイ!宮廷料理からアフタヌーンティー、進化系まで
「中華料理」と「中国料理」、何が違うかご存じですか? 本場中国で食べられている形で提供されている料理を「中国料理」と呼ぶそうです。しかし中国と一口に言っても、地域によって種類やスタイルはさまざま。今回はエデュケーショナルライターの日野京子さんが、ちょっと特別な日に食べたいホテルの本格中国料理の現在形を3つご紹介します。近年町中華がメディアなどで大きく取り上げられるなど大ブームになっていますが、「中国料理」と何が違うかご存じですか? 町中華の代表格といえばラーメン。浅草に日本初のラーメン店「来々軒」が開店したのは1910(明治43)年です。それから110年以上の時が流れ、中華料理は日本に定着し、多種多様なメニューが誕生しました。現在では学校給食にも八宝菜や中華スープが出されるなど、中華は子どもの頃から慣れ親しまれている料理ジャンルといえるでしょう。 このように日常的に触れる機会の多い「中華料理」とはラーメンのように日本独自の発展を遂げた料理ジャンルを意味しますが、四川や上海などの中国国内で食されている料理は「中国料理」と呼び、区別されています。 ハイクラスな本場中国料理のシェフが集まるホテルレストランに目を向けると、1960年に港区の芝パークホテル内に誕生した「中國料理北京」が日本のホテル初の中国料理レストランとされています。 今回は、寒い季節におすすめのホテルメイドの中国料理やチャイニーズ・アフタヌーンティーをご紹介していきます。 宮廷料理である北京料理「中国四大紀行フェア~北京全席」よりメニュー例「国産黒毛和牛とパパイヤ 黒酢炒め」(画像:JR東日本ホテルズリリースより)【池袋】ホテルメトロポリタン「~中国四大紀行第四弾~ 北京フェア」西池袋にあるホテルメトロポリタン2階にある中国料理「桂林」では、地域によって異なる多種多様な食文化を持つ中国料理の醍醐味を生かしたフェア「中国四大紀行フェア」が開催されており、2月28日(火)までの期間中は、第四弾のフィナーレを飾る「北京フェア」が開催されています。 ディナー「北京全席」イメージ(画像:JR東日本ホテルズリリースより)ランチタイム「北京ランチ」とランチタイムとディナータイムに提供されている「北京全席」共に北京料理の代名詞である北京ダックをはじめ、フカヒレ姿煮入りのスープが提供され、高級食材がふんだんに使われています。 料理はもちろんのこと、美しい盛り付けや食器のデザインも食事に華を添えています。 全8品のランチコースより「小海老と白菜 クリーム煮」(画像:JR東日本ホテルズリリースより)【水天宮前】ロイヤルパークホテル「チャイニーズアフタヌーンティー」日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテル地下1階の中国料理「桂花苑」では1月4日(土)より「チャイニーズアフタヌーンティー」を開催中。 9種類のスイーツは伝統的な中国菓子の他にパンダやヒヨコの姿の饅頭があり、遊び心も感じられます。 焼売や小籠包、蒸し餃子など「桂花苑」の飲茶メニューがセイボリーで味わえる※写真は2名分のイメージです(画像:株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツリリースより)アワビ入りの焼売や中国野菜であるチンゲン菜で色付けした緑色の皮が目を引く餃子など、8種類のセイボリーが提供されています。 中国茶を飲みながら優雅なひと時を過ごしてみませんか? エッグタルトや月餅、マンゴープリンや杏仁豆腐などのスイーツ9種とセイボリー8種の他、4種類の中国茶が飲み放題(画像:株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツリリースより)【新橋】コンラッド東京「チャイナブルー」特製ヴィーガンメニュー港区にあるコンラッド東京の28階にある中国料理「チャイナブルー」は、東京湾の景色を堪能できるレストランです。 こちらの中国料理はモダンチャイニーズ。2月28日(火)までは海外セレブに人気のヴィーガン食を中国料理で実現する特製ヴィーガンメニューで構成されたコースが提供されています。 「チャイナブルー」特製ヴィーガンメニュー(画像:コンラッド東京リリースより)羊肉や豚肉、魚介類を使う料理が多い中国料理でヴィーガン食を実現するのは至難の技ですが、調味料や香辛料そして大豆ミートを巧みに利用した、8種類の色鮮やかなメニューが完成しました。 中国の食文化の考えの柱でもある「医食同源」をコンセプトに、食材の色と健康との関連に着目した、彩り豊かな野菜や食材が印象的です。 赤米を使った自家製の赤い豆腐に、大豆ミートとトマトのソースを合わせた「大豆ミートの麻婆豆腐」(画像:コンラッド東京リリースより)ひと味違う中華料理の世界を体験普段から口にすることの多い中華料理。日本の食文化にすっかり定着している分、伝統的な中国料理との違いを気にすることも少ないかもしれません。 中華料理が注目を集めているなか、ホテル品質のサービスやクオリティーを体験し、中国料理の世界の奥深さを堪能してみてはいかがでしょうか。 ■「~中国四大紀行第四弾~北京フェア」 開催期間:開催中~2023年2月28日(火)※毎週水曜休業 開催場所:ホテルメトロポリタン2F 「桂林」 TEL:03-3980-5533(10:00~20:00) 時間:【ランチ】11:30~15:00(LO.14:30) ※土日祝11:30~13:30/14:00~16:00 【ディナー】17:30~21:30(LO.20:30) 料金:北京ランチ1名4,700円 北京全席1名12,500円 ※料金はサービス料込。詳細は公式サイトをご確認ください ホテルメトロポリタン 住所:東京都豊島区西池袋1-6-1 TEL:03-3980-1111 アクセス: JR・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ有楽町線・丸ノ内線・副都心線 池袋駅メトロポリタン口より徒歩1分 ■「チャイニーズアフタヌーンティー」 開催期間:開催中~ ※1日8名限定 開催場所:ロイヤルパークホテル地下1階 中国料理「桂花苑」 TEL: 03-5641-3600(9:00~19:00) 時間:水~金:11:30~14:00(LO.14:00) 土日祝:11:30~15:00(LO.14:30) 料金:1名7,865円 ※料金はサービス料込。詳細は公式サイトをご確認ください ロイヤルパークホテル 所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1 TEL:03-3667-1111 アクセス:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅直結 東京メトロ日比谷線 人形町駅より徒歩5分 都営浅草線 人形町駅より徒歩8分 ■「特製ヴィーガンメニュー」 開催期間:開催中~2月28日(火) 開催場所:コンラッド東京28F 中国料理「チャイナブルー」 TEL: 03-6388-8745 時間:【ランチ】11:30~14:00 (LO.14:30) 【ディナー】17:30~22:00(LO.21:00) 料金:1名12,000円 ※料金はサービス料込。詳細は公式サイトをご確認ください。 コンラッド東京 住所: 東京都港区東新橋1-9-1 TEL:03-6388-8000 アクセス: 都営大江戸線 ゆりかもめ線 汐留駅より徒歩1分 JR・都営浅草線・東京メトロ銀座線 新橋駅より徒歩7分 >>画像一覧はこちら
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