ホームズの時代にタイムスリップ!?隈研吾建築の「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」に期間限定ロンドンタクシー登場
100年以上の歴史を持つ本物のアンティーク家具が数多く展示されている「英国アンティーク博物館BAM鎌倉」。2023年9月の開館1周年を記念し、これまで以上に楽しめる企画が用意されています。そこで、本記事では、パワーアップした「英国アンティーク博物館BAM鎌倉」の見どころについて、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。●「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」とは? 100年前のイギリスにタイムスリップしたかのような気分が楽しめる施設「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」。100年以上の歴史を持つ本物の英国アンティークが多数展示され、人気観光地・鎌倉でも注目の施設の1つです。 本記事ではオープンから1周年を迎え、さらに楽しめる企画が用意された「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」の見どころについてご紹介します。 鶴岡八幡宮の参道・段葛に面する「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」の外観(画像:株式会社ファーマブリッジリリース) 鎌倉駅東口から徒歩7分、鶴岡八幡宮からは徒歩1分という好立地にある「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」は、日本初となる英国アンティーク博物館として2022年9月にオープンしました。 この私設ミュージアムは、次世代にアンティークの世界を伝え、モノや人を引き継ぐ素晴らしさ、大切さを多くの方に感じ取ってもらいたいとのメッセージが込められた小さな博物館です。 建物の設計・デザインは、英国ヴィクトリア&アルバート博物館の分館 V&A ダンディを手がけた世界的建築家として知られる隈研吾氏が担当。鎌倉彫をモチーフにしたファザードが特徴的な外観となっています。 貴重なアンティーク品で100年前のイギリスを感じてみては(画像:株式会社ファーマブリッジリリース)【その他の画像】>> 館内には、館長の土橋正臣氏が30年もの歳月をかけて収集した、100年以上の歴史を持つ本物の英国アンティークコレクションを多数展示。1階から4階までフロアごとに時代やテーマの異なるアンティークが展示され、まるでタイムスリップしたような気分が味わえます。 特徴のあるファザードが印象的な外観。4階には鶴岡八幡宮が見える隈研吾デザインの「立礼式の茶室」も。紅葉の見ごろは11月中旬ごろから(画像:株式会社ファーマブリッジリリース)●忠実に再現された「シャーロック・ホームズ」の世界 今なお、世界中に愛されているアーサー・コナン・ドイルによる推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ。そのシャーロック・ホームズの部屋を忠実に再現した部屋は「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」の見どころの1つです。 本国の「シャーロック・ホームズ博物館」の協力を得て、原作を忠実に再現した部屋が目の前に広がります。 「シャーロック・ホームズの部屋」ではアンティークの理化学機器から壁紙に至るまで、100年以上前(1887~1927年)の生活を再現。ホームズの世界を体感しよう(画像:株式会社ファーマブリッジリリース) 開館1周年のスペシャル企画として、新たにシャーロック・ホームズ像が設置されました。同施設で1番人気のある展示空間「シャーロック・ホームズの部屋」とあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか? 等身大ホームズの隣で写真撮影するのも◎(画像:株式会社ファーマブリッジリリース) 1階フロアのミュージアムショップへの入場は無料なので、気軽に立ち寄れます。イギリス本国の「シャーロック・ホームズ博物館ロンドン」から直接買い付けた貴重な公式グッズや、イギリス直輸入の英国グッズなどを購入できます。ロンドンで人気の時計台・ビックベンやロンドンバス、テレフォンボックスをモチーフにしたアイテムなども多数取りそろえられており、お土産にもぴったり。 「シャーロック・ホームズのテディベア」など貴重な公式グッズを多数販売(画像:株式会社ファーマブリッジリリース)●開館1周年を記念して1955年製のヴィンテージロンドンタクシーが登場! 開館1周年記念のスペシャル企画として、館長のコレクションの1つであるロンドンタクシーの中でも、最も古いタイプとなるFX3が10月31日(火)までの期間限定で展示されています。 日本ではほとんど見ることのできない1955年製のロンドンタクシーが特別展示されている(画像:株式会社ファーマブリッジリリース) 助手席をトランク置き場として使っていた1950年代当時の様子が再現されている他、後部座席にはオリジナルの広告も残っており、当時のイギリスに思いをはせることができます。貴重なヴィンテージもののロンドンタクシーをご覧になってみてはいかがでしょうか? 50年代当時の助手席はトランク置き場になっており、今回の展示でも当時を再現している◎(画像:株式会社ファーマブリッジリリース)●各時代を再現したアンティークフロアも必見! ジョージ王朝時代(1714~1830年)を再現した2階の「ジョージアンルーム」には豪華な銀食器が並んでおり、当時の華やかな暮らしが感じられます。220年前に制作された全高18cmの貴重な英国製のハープには歴史の物語が隠れています。 ジョージ王朝時代(1714~1830年)の銀食器やハープなど貴重なアンティークが並ぶ2階フロア「ジョージアンルーム」(画像:株式会社ファーマブリッジリリース) イギリスが栄華を極めたヴィクトリア女王時代(1837~1901年)のデザイン様式で彩られた、優美な調度品が並ぶ4階の「ヴィクトリアンルーム」も必見です。ヴィクトリア女王時代のアンティーク品に囲まれ、タイムスリップしたような気分が味わえます。 ヴィクトリア女王時代(1837~1901年)の超大型蓄音機や英国王室御用達メーカーによるアップライトピアノなどが並ぶ4階フロア「ヴィクトリアンルーム」。SNSにも映える写真が撮れるのも◎(画像:株式会社ファーマブリッジリリース)●鎌倉で100年前のイギリスにタイムスリップしてみては? 本記事では、鎌倉の人気施設「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」についてご紹介しました。 日本初の英国アンティーク博物館として、貴重なコレクションの数々が多数展示されており、100年以上前のイギリスを感じられます。鎌倉観光とあわせて、100年前のイギリスへタイムスリップする体験を楽しんでみてはいかがでしょうか? ■英国アンティーク博物館BAM鎌倉 住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-11-4-1 TEL:0467-84-8689 営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30) 休館日:なし 利用料金:大人1,300円/中高生1,000円/小学生500円/幼児無料 アクセス:JR横須賀線・江ノ島電鉄「鎌倉駅」東口より徒歩7分、鶴岡八幡宮より徒歩1分
- 神奈川