無料でガッツリ遊べる!江戸川自然Zooの魅力に迫る

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無料でガッツリ遊べる!江戸川自然Zooの魅力に迫る

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日野京子(エデュケーショナルライター)

イベントが目白押しの9月に、動物愛護週間のあることをご存じでしょうか。毎年9月20日から26日までを「動物を愛し、動物と人間の絆を強めることを目的として」定められた記念週間としています。都内にあり、なんと無料で動物と触れ合える動物園があるのです。エデュケーショナルライターの日野京子さんが解説します。

9月は十五夜、敬老の日、秋分の日とさまざまなイベントがありますが、毎年9月20日から26日は動物愛護週間です。「国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めていただくため」として「動物愛護週間」と定められています。

犬や猫といった昔からペットとして飼われている動物だけでなく、小鳥、うさぎやハムスターといった小動物も最近ではペットとして人気を集めています。また、介護施設でもアニマルセラピーとして癒やしの効果も期待されており、ペットの役割は近年重要性を増しています。

ペットだけでなく動物を見たり触ったりすることは、とくに子どもにとっては生き物の生態を学びどのような物を食べて生活をしているのかを体感する貴重な場にもなっています。

23区内にありアクセス抜群の東京にある動物園というと、日本最古の動物園である上野動物園が真っ先に思い浮かびますが、実は東京の下町にも「アクセスの良い動物園」があります。

それが、江戸川区自然動物園です。今回は江戸川区にある、無料で動物と触れ合える動物園「江戸川区自然動物園」を含む、行船公園をご紹介します。

複数の施設が隣接する下町の動物園

江戸川自然動物園 レッサーパンダ (画像:photoAC)



江戸川区の西葛西にある江戸川自然動物園は、敷地面積29,752平方メートルを誇る広大な行船公園内にあります。江戸川区内の公園としては葛西沖開発事業で誕生した葛西臨海公園に次ぐ広さを誇ります。

元々は、衆議院議員も務めた地元の名士である田中源が1933(昭和8)年に当時の東京市に寄付し、戦後に江戸川区へ譲られ現在の公園の整備が行われてきました。

行船公園周辺には宇喜田公園スポーツ広場や都立宇喜田公園が隣接しており、お出かけスポットが集結しています。

その中でもとくに子どもたちに人気を集めているのが「江戸川区自然動物園」です。1983(昭和58)年に開業し、入場料は無料と家計に嬉しいだけでなく、レッサーパンダ、フンボルトペンギン、オオアリクイ等が飼育されているなど本格的な動物園です。

現在は中止となっていますが、ヤギや羊そしてうさぎなどと触れ合うコーナーもあり、都心では貴重な小さい子供でも動物を間近で見て触れ合える点も魅力的です。

平成元年に誕生した平成庭園

平成庭園(画像:photoAC)

自然動物公園の隣には行船公園の整備をさらに進め完成し、平成元年にオープンした平成庭園があります。

池の周囲を歩く築山池泉廻遊式の和風の庭園には桜やツツジ、もみじといった季節を彩る木々が植えられており、自然の風景を楽しむことができます。

池の正面にある源心庵は茶道や華道といったイベントが行われる純日本建築の数寄屋造りの建物です。東京では珍しい浮御堂様式と呼ばれる池に張り出した月見台が特徴的です。裏手側には枯山水庭園もあります。

完成から三十年あまりと日は浅いですが、都心で本格的な日本式庭園を気軽かつ無料で楽しめる場は限られており穴場スポットといえます。春にはしだれ桜がライトアップします。

東京の江戸川区にいながら、京都の寺社仏閣の庭園の雰囲気を堪能できる庭園です。

無料で魚釣りを体験できる釣り池

行船公園のつり池(画像:photoAC)

東京都は海に面する自治体ではあるものの、気軽に魚釣りを体験できる場所は限られています。海釣りでも川釣りをやる場合でも、それなりの装備や準備が必要です。

「ちょっと気軽にやりたい」「子どもに少し魚釣りを体験させたい」という時のハードルが高いなかで、強い味方となるのが行船公園の釣り池です。

釣り竿やエサは持参する必要があり、釣れた魚を持ち帰ることはできませんが、無料でヘラブナ釣りが楽しめます。釣った時に動き回る、生きている魚の迫力は体感しないと分かりません。また、魚釣りは意外と根気が必要で子どもの忍耐力もつきます。

一口に魚釣りと言っても、そこから学べることはたくさんあります。そして、子どもに釣り体験をさせたいと思っても、すぐに飽きてしまうこともあります。無料で魚釣りもできるし違う場所に遊びに行ける行船公園は、子どもを連れて行くには守備範囲の広い公園といえます。

贅沢な要素を詰め込んだ公園

江戸川区自然動物園の動物たち(画像:photoACより合成)

動物園や和風庭園、釣り池や四季を感じる木々や花々を楽しめる。公共交通機関からのアクセスもよく複数の施設をひとまとめするような行船公園は、予定が入っていない休日に当日でも「出かけてみようか」と足を運びやすい子ども達も満足できるお出かけスポットです。

動物愛護週間に動物を見たり、これから本番を迎える秋の行楽シーズンに地元の名士が土地を寄付したことにより誕生した地域の憩いの場に出かけてみてはいかがでしょうか。

■行船公園
住所:東京都江戸川区北葛西3-2-1
アクセス:東京メトロ東西線 西葛西駅より徒歩15分

参照:公益財団法人えどがわ環境財団HP

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