最近話題の「チェアリング」 椅子が重くて大変……の声は100均グッズで解決できた!

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最近話題の「チェアリング」 椅子が重くて大変……の声は100均グッズで解決できた!

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下関マグロ

サンポマスター、食べ歩き評論家

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巷でうわさの「チェアリング」ですが、椅子の持ち歩きが大変。そんな課題を見事解決して(?)、独自のチェアリングを提案するのが下関マグロさんです。

「チェアリング」とは何か

 最近、「チェアリング」がはやっています。

 チェアリングとは、公園や浜辺などに椅子(チェア)を持参し、そこに座りながらゆったり時間を過ごすことで、提唱したのはライターのスズキナオさんとパリッコさんです。

筆者の自宅にあった椅子(画像:下関マグロ)



 チェアリングという言葉が初めて世に出たのは、2016年5月発売の雑誌「酒場人 vol.2」(オークラ出版)の記事で、最初は単に「椅子に座って酒を飲む」ことでしたが、最近では外へ椅子を持っていき、座って過ごすという行為までに意味が広がっています。

 自宅ではなく、近所の公園でリモートワークを行っている人が以前テレビ番組で取り上げられていたので、チェアリングの基本はソロ活動であり、その点ではコロナ禍に合っていると言えます。

打ってつけの椅子が見当たらない

 ということで、筆者(下関マグロ)も早速、散歩の途中でゆったり座りながら食事をしたり、スマートフォンを触ったりするチェアリングをしようと思い立ちました。

 まず、自宅にある座り心地バツグンのディレクターズチェアを持ち出そうと思いましたが、さすがに重すぎて断念。もっと軽くて座り心地の良い椅子は、キャンプ用品店かもしれないと思い、行ってみました。確かに驚くほど軽い椅子はいくつもありましたが、それでもずっと散歩の途中に持ち歩くと考えると、少し無理かなとこちらも断念。

 ならば、出掛けた先の公園などにあるベンチに座ってチェアリングするのはどうだろうかと思いましたが、公園のベンチは座り心地があまりよくありません。しかも雨の降った後はぬれていて、座るのがためらわれます。

 ここで思い出したのが、100均チェーン・ダイソーで以前見かけた、折りたたみできる携帯マット。

ダイソーで買った携帯マット。110円。重さはほとんど感じない(画像:下関マグロ)

 早速買ってきました。いろいろなデザインがありましたが、ブルーにドット柄のものを買ってきました。四つに折りたたみましたが、とにかく軽い。出掛けるときにカバンに入れておくと便利です。

最大の欠点は持ち帰り忘れること

 早速、この携帯マットを持って散歩に出掛けました。街歩きをしていてあらためて分かったのは、街中に椅子やベンチはとても少ないことです。やっと見つけたと思ったら、そこはバス停。バスに乗らないのに、ベンチに座るのはよくありません。

 というわけで、公園までやってきました。時間はちょうど昼時で、お弁当を食べている人などでベンチはいっぱい。そのため、切り株のような椅子に携帯マットを広げてみました。

携帯マットを椅子に広げた図(画像:下関マグロ)



 マットの見た目はそんなに厚くないので期待していませんでしたが、座り心地は意外とよく、何も敷かないで座るより格段に上でした。

 公園に着く前に買ってきた焼きそばを食べて、お茶を飲み、スマートフォンをいじったりして、30分ほどこのマットに座って過ごしました。なるほど、これは便利です。

 その後、散歩に出掛けるときはこの携帯マットを必ずバッグに入れるようになりました。シートが少し硬いコミュニティーバスに乗るときなど、持ち歩いているとさまざまな場所で快適に過ごせます。あと、雨上がりのぬれたベンチに座るときも役立ちました。

 そんな携帯マットですが、大きな欠点がありました。

 それは長時間座っていると、敷いていることを忘れてしまい、そのまま帰ってしまうのです。少し歩いて気がついて、あわてて取りに戻ることが何度かありました。

 忘れたまま帰宅しまうこともあり、次の日に気づいて公園のベンチに行きましたが、携帯マットはありませんでした。交番に遺失届を出そうと思いましたが、なにせ110円なのでもう一度買うことに。その時点で、筆者は携帯マットなしでは散歩に出掛けられない体になっていたのです。

チェアリングに欠かせない携帯マット

 近所のダイソーで携帯マットを再度購入。以前はブルーだったので、今回はレッドにしました。ついでに自撮り棒(330円)も。

 というわけで、自宅近くにある公園のベンチで両方とも使ってみました。

 帯マットはバッグとストラップでつなぎました。これで立ち上がったときに気がつくはず。そして、座っている様子を自撮り棒で撮影しました。自撮り棒はシャッター付きで、セットはとても簡単。スマートフォンをはさみ、ケーブルをイヤホンジャックに入れるだけで、手元のスイッチを使ってシャッターを切れます。

携帯マットを使ったイメージ(画像:下関マグロ)



 相変わらず携帯マットも快適。みなさんもチェアリングする際には、携帯マットを持っていくことをおすすめします。

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