もうすぐ初詣! 明治神宮でやってみたい「ブラタモリ式」参拝方法とは
2020年12月28日
知る!TOKYO1920年創建の明治神宮。その魅力について、東海大学観光学部教授の田中伸彦さんが解説します。
「コロナ時代」の初詣
2020年は新型コロナウイルスとともに幕を開け、その不安が落ち着きを見せないままに暮れ行こうとしています。感染の懸念から世界中の人たちの行動様式や移動方法が一変、観光業やサービス業などを中心に大きなダメージを受ける1年となりました。
もうすぐ2021年がスタートします。コロナの脅威は区切りなく続きそうですが、せっかく新年を迎えるのですから気持ちだけでも一区切りつけて心機一転し、新たなスタートを踏み出したいものです。
さて2021年に「心機一転」を図るために詣でると、御利益がありそうなおすすめの場所はどこでしょうか。筆者(田中伸彦、東海大学観光学部教授)がおすすめしたいのは明治神宮(渋谷区代々木神園町)です。

明治神宮の創建は1920(大正9)年で、2020年に鎮座100年を迎えました。これを記念して規模を縮小しつつも行事が行われ、多くの皇室関係者も参拝しました。
新たな100年を歩み始める明治神宮
そんな明治神宮ですが、2021年から新たな100年、つまり「心機一転」の第1歩を踏み出します。2021年のお正月に明治神宮に詣でれば、われわれも新しい第1歩を踏み出す力を分けてもらえそうです。
明治神宮には正月三が日だけで日本一となる300万人以上の参拝客者が訪れますが、大人数が押し寄せる初詣をためらう人も多いでしょう。
実際、明治神宮でも大みそかから元旦の終夜参拝を取りやめ、12月31日も通常の閉門時間の16時で門を閉めることを決めています。

新型コロナウイルスの感染を避けるため、明治神宮では手水(ちょうず)舎のひしゃくを撤去したり、マスクやアルコール消毒の徹底を行ったりと、入念な対策を講じていますが、それでも心配という人はいるでしょう。
その場合、日時をずらした分散参拝をしてもよいでしょう。ついでに明治神宮を探検してみるのも面白いかもしれません。
おすすめ

New Article
新着記事
Weekly Ranking
ランキング
- 知る!
TOKYO - お出かけ
- ライフ
- オリジナル
漫画