東京国立近代美術館がサマーフェス開催、アートとガーデン・カフェにくつろぐ ビアバーも
東京国立近代美術館が夏の全館イベント「MOMATサマーフェス」を7月19日(土)から開催します。夏ならではの特別企画や子ども向けプログラムなどを実施。金曜と土曜の夜には庭園でビーやワインも楽しめます。金曜夜にガイドと作品鑑賞を実施、皇居を望む庭園にカフェも出現 北の丸公園(千代田区)にある東京国立近代美術館(MOMAT)が夏の全館イベント「MOMATサマーフェス」を7月19日(土)から10月6日(日)まで開催します。展覧会を中心に据えながら、夏ならではの特別企画として「フライデー・ナイトトーク」の開催や「ガーデン・カフェ&夏のガーデン・ビアバー」の営業、子ども向けプログラムなどを実施します。 東京国立近代美術館が夏の全館イベント「MOMATサマーフェス」を開催。写真は「所蔵品ガイド」イメージ(画像:東京国立近代美術館) フライデー・ナイトトークは、ガイドスタッフと参加者がトークしながら作品を鑑賞する人気プログラム、「所蔵品ガイド」を金曜の夜にも行うものです。 毎日14時から実施している「所蔵品ガイド」は1時間で約3作品を鑑賞しますが、フライデー・ナイトトークは1作品をじっくり鑑賞します。 「当企画は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)など世界のミュージアムでも利用されているスウェーデン製のギャラリーチェアを使うのもこだわりポイントのひとつです」(広報担当者) 申し込み不要、参加費も無料(要観覧券)です。 ガーデン・カフェは、レストラン「ラー・エ・ミクニ」のキッチンカーが皇居を見渡せる同館の前庭で営業。金曜と土曜のみ18時から「ガーデン・ビアバー」として、ビール、ワインなどのドリンクとともに、パスタやフライドポテトなど「ラー・エ・ミクニ」の味を、芝生の緑が気持ちよい前庭で涼みながら楽しめます。 また、子供向けイベントとして、8月10日(土)と11日(日)に小学生対象の特別ワークショップを開催。展示室でのギャラリートークや工作などが体験できます。参加費は無料ですが、事前申込が必要です。各日10:30〜12:30、14:00〜16:00の2回行われます。 「MOMATサマーフェス」に先立ち、7月2日(火)より企画展「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」も開催予定です。 こちらは、『アルプスの少女ハイジ』や『赤毛のアン』、『火垂るの墓』、『かぐや姫の物語』などを生んだアニメーション映画監督、高畑勲さん(2018年没)の回顧展(有料)です。会場外のエントランスに、写真撮影スポットとして『アルプスの少女ハイジ』に登場するアルムの山小屋を設置。さらに、7月21日(日)の14時から同展をより楽しむための講演会も催されます。 ほかにも様々な企画を実施予定とのこと。期間中は、毎週金曜と土曜は夜9時まで開館し、夜の割引料金で観覧できます。 ●「MOMATサマーフェス」開催概要 ・会場:東京国立近代美術館 ・住所:東京都千代田区北の丸公園3-1 ・休館日:月曜日(7月15日、8月12日、9月16日・23日を除く)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、24日(火) ・開館時間:火~木・日曜 10:00~17:00、金・土曜 10:00~21:00(入館は閉館30分前まで) ・アクセス:東西線「竹橋駅」1b出口から徒歩3分
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