相模湾を見下ろす絶景を堪能!老舗旅館をリノベーションした宿泊施設「HOTEL FALO manazuru」の魅力とは

  • 宿泊・ホテル
  • 神奈川
相模湾を見下ろす絶景を堪能!老舗旅館をリノベーションした宿泊施設「HOTEL FALO manazuru」の魅力とは

\ この記事を書いた人 /

逆瀬川勇造のプロフィール画像

逆瀬川勇造

不動産ライター

ライターページへ

半島の形が鶴の羽ばたく様子に似ていることから名付けられた神奈川県・真鶴町。相模湾のオーシャンビューは「日本のリビエラ」とも称されるほど人気です。2023年12月、長年地元の方に親しまれてきた老舗旅館がリノベーションされて新たに生まれ変わりました。今回は「HOTEL FALO manazuru」について、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。

 都心から電車や車で1時間半ほどの場所に位置する神奈川県足柄下郡真鶴町。相模湾の絶景を求めてその地を訪れる観光客や、夏には、マリンスポーツやスキューバダイビング愛好家にも人気のスポットです。

 そんな真鶴町に、新たなホテル施設「HOTEL FALO manazuru(ホテルファロ真鶴)」がオープンしました。本記事では「HOTEL FALO manazuru」の注目ポイントに迫っていきます。

真鶴半島の美しい景色に癒やされよう(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)



美しい街並みを残す・真鶴

 都心から電車や車を使って1時間半程度でアクセスできる神奈川県真鶴町。そんな真鶴町に、2023年12月「HOTEL FALO manazuru」がオープンしました。

 真鶴半島は、冬でも暖かい風を生む相模湾に面し、緩やかな斜面地が特徴のエリア。太陽の光を思う存分取り入れることができ、豊かな緑が育まれているのが特徴です。漁港で水揚げされる新鮮な魚に加えて、農産物も豊富であるなど、たくさんの食材に恵まれた土地でもあります。

 1993年に制定された通称「美の条例」により大規模な建築開発が制限されたこともあり、素朴で生活感のある海辺の景観が大切な町の財産となっています。それだけではなく、地域住民のコミュニティの強さや生活の豊かさ、暮らしの丁寧さも注目ポイント。近年では、昔ながらの美しい町並みや暮らしに心惹かれて、都心部からの移住者も増えているとか。

 このような魅力あふれる真鶴町で長年人々に愛され、惜しまれながらも閉館となった「まるなか旅館」がリノベーションを経て、昨年末に「HOTEL FALO manazuru」として生まれ変わりました。

写真左:長年愛された旧「まるなか旅館」リノベーション前/写真右:リノベーション後のイメージ(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

 「FALO」とは「灯台」を意味し、真鶴を訪れる方の“道しるべ”となり、真鶴の未来を照らしたいという願いも込められているのだとか。「HOTEL FALO manazuru」では相模湾の美しいオーシャンビューに加え、地元のおいしい食材が楽しめるなど「真鶴町」ならではの体験が得られるとのこと。町から醸し出されるノスタルジックな雰囲気を味わいながら特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

全6室の客室とサウナ付きの貸切家族風呂も

 「HOTEL FALO manazuru」の客室数は全部で6室。素朴な味わいのある自然素材を使いながら、暮らしやすさと、どこかシャープなイメージを兼ね備えています。すべてのお部屋から相模湾を一望できるのは魅力。開放感に包まれながらゆったりとした時間を過ごせること間違いなしです。

客室から相模湾の美しい景色を堪能できる(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

 部屋タイプは全部で4タイプ。過ごし方で使い分けできるため、選びやすいのもポイントです。最も広々としているデラックスルームは大きなベッドが3台と、海を眺めながら作業できるデスクも設置されています。ひとりでの利用はもちろん、家族などのグループ旅行にも最適です。

 スーペリアルームの特徴はオリジナル加工を施した和紙畳の「小上がり」。和モダンな雰囲気が旅の疲れを癒やしてくれます。カジュアルに利用しやすいスタンダードルームは、大きな窓から見える、相模湾や山々の眺めがポイント。真鶴半島の豊かな自然が心安らぐひとときを演出してくれますよ。

全室オーシャンビュー(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

 全6室のうち1部屋はドッグルームです。旅行に行く際、愛犬を預けないといけない、お留守番を任せないといけない、そんな経験をした方も多いでしょう。愛犬も大切な家族の一員。一緒に旅行に出かけて旅の思い出を作りたいと考える方も多いはず。ドッグルームでは足洗い場からお部屋までの動線が確保されているため、安心して海辺のお散歩を楽しめます。また床材にはお掃除しやすいフローリング素材が使用されており、何かあっても部屋を清潔な状態に保てます。また、レンタルできるグッズの中にはペットシーツやペット用のクッションなども完備。身軽な状態で宿泊を楽しめます。

旅館時代の面影を残す貸切温泉で思いっきりくつろいでみては(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

 また、宿泊客のみが利用できる貸切家族風呂も注目ポイント。真鶴で採石される小松石を使った岩風呂は、人目を気にせずくつろげる、プライベートな空間として利用できます。セルフロウリュができる専用サウナも併設されており、サウナ好きのビジターも満足行くまで“ととのう”ことができますよ。

(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

相模湾が育んだ食材を堪能できるレストランも魅力

 レストラン「燈下」は、近くにお住まいの方や観光客も利用が可能です。宿泊客限定の朝食やディナーだけではなく、たくさんの方々に親しまれる場所を提供したいという思いから、ランチやテイクアウトなど朝から夜までどの時間帯でも利用しやすいオールデイダイニングスタイルで展開されています。

(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

 好きな時間にふらっと立ち寄れるため、真鶴半島と相模湾が育んだ地場の食材を使用したおいしいお料理を心ゆくまで楽しんでみては。

真鶴のおいしい食材に舌鼓を(画像:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツリリース)

地元と提携したプランの提供も予定

 また、ゆくゆくは真鶴町の飲食店との提携や自然を感じるアクティビティ、移住体験プランなどの展開も計画されているとのこと。訪れる人々が行き交う船を眺めながら真鶴名産の新鮮な魚を使ったサバサンドなどの魅力的なメニューを味わえば、ゆったりとしたまちの魅力にふれるきっかけとなりそうです。今後も最新情報から目が離せませんね。

温かみのある燈台のもとで、真鶴をもっと楽しもう

 本記事では、真鶴半島の中心に2023年12月オープンした「HOTEL FALO manazuru」についてご紹介しました。

 真鶴のランドマークとして、地域の食材を活かしたおいしい料理や、素晴らしいホスピタリティを提供してくれること間違いなしの施設です。真鶴の未来を照らす「燈台」のような存在として、地域内外の人々にとって必要なオアシスとなるはず。その温かさに触れて、日々の疲れをゆったりとほぐしてみてはいかがでしょうか。

■HOTEL FALO manazutu
住所:神奈川県足柄下郡真鶴町1374-1
TEL:0465-46-6770
チェックイン15:00~22:00/チェックアウト:11:00まで
貸切露天風呂+サウナ:16:00~22:00(45分事前予約制)

レストラン燈下(朝食・夕食は宿泊限定)
一般利用営業時間:11:30~14:30(LO.14:00)
定休日:木曜・金曜
アクセス:JR東海道本線「真鶴駅」より徒歩約20分

関連記事