2022年12月オープン!大手町・丸の内・有楽町エリア最大級の緑地空間「Otemachi One Garden」とは?

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2022年12月オープン!大手町・丸の内・有楽町エリア最大級の緑地空間「Otemachi One Garden」とは?

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逆瀬川勇造

不動産ライター

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2022年12月に「Otemachi One Garden」がオープンしました。日本屈指のオフィス街である大手町・丸の内・有楽町エリア最大級となる緑地空間です。本記事では不動産ライターの逆瀬川勇造さんが、ホテルやホール、飲食店が先行開業している「Otemachi One」の一角に誕生した、緑豊かな新しい都会のオアシスの詳細についてご紹介します。

 2022年12月16日にオープンした「Otemachi One Garden」。

 オフィス街の中に広がる緑地空間としてさまざまなにぎわいを創出するスポットになると予想されますが、にぎわいの創出だけでなく、環境への効果も期待されています。

 一体、「Otemachi One Garden」が目指す役割とはどのようなものなのでしょうか。

 本記事では、新オープンした「Otemachi One Garden」の果たす役割や見どころスポットについてご紹介します。

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「Otemachi One Garden」とは?

 最先端オフィス、ホール、カンファレンス、飲食店、ショップ、ホテルなどの複合施設として2020年2月に先行して誕生した「Otemachi One」。

 今回オープンした「Otemachi One Garden」をもって、デベロッパーである三井物産と三井不動産による複合施設「Otemachi One」の完成となりました。

フォーシーズンズホテル東京大手町や飲食店などが入居する「Otemachi One」(画像:三井不動産株式会社リリースより)



 「Otemachi One Garden」は、都心の中で自然を感じながら「憩う」「潤う」「賑わう」「働く」「思索する」といった場を目指して誕生。

大手町・丸の内・有楽町エリアでは最大級の緑地空間となるもので、約6,000㎡のうち、芝生広場を中心とした約3,000㎡はイベントスペースとなります。

 オフィス街である大手町エリアにおいては、希少なイベント対応型の広場空間であり、多様な活用が期待できるでしょう。

(画像:三井不動産株式会社リリースより)

Otemachi One Gardenが果たす5つの役割

 「Otemachi One Garden」では、オフィス街の中の緑地空間としての役割だけでなく、サステナビリティへの貢献も期待できる空間となっています。

 ここでは、Otemachi One Gardenが果たすサステナビリティな5つの役割についてご紹介しますので、見ていきましょう。

【1】環境負荷軽減に向けた取り組み

 約6,000㎡もの大規模な緑地空間は、地表面の温度上昇を抑制するクールスポットを形成する役割を担っています。

 敷地内に植えられている木々にはカーボンニュートラルへの貢献が期待され、年間11tの炭素固定効果を見込んでいるため、環境負荷軽減効果が期待できるでしょう。

【2】生物多様性への配慮

 「Otemachi One Garden」は、皇居の近くに位置しており、皇居の植生や地域の潜在植生に配慮しつつ、緑と水辺の空間を創出。

 近隣に生息する鳥や昆虫など、多様な生物の生育環境の拡大への寄与が期待できるでしょう。

常緑広葉樹を中心にイロハモミジなどの落葉樹も(画像:三井不動産株式会社リリースより)

【3】環境学習の場に

 緑地空間を拠点として「エコ体験ツアー」の開催など、環境教育イベントの開催も予定しており、環境学習の場にも活用できる施設を目指しています。

 環境意識の向上にも寄与するスポットとしての活用が期待できるでしょう。

【4】グリーンインフラ機能

 「Otemachi One Garden」は、グリーンインフラ機能としての活用も期待されています。

 グリーンインフラとは、自然環境の多様な機能を活用する取り組みです。

 大手町エリアでは、「人々の憩いの場」の拡充も求められており、「Otemachi One Garden」のグリーンインフラによる快適で創造性にあふれた都市空間の創出が期待できるでしょう。

四季を通してさまざまな植物に出合える(画像:三井不動産株式会社リリースより)

【5】防災機能としての役割も

 「Otemachi One」及び「Otemachi One Garden」では、都の帰宅困難者対策条例に基づいた災害時の「一時滞在施設」としての機能も有しています。

 防災井戸の整備や浄化施設も併設されており、災害時の飲料水供給も可能。

 近年は地震や台風災害も多く、こうした防災機能の強化は急務ともいえるものです。こうした防災機能の拡充は重要なポイントといえるでしょう。

「Otemachi One Garden」の見どころとは?

 「Otemachi One Garden」の果たすサステナブルな役割をご紹介しました。

 ここからは、「Otemachi One Garden」の見どころをご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。

(画像:三井不動産株式会社リリースより)

●7つのエリアに分かれた緑地空間

 「Otemachi One Garden」は、以下の7つのエリアに分かれています。

 ・インペリアルフォレスト
 ・サクセッションフォレスト
 ・フラワーガーデン
 ・シェードガーデン・ウォーターガーデン
 ・インペリアルグリーン
 ・ENGAWAテラス
 ・ゲートウェイプラザ

 エリア内で最も目立つ「インペリアルグリーン」には天然芝が敷き詰められ、天気の良い日にはランチを楽しんだり、マルシェが開催されたりとさまざまな楽しみ方ができます。

 他にもお洒落な小径やSNSに映える水景、水景を眺められるENGAWAテラスなど、ランチや打ち合わせにも利用できるスペースもたくさんありますので、仕事の合間の休憩におすすめです。

●期間限定イルミネーションやフラワーディスプレイも

 「Otemachi One Garden」では、今回のオープンに伴い、世界的なフラワーアーティストであるニコライ・バーグマン氏のフラワーディスプレイも2023年2月14日までの期間限定で展示中です。

 また、同じ期間中にイルミネーションも実施されていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

※ウィンターマルシェは12月25日で開催終了しました(画像:三井不動産株式会社リリースより)

「Otemachi One Garden」で憩いの時間を過ごしてみては?

 本記事では、「Otemachi One Garden」についてご紹介しました。

 日本を代表するオフィス街の中で自然を感じながら過ごせるスペースとして誕生した「Otemachi One Garden」。

 大手町エリアでは希少な約3,000㎡もの広大なイベントスペースも有しており、マルシェの開催や環境学習イベント、ビアガーデン、野外シアターなどさまざまな活用が期待されています。

 新たに誕生した緑あふれる空間で、思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

■Otemachi One
所在地:東京都千代田区大手町1-2-1
アクセス:東京メトロ千代田線・丸ノ内線・半蔵門線・東西線・都営三田線 大手町駅C4出口直結
東京メトロ東西線 竹橋駅より徒歩5分

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