スターバックスの「ティー」に特化した店が続々登場。東京3店舗目が恵比寿にオープン

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スターバックスの「ティー」に特化した店が続々登場。東京3店舗目が恵比寿にオープン

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シカマアキ

旅行ジャーナリスト、フォトグラファー

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スターバックスといえばコーヒーですが、実は「お茶」に特化した店舗があるのをご存じですか? 今回は、日本全国を旅し、海外のスターバックスもよく利用する旅行ジャーナリストのシカマアキさんが、「スターバックス ティー & カフェ」や「TEAVANA(TM)」の魅力、そして恵比寿に先日オープンした新店舗などをご紹介します。

●全国でたった7店舗のみ、「ティー」ビバレッジが充実

日本全国に店舗を展開する人気のコーヒーチェーン「スターバックス」に、「ティー」ビバレッジに特化した店舗があるのをご存じでしょうか。2022年11月現在、全国7店舗のみという特別なお店です。

スターバックス コーヒー 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店(画像:シカマアキ)



 東京都内では、日本1号店の「六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店」、日本2号店の「キラリナ京王吉祥寺店」、そして2022年11月8日にオープンした「恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店」です。その他、大阪に2店舗、福岡と富山に1店舗ずつあります。

スターバックス コーヒー 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店(画像:シカマアキ)

 「スターバックス ティー & カフェ」という名称のこの店舗、通常のお店と違う点がいくつかあります。通常店舗のメニューにもあるティービバレッジ「TEAVANA™(ティバーナ)」でさらに多くのメニューを提供しているのが最大の特徴です。

 特に、コーヒーだけでなく「お茶が好き」という人にはおすすめ。単なるティーに止まらない、スターバックスの新たな一面も知ることができます。

スターバックス コーヒー 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店(画像:シカマアキ)

 日本全国そして世界1号店のシアトルをはじめ海外のスターバックスも多く利用する筆者が、「スターバックス ティー & カフェ」や「TEAVANA」(TM)の魅力、そして恵比寿に先日オープンした新店舗などを紹介します。

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●恵比寿の店舗はティーウォールが「パッションティー」

 「スターバックス コーヒー 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店」は、恵比寿ガーデンプレイスでは2店舗目となるスターバックス。センタープラザの全面開業に合わせてオープンしました。

スターバックス コーヒー 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店(画像:シカマアキ)

 店内は、温かみが感じられる色合いで、五感でティーが楽しめる「ハーバルティー」がデザインテーマとのこと。

 特に、「スターバックス ティー & カフェ」を象徴するティーウォールは、この店舗でも提供する「パッションティー」のような鮮やか色がパッと目を引きます。この色合いはテンションが上がる、元気も出て、明るい気分になれることでしょう。

スターバックス コーヒー 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店(画像:スターバックス コーヒー ジャパン)

 大きなテーブル席あり、ソファ席あり、外にはテラス席も。1人でも友人同士でもカップルでも、誰もが利用しやすい店舗です。外の景色は、日中は都会と自然、そして夜はライトアップとガラリと変わります。

●3つの「ティー」カテゴリーで楽しめるこだわりのビバレッジ

 東京3店舗を含む全国7店舗のみの「スターバックス ティー & カフェ」では、通常店舗とは異なるビバレッジ(ドリンク)などのメニューを提供しています。

 ビバレッジメニューは、カテゴリー別に「ティー クリエイション」「ティー ラテ」「ティー フラペチーノ(R)」の3つ。季節ごとの商品に加え、常時10種類以上のティービバレッジがラインアップされています。

ゆず & シトラス ラベンダー セージ ティー(画像:シカマアキ)

 「ティー クリエイション」では、例えば「ゆず & シトラス ラベンダー セージ ティー」の場合、りんご、パイナップル、ラベンダーなどをブレンドしたスターバックスのティーブランド「TEAVANA™」 の「シトラス ラベンダー セージ ティー」に、ゆずの果皮とグレープフルーツが入ったシトラス果肉とルビーグレープフルーツのジュレをトッピング。

 本格的なブレンドティーとフルーツ感を同時に味わえる代表的なドリンクです。アイスですっきりとしたのど越しで楽しめます。

ジャパニーズ チャイ ティー ラテ(画像:シカマアキ)

また、「ティー ラテ」では、通常店舗では味わえない「和三盆 抹茶 ティー ラテ」「和三盆 ほうじ茶 ティーラテ」などを提供。

 「ティー フラペチーノ(R)」では、ハイビスカスやオレンジピールなどをブレンドしたパッションティーをベースに、ストロベリー果肉を加えた「ストロベリー & パッション ティー フラペチーノ(R)」などが用意されています。

 その他、時期ごとに季節感あふれる期間限定ビバレッジもあり、毎回とても人気です。

ティー フラペチーノ(R)は時期ごとに期間限定もあって人気(画像:シカマアキ)

 フードメニューは、基本的に通常店舗と同じラインアップ。しかし、ワッフルや各種ビバレッジに「バニラアイスクリーム」をトッピングできるのは、実は「スターバックス ティー & カフェ」のみ。

 特にアメリカンワッフルで注文すると、バニラアイスクリームにほうじ茶パウダーが添えられ、口の中でほのかにほうじ茶の味がし、香りも楽しめます。

バニラアイスクリームのトッピングは「スターバックス ティー & カフェ」のみ(画像:シカマアキ)

●スターバックス創業時から「ティー」は主力商品だった歴史

 なぜスターバックスでティーに特化した店舗が誕生したのか。これは1971年にスターバックスがアメリカで創業した当時に「Starbucks Coffee, Tea and Spices」とブランド名を掲げていたことに由来します。創業時はコーヒーとティーの量り売りを行い、当初からコーヒーと並ぶ主力商品でした。

スターバックス ティー & カフェにある茶葉は購入も可能(画像:シカマアキ)

 そして、日本のスターバックスでは「抹茶」「ほうじ茶」など日本になじみ深いティーを使ったティーラテなどの商品を発売。そして2020年7月、東京・六本木に「スターバックス ティー & カフェ」がオープンしました。

スターバックス コーヒー 六本木メトロハットハリウッドプラザ店 (画像:スターバックスコーヒー ジャパン)

 ティービバレッジなどは7店舗共通。しかし、店舗ごとに「ティーウォール」が違います。

 例えば、六本木のコンセプトは、ブラックティー、グリーンティー、ホワイトティー、ハーバルティーの4種類のティーを全て踏襲したデザインで、吉祥寺と富山はグリーンティー、LUCUA大阪はブラックティーなど。STARBUCKS ロゴの横に茶葉があるのも特徴です。また、イートインの場合、ビバレッジは基本「グラス」で提供されます。

スターバックス コーヒー キラリナ京王吉祥寺店 (画像:スターバックス コーヒー ジャパン)

 スターバックスで味わう「ティー」の世界。こだわりのビバレッジを味わうため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

■スターバックス コーヒー 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ B1
TEL:03-6456-3212
営業時間:8:00~22:00
定休日:不定休
アクセス:JR・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅より徒歩約10分

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