夏も食べ歩きが楽しい浅草さんぽへ!話題の和スイーツやおしゃれな江戸風鈴に出会った
昭和の面影を残す浅草は「他のエリアとは違うレトロ感」が漂う歴史ある観光地。話題のお店が多く進出するエリアでもあります。今回は浅草で食べ歩きさんぽするのにチェックしておきたい新しいお店を、エデュケーショナルライターの日野京子さんがご紹介します。 季節を問わず多くの人でにぎわう浅草。老舗と新しいお店が存在する、言わずと知れた東京を代表する観光スポットです。 都市開発が頻繁に行われる都心に比べると、昭和の面影を残す浅草は「他のエリアとは違うレトロ感」が漂い、若者にとって新鮮です。そして世界中から観光客が集まる浅草は、話題のお店が多く進出するエリアでもあります。 左から「抹茶ラテ壱」「和紅茶ラテ」「ほうじ茶ラテ」(各700円)。アイス各種や白玉などをトッピング可能なドリンクスタンド「八十八 浅草」。和スイーツ好きにはたまらない(画像:株式会社roomリリースより)【画像】白玉やアイスをトッピングしたできたて日本茶ラテに季節のどら焼き、土屋鞄のサステナブルな風鈴まで>> 今回は、外国人観光客だけでなく若い世代にも人気を集める浅草の、食べ歩きのお供にしたい話題のスイーツや夏を演出する限定アイテムをご紹介していきます。 点ててすぐの抹茶をいただける!京都産茶葉だけを使用した日本茶ドリンクスタンド「八十八良葉舎」 八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)は2019年10月に嵐山本線車折神社前駅からほど近い場所に本店をオープンした日本茶スタンド。 本店は2坪ほどの店ながらも、京都産茶葉のみを使用した日本茶のラテやスイーツメニューは瞬く間に話題を集め、2023年1月には東京初出店となる浅草店が開店しました。 注文を受けてから抹茶を点てて提供される抹茶メニューは7種類。その他緑茶や和紅茶、ほうじ茶といった日本茶アレンジメニューも(画像:株式会社roomリリースより) 言問橋近くにある隅田公園に接するエリアに店を構えた浅草店は、本店同様に注文を受けてから抹茶を点てて提供するスタイル。 ラテやスイーツを通じて、抹茶のおいしさや脈々と受け継がれている茶道の世界を垣間見ることができます。 京都に行かなくても堪能できる話題の抹茶ラテやスイーツを味わってみてはいかがでしょうか。 左:抹茶を配合したミルクプリンを使いより濃厚に仕上げた浅草店限定の「浅草プリン」/右:本店で人気の「八十八プリン」(600円)。いずれも白玉トッピングで+150円。その他季節のフルーツやオーツミルクなどトッピングメニューも豊富(画像:株式会社roomリリースより)どらやき専用コーヒーも!ネット予約可能な「門仲どらやき どら山 淺草工房」 浅草といえば和のイメージが強く、話題の和菓子が集まる激戦区。そんな浅草エリアに今春開店した「門仲どらやき どら山 淺草工房」は、通常のどらやきとは違う、ふかふかの食感が人気を集めています。 ふかふかの生地(画像:株式会社ディテールアンドワークス プレスリリースより) かつて日本初の常設映画館が存在していた「浅草電気館」の跡地にある、石造りの電気館ビル1階に構えた店舗はガラス張りで製造工程が良く見えます。 製造工程が良く見えるモダンな外観。どらやき専用コーヒーも販売されている。テイクアウトしたどらやきを壁側のベンチ席で食べることもできる(画像:株式会社ディテーアンドワークスリリースより 情報番組「ZIP!」でも取り上げられるなど、すでに浅草の食べ歩きスイーツとして話題を集めています。 和スイーツの極みである「宇治抹茶淺どら」は、マスカルポーネクリームの上に宇治抹茶クリームと白玉、黒あんが添えられ、和菓子好きにはたまらない一品。 「抹茶どら」(800円)は黒あん・マスカルポー入り特性宇治抹茶クリーム・抹茶ジェラート・白玉と最強の組み合わせ!(画像:株式会社ディテールアンドワークスリリースより) 初夏限定の「マンゴー淺どら」も登場。マンゴーとマンゴージャムの他に、求肥、白あん、マスカルポーネ生クリームとトロピカルでありながらも和洋のハーモニーを堪能できます。 10個以上の持ち帰りの場合、専用サイトからテイクアウトの予約もできます。 7月末までのトロピカルなどらやき「マンゴー淺どら」(700円)(画像:株式会社ディテールアンドワークスリリースより土屋鞄プロデュース!ひとつひとつ音の異なる江戸風鈴が夏の涼しさを演出 牛革のランドセルとして高価格帯のランドセルメーカーとして有名な土屋鞄。 そのランドセル製造工程で出た余った皮を使用した江戸風鈴を、浅草かっぱ橋道具街にあるガラスの器と工芸を扱うお店「TSUCHI-YA(つちや)浅草合羽橋本店」とECサイトにて数量限定で販売しています。 シンプルで味わい深い江戸風鈴。同じ形でも大きさや厚みに個体差があり、ひとつひとつ微妙に音が異なっている(画像:株式会社土屋鞄製作所リリースより) 実は江戸風鈴の製造所は現在2カ所のみ。コラボしている江戸風鈴の老舗「篠原風鈴本舗」は、江戸川区にある大正4年創業の老舗です。一つ一つ手作りされている江戸風鈴は、釜の状態や気候によって泡やシワが入るものが出るのだそう。絵付けしにくく用途が限られる「販売できない風鈴」を、サステナブルで個性的な風合いのあるガラス風鈴として生まれ変わらせています。 取り扱う「TSUCHI-YA浅草合羽橋本店」は、2022年8月にオープンしたショップです。普段の生活で使われることの多い透明のコップを中心に、江戸切子、ワイングラスや花器等、約1,400点を取り扱っています。 デザイン性の高いガラス製品専門店(画像:株式会社土屋鞄製作所リリースより) 切子職人から国内外の作家が手がけた商品まで並んでいますが、価格帯は1,500円から8万円程度と幅広いのも特徴的です。 夏らしさを演出する風鈴や、涼しげなガラスの器を探しに足を運んでみてください。 シンプルで落ち着きのある店内。2階のギャラリーでは企画展も開催されている(画像:株式会社土屋鞄製作所リリースより)夏本番を迎える浅草散策に出かけよう 世界各国から観光客が訪れる浅草は、話題のニューショップが誕生しやすいエリア。街の雰囲気に合わせて食べ歩きしやすい和のスイーツや、和アイテムに出会いやすい街です。 進化系和スイーツを食べ歩きのお供に、レトロな文化をモダンにアレンジした夏の浅草さんぽを満喫してみてはいかがでしょうか。 ■八十八 浅草 住所:東京都台東区花川戸2-14-3 TEL: 03-5830-6824 営業時間:平日11:00~17:00/土日祝 10:00~17:00 定休日:不定休 アクセス:東京メトロ銀座線・都営浅草線 浅草駅より徒歩5分 ※詳細は公式サイトをご確認ください ■門仲どらやき どら山 淺草工房 住所:東京都台東区浅草1-42-4 営業時間:10:30〜16:00 ※売り切りで閉店する場合あり。 アクセス:つくばエクスプレス線 浅草駅より1分 ※詳細は公式サイトをご確認ください ■TSUCHI-YA浅草合羽橋本店 住所:東京都台東区西浅草 2-5-4 TEL: 03-6555-2270 営業時間:11:00~18:00 定休日:金曜 アクセス:東京メトロ銀座線 田原町駅より徒歩 7 分 つくばエクスプレス線 浅草駅より徒歩 6 分 ※詳細は公式サイトをご確認ください
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