米ファンド×ヨドバシ連合による「そごう・西武」買収、各店舗は今後どうなる?

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米ファンド×ヨドバシ連合による「そごう・西武」買収、各店舗は今後どうなる?

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若杉優貴

都市商業研究所

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セブン&アイHD傘下の大手百貨店「そごう・西武」が売却され、米ファンド×ヨドバシ連合が全株式を取得しました。そのため近い将来「そごう・西武」旗艦店へのヨドバシカメラの出店が見込まれています。サービスや店舗構成はのように変わっていくと予想されるのでしょうか。都市商業研究所の若杉優貴さんが解説します。今回は後編です。

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    そごう横浜店の屋上シンボルゾーン「太陽の広場」。 業績不振に苦しんでいたそごう・西武だけに「米ファンド×ヨドバシ連合」が同社にとっての「太陽」となれるのかどうか、今後の動きが注目されます。(画像:若杉優貴)
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    2016年9月に閉店した「そごう柏店」。現在は空き店舗。 再末期の売上はピーク時の約2割にまで減少していました。(画像:若杉優貴)
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    ヨドバシカメラの出店候補になっているとみられる「西武渋谷店」。 同店は1968年築であるため、今後の状況によっては「建て替え・再開発」となる可能性も。(画像:若杉優貴)
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    表:そごう・西武の店舗と家電量販店の立地(2022年)(画像:若杉優貴)
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    図:地域別百貨店売上高推移。地方の百貨店は一層厳しい状況となっている。(画像:若杉優貴)
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    「西武福井店」は地場百貨店「だるまや」を買収した店舗で福井県内唯一の百貨店。 2021年に全館改装を終えたばかり。「ロフト」「無印良品」など多くの人気テナントが出店する一方、館内に家電量販店はありませんが…。(画像:若杉優貴)
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    2021年に閉店した「そごう川口店」は現在空き店舗。(閉店前に撮影) 現在も一部不動産をそごう・西武が所有しています。(画像:若杉優貴)
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    台湾・高雄市の一等地に居並ぶ「そごう」と「三越」。 どちらも日本の店舗と同じ意匠等が随所に見られますが、台湾の三越は三越伊勢丹が筆頭株主である一方でそごうは2000年よりFC店化されています。(画像:若杉優貴)
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    台湾のそごう1号店「遠東そごう台北店忠孝館」の店頭で世界の人形時計を見る人々。 日本国内では見納めとなったそごうのシンボル「世界の人形時計」は、台湾では香港ディズニーランドとの契約に切り替えられ2022年現在も稼働しています。(画像:若杉優貴)
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