奥多摩の自然をめいっぱい満喫!おすすめ避暑&紅葉スポット3選【東京都】
東京では、猛暑日が年間最多記録を更新するなど、9月に入ったとはいえ、まだまだ残暑が厳しいこの頃。休日には少しでも涼しいところに足を伸ばしたいという方も多いのではないでしょうか。今回は、都心よりも涼しく過ごせる人気観光地・奥多摩エリアのおすすめ避暑スポットについて、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。 9月に入っても、まだまだ暑い日々が続く東京都内。どこかに出かけるにしても、「少しでも涼しいところに出かけたい!」といった方も多いでしょう。そこで本記事では、東京のオアシスともいえる奥多摩エリアの避暑スポットについてご紹介します。残暑を乗り切る、おすすめの避暑スポットでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか? 奥多摩駅に降り立てば、眼前には緑豊かな自然が広がっている(画像:photoAC)●豊かな自然が広がる奥多摩 東京・奥多摩町は、8月の都心の平均気温と比べて4℃ほど低く、まだまだ暑いこの時期におすすめの人気観光地です。 自然豊かな環境に囲まれている奥多摩エリアは、東京都心から電車で約1時間半の距離にあります。連日暑い日が続く都心と比べて平均気温も低く、手軽に行ける避暑地としても人気です。都内とは思えないほどの森林や渓流といった豊かな自然にあふれており、景勝地や温泉、グルメなども楽しめます。紅葉スポットも多いので、これからの季節にぴったりです。ここからは、奥多摩エリアのおすすめ避暑スポットについて3つご紹介します。 ラフティングなどのアクティビティも楽しめる(画像:photoAC)●日原鍾乳洞 日原川支流の小川谷にある「日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)」は関東随一の規模を誇る鍾乳洞としても知られるスポット。洞内の温度は、年間を通じ約11℃を保っており、夏でもひんやりと涼しい場所となっています。 洞窟入口(画像:photoAC) 洞内には「白衣観音」や「ガマ岩」、「縁結び観音」などの見どころもたくさん。洞内は、約40分で巡ることができ、幻想的な鍾乳洞の魅力を満喫できます。 また洞内にある、日本庭園の特殊技法の1つといわれる「水琴窟」の奏でる音も必聴です。地中に埋めた水を張った瓶に、手水鉢の水が滴り落ちる音が反響して奏でる音色は、厳かな鍾乳洞の雰囲気にマッチして、幻想的な感覚が味わえるでしょう。 ライトアップされた洞内は実に幻想的でデートにも◎(画像:photoAC)■日原鍾乳洞 住所:東京都西多摩郡奥多摩町日原1052 TEL:0428-83-8491 営業時間:【4月~11月】9:00~17:00/【12月~3月】9:00~16:30 定休日:年末年始(12月30日~1月3日) 料金:大人900円/中学生700円/小学生600円 アクセス:JR「奥多摩駅」より西東京バスで約30分「鍾乳洞」バス停で下車し徒歩約5分 ※土日祝は終点「東日原」バス停で下車し徒歩約25分 ●KIKORI CAFE TOKYO 2023年7月にオープンしたばかりの「KIKORI CAFE TOKYO(キコリカフェ)」もおすすめスポットの1つです。お店の真下に、絶景ポイントでもある鳩ノ巣渓谷があり、美しい渓谷を眺めながら食事を楽しめます。 真下を流れる美しい渓谷の景色は涼しげで◎(画像:photoAC) もともと、「木古里COFFEE &ギャラリー」として地元の方を中心に愛されてきたカフェでしたが、昨年10月にオーナーが亡くなられたために閉店。息子さんである現オーナーが本に囲まれるおしゃれなブックカフェ「KIKORI CAFÉ TOKYO」としてリニューアルオープンしました。 ツーリング時の休憩に立ち寄る方も多く、バイク好きにもおすすめのスポット。美しい渓谷を眺めながら、看板メニューのサンドイッチをはじめとした、おいしい料理やドリンクに癒やされてみては。 JR「鳩ノ巣駅」から徒歩3分程度の場所にある(画像:photoAC)■KIKORI CAFE TOKYO 住所:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤403 TEL:0428-85-1444 営業時間:10:00~17:00 定休日:不定休 アクセス:JR青梅線「鳩ノ巣駅」より徒歩3分 ●奥多摩湖 多摩川を小河内(おごうち)ダムによってせき止めてできた人造湖「奥多摩湖(正式名称は小河内貯水池)」もおすすめです。 奥多摩湖は「ダム湖百選」にも選出されている(画像:photoAC) 奥多摩湖を抱くように広がる山々の景色は、季節ごとのいろいろな表情が楽しめます。湖面を一望するなら小河内ダムの展望塔に上がるのもおすすめです。 湖畔にはウォーキングコースがあるため、湖畔沿いをウォーキングしながら移ろいゆく景色を楽しむ方も多く見られます。 ダム展望塔。映画やドラマのロケ地として使用されることもあるため、見覚えのある方も多いのでは?(画像:photoAC) また、「麦山の浮橋」や「留浦(とずら)の浮橋」もぜひ立ち寄って欲しいポイント。浮体を使って湖面に架けられた浮橋は、実際に奥多摩湖の対岸に渡れるようになっており、歩くたびに揺れる浮遊感は独特のスリルが味わえます。 麦山の浮橋(画像:photoAC)■奥多摩湖(奥多摩 水と緑のふれあい館) 住所:東京都西多摩郡奥多摩町原5 TEL:0428-86-2211 営業時間:9:30~17:00 (レストラン10:00~16:30) ※500m先のダム展望塔は10:00~16:00 休館日:水曜・年末年始(12月28日~1月4日) 入館料:無料 アクセス:JR青梅線「奥多摩駅」前より西東京バスで20分「奥多摩湖」バス停下車 ※麦山の浮橋へは「小河内神社」バス停より徒歩1分 ●避暑スポットに出かけて“涼”を感じてみては? 本記事では、都心からも近い奥多摩エリアの人気避暑スポットについてご紹介しました。 9月に入ったとはいえ、まだまだ残暑の厳しい日々が続くと予想されています。せっかくの休日を過ごすなら、涼しいところでリフレッシュして、次の仕事に備えたいものです。自然豊かな避暑スポットに出かけて、“涼”を感じてみてはいかがでしょうか? 涼しく、自然豊かな奥多摩エリアに出かけてみては?(画像:photoAC)
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