住民と交流のある人はたった3割! 最新のマンション生活調査、話しかけてくることすら「許せない」人も約2割の悲しき現状
カシワバラ・コーポレーションが行った「マンション生活」に関するインターネット調査で、同じマンション住民と交流のある人はわずか約3割で、ご近所付き合いが希薄になっていることが明らかとなりました。「ベランダでタバコを」などがマナーの境界線 カシワバラ・コーポレーション(港区港南)が現在マンションに住んでいて、かつ直近3年以内にマンションを購入・賃貸契約した20歳~69歳の男女600人を対象に行った「マンション生活」に関するインターネット調査で、同じマンション住民と交流のある人はわずか約3割で、ご近所付き合いが希薄になっていることが明らかとなりました。 また、話しかけてくる行為すら「許せない」と回答した人が約2割にも上ることもわかりました。 マンションに暮らすイメージ(画像:写真AC) 調査は2019年7月19日(金)から7月23日(火)まで実施。 調査内の「あなたは同じマンションの住民と交流がありますか」という質問に対して、「ある」「少しある」と回答した人はわずか28.7%のみで、60代を除く全年代で30%を下回る結果となりました。 また、同じマンションに住んでいる住民が ・共用部を汚す ・ゴミ出しのルールを守らない ・生活音がうるさい ・過度に干渉する ・指定場所以外の駐輪・駐車 ・ベランダでタバコを吸う ・深夜にマンション徘徊 ・ペットを飼う ・部屋が汚い ・挨拶をしない ・人の出入りが多い ・話しかけてくる といった行動をした場合、許せるか・許せないかを質問し、「50%」を境界線としたところ、「ベランダでタバコを吸う」と「遅い時間にマンションをうろつく」がマナー違反の境界線と判明しました。 また、「話しかけてくる」を許せないと回答した人は16%も。その中でも「話しかけてくる」を許せないと回答をした20代は、他の年代の平均と比較して10.2ポイントも高く、若い人にはむやみに話しかけない方が良いことがわかりました。 「ベランダでの焼き肉」許せない 続けて、「近隣住民の許せない行動」について自由回答を募ったところ、意外にもベランダマナーが多く見受けられる結果となり、 ・ベランダでの喫煙(40代男性) ・ベランダや共用スペースで喫煙する。さらにベランダで布団を叩いて埃やごみを階下に落とす(40代女性) ・上階の人が捨てたのか、我が家のベランダにタバコの吸い殻が落ちていること(30代男性) ・ベランダでの焼き肉(60代女性) ・夜中の騒音(50代男性) ・カップルの喧嘩(壁に物を投げるため、音が響く)(20代女性) ・子供を叱るこえが大きすぎて、隣まで聞こえてくること。(40代男性) ・夜洗濯をまわす人(30代女性) ・ゴミの分別ぐらいしろ(60代男性) ・隣室が学生のたまり場となり、深夜に大騒ぎをし、窓からガラス瓶を投げ捨てる行為をしており、我慢できず引越しせざるを得なくなりました(40代女性) ・挨拶をしても当然のように挨拶をかえさない(30代男性) ・家の前の駐車場で子供が騒いで車とかを傷つけられそうで嫌(30代男性) ・違法民泊として部屋を提供している(50代女性) ・開延長ボタンを押しっぱなしにしてエレベーターを独り占めする(30代女性) ・上階で子供が駆け回る迷惑音(60代女性) などといった具体的な声が寄せられました。
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