「土地家屋調査士の年収は、ほかの職業と比べて高いの?」
「今働いている事務所での収入は、ほかと比べて高いの?」
土地家屋調査士の年収は、2003年の規制緩和によって年々減少しています。しかし、その減少の幅は働いている地域によってまちまち、年収に地域差が出てきています。
この記事では土地家屋調査士の平均年収はもちろん、年収を上げるための方法をお伝えします。周囲と差別化を果たし、年収アップを実現しましょう。
※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、スクール紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。
土地家屋調査士の平均年収
土地家屋調査士が稼ぐ年収の平均は、500万円〜600万円が相場です。
ただし1年目の未経験の場合は300万円が一般的で、知識や実績を積み上げていくと、現場での業務よりもマネジメント業務が増え、700万円~1,000万円以上とレンジは広くなります。
平均すると3年目を目安に、土地の所有者とともに立ち合い測量図を申請する「確定測量」という重要な仕事を任せられるようになることで昇給し、平均年収レベルに達します。
年収は企業規模によっても大きく異なります。「平均年収.jp」が出した調査厚生労働省の企業規模比率に基づいた推計値から、以下のような結果を発表しました。
企業規模 | 平均年収 | 平均月給 |
大企業の事務所 | 870万円 | 54万円 |
中企業の事務所 | 720万円 | 45万円 |
小企業(個人)の事務所 | 653万円 | 41万円 |
大手事務所では経験と実績で平均年収が高くなる一方、個人事務所ではなかなか年収が上がりにくいようです。
とはいえ、個人事務所もさまざまで、努力の結果次第で評価してもらえ、昇給してくれるような事務所もあります。また、個人事務所だからこそ学びが深く、経験や実績がつくことがあります。
平均年収を総合して、給料の面で安定を求めたい方は、大手事務所をおすすめしますが、個人事務所でしか身に付かないスキルや、個人だからこそできる経験にも注目してみましょう。
エリアによっても年収に大きな差が
平均年収は、企業規模だけでなく、働いているエリアによっても大きく異なります。
「平均年収.jp」では、厚生労働省が発表した全国平均給与比率と年収査定結果、土地家屋調査士の全国平均年収を掛け合わせた独自の結果を算出しました。
以下の表で高所得エリア、低所得エリアをまとめました。
平均年収が高い都道府県
都道府県 | 平均年収 |
東京都 | 1,050万円 |
大阪府 | 900万円 |
神奈川県 | 825万円 |
愛知県 | 825万円 |
福岡県 | 750万円 |
平均年収が低い都道府県
都道府県 | 平均年収 |
青森県 | 600万円 |
秋田県 | 600万円 |
佐賀県 | 600万円 |
宮崎県 | 600万円 |
沖縄県 | 600万円 |
上記からわかるように、平均年収は、都心部の方が明らかに高くなります。特に東京はダントツで年収が高く、人口と地価が影響していると判断できます。
ボーナス・賞与の平均は?
土地家屋調査士のボーナス・賞与は年に2回、2カ月分の支給が平均的で、金額にすると80~90万円ほどですが、企業によってさまざまです。
個人事務所の場合
個人事務所のような小企業の場合、功績や成果を出した方へボーナスを支給するケースが大半です。
事務所により、給与の5カ月分や100万円など、高額なボーナスを支給してもらえることもあり、日頃の努力が報われる楽しさがあります。
しかし、事務所自体の売り上げを伸ばし続けなくてはいけないため、安定を求めるのであれば、やはり法人事務所に勤めることがおすすめです。
法人事務所の場合
法人事務所のような大企業では、成果報酬ではない場合がほどんどで、個人事務所と比較すると高額とは言えません。
しかし、給与の2カ月分などが見込めますので、固定給が高い事務所へ勤めると、必然的にボーナス上が上がります。
また、法人事務所のほうが個人事務所と比べて固定給そのものが高く設定されていることもあります。
昇給は決して早いとは言えませんが、管理職などの役職に就くことで、年収やボーナスアップに繋がります。
年収アップのポイントは?
今の自身の年収に不安がある場合には、別の方法で収入を上げることが可能です。
資格を取る
宅地建物取引士(宅建)
宅地建物取引士(宅建士)は、非常に人気の高い国家資格です。
不動産売買の専門家で、土地、建物の売買または賃貸を仲介します。おもな業務は、契約前の重要事項の説明、その後の契約書へのサインなどです。
宅建士の資格を取ることで、測量を行った土地を売買する際に、仲介まで携わることが可能で、不動産の測量から売却まで可能です。
宅建士の資格は比較的取得しやすいので、土地家屋調査士と一緒に取得する方も多く、法令上の制限など資格の知識が非常に役立ちます。ぜひセットで取得することをおすすめします。
ADR土地家屋調査士
ADR土地家屋調査士は、土地家屋調査士資格を保有している方限定の認定資格です。
土地家屋調査士の業務である「土地の筆界が現地に置いて明らかでないことを原因とする民事に関する紛争」について、その先の民間紛争解決手続き(ADR)を代行できます。
認定資格の取得方法は、45時間の特別研修を受講し、試験に合格することで称号をもらえます。取得することで、他の土地家屋調査士の方との差別化をはかれます。
認定資格の取得を推奨している事務所もあり、ADR認定されれば土地家屋調査士のプロとして活躍できます。
実績や信頼性を確保するためにも、必ず取得することをおすすめします。
司法書士
司法書士は、法律に関する依頼に対して、検察庁や裁判所、法務局に書類の作成と手続きを代行する業務です。
不動産に関わる主な業務の中に、登記に関する代行手続きがあり、所有者の移転などの「権利移動」を取り扱えるようになります。
土地家屋調査士では、不動産登記の「表題部」という物件の定義やプロフィールなどに限られてしまいますが、司法書士資格を取得することで、不動産登記についてすべての業務の取扱いが可能です。
しかし、司法書士試験の合格率は3~4%と非常に低く、難易度が高いのも事実です。
それでも、土地家屋調査士とダブルで取得すれば、希少価値が格段に上がり、業務の幅も広がることで、給与やボーナスアップが期待できます。
行政書士
行政書士は司法書士と同様、法律に関わる手続きの代行を担います。
それぞれの違いは、司法書士が司法関係の業務に携わるのに対し、行政書士は行政に携わり、官公署へ提出する書類の作成や、権利義務、事実証明などのさまざまな書類の作成を行います。
土地家屋調査士が行う物件の測量を、行政書士の資格で役所へ申請することが可能で、業務内容が関連しているため、同時に資格取得しておくと強みとなり、仕事の幅が広がります。
行政書士試験の合格率は12%と簡単ではありませんが、年収やボーナスアップには非常に有効ですので、合わせて取得することがおすすめです。
転職する
資格を取得するには、一定の時間や学習が必須ですが、まずは転職を考えてみましょう。働くエリアや大企業を選ぶことで、今以上の待遇が期待できます。
とくに土地家屋調査士は業界の中で高齢の方が目立ち、若い世代を求めている企業は少なくありません。
また募集している企業は、土地家屋調査士事務所だけではなく、不動産会社が建設会社、住宅メーカーなども人材を求めていますので、自身に合った企業を選定しましょう。
独立する
独立するには、開業先の都道府県の「土地家屋調査士会」への入会が必要です。独立開業することで、年収は大幅にアップすることも可能で1,000万円以上も夢ではありません。
まずは事務所で働き、コツコツと実績を積み上げていきましょう。実績や功績をつくり、さらに経営に関しての勉強も始める必要があります。
とくに「営業力」を身に着けておかなければ、独立した際に苦労するのが目に見えています。
仕事の多さは、エリアに比例しているため、不動産取引が活発に行われている都心部では、努力次第で結果が出ます。
一方で都心部から離れて独立する場合は、不動産取引が少ないので、昔からある事務所が業務を独占しているケースが多く、新規参入は困難です。
可能な限り不動産取引の活発なエリアを選定したり、価格戦略を工夫したりするなどの対策を考えておきましょう。
営業力はもちろん、コネクションづくりは非常に有効です。
土地家屋調査士の将来性
将来性を不安にさせる原因のうち、AIの進化があります。テクノロジーの進化により仕事がなくなるという声があり、さらに不安をあおっています。
仕事が減る可能性は?
土地家屋調査士は、実際にテクノロジーの進化が目立っています。
たとえば、オンライン登記申請ができたり、ドローンやレーザースキャナーを用いて測量を3Dのデータ化することが可能になりました。
技術が日々進化することで、「仕事がなくなるのでは?」と心配されていますが、よほどのことがないかぎり、まず仕事がなくなることはありません。
土地家屋調査士には独占業務があり、「表題部に関する登記」は不動産すべてに該当するため、不動産鑑定評価に関する法改正が行われないかぎりは、永久に仕事がなくなることはありません。
確実に機械が代替する作業は増えていきますが、仕事がなくなるのではなく、仕事のやり方が日々変化し、進化していくだけです。
仕事が増える可能性も十分ある
仕事が減ると噂される一方で、逆に仕事が増えるのではないかという声もあります。実際に、土地の筆界特定案件が増加しており、新しい需要も生まれているためです。
たとえば、高齢化社会の国内では、遺産相続の案件が増加傾向にあり、土地の相続相談業務が増えています。
また、マンションの老朽化も進んでいて、建て替えが必要なマンションは全国100万戸にもおよびます。それに伴い登記業務が一気に増えると予想されているのです。
さらに、土地家屋調査士の高齢化も進んでおり、世代交代が始まっていると言われています。
独立して開業していれば定年退職はありませんが、体力面などを考慮すると若い世代にはかないません。
関連資格の取得など、専門性に特化し、周りとの差別化を図ることで仕事が増加し、年収アップも見込めます。
これから土地家屋調査士を目指す人へ
土地家屋調査士の資格は、他の資格と比べても難易度は非常に高く、しっかりと継続し学習する必要があります。
土地家屋調査士試験は難易度が高い
難易度が高いとされる人気の宅建の合格率が15%、行政書士は10%に対し、土地家屋調査士試験の合格率は8%から9%程度と、非常に難易度の高い国家資格です。
試験問題には択一式と記述式があり、とくに記述式での実践的な図面の作成などが受験者を悩ませています。
毎年4,300名ほどの受験者がおり、3回以上受験してやっと合格できるほどの難易度で、資格を取得するためには覚悟と根気が必要です。
合格するまでの平均勉強時間
土地家屋調査士試験までの勉強時間は、トータルで1,000~1,500時間が必要だと言われており、1日2~3時間は確保することが理想的です。
期間にすると1〜2年ほどかかり、なかには3年以上かかる方も少なくありません。
仕事をしながらスキマ時間で学習するなら、平日は1日2~3時間、休日は5時間を確保できるのが理想的です。
独学で合格するのは非常に難しい
土地家屋調査士を独学で学ぶ際、参考書や問題集を購入する必要がありますが、商品の品ぞろえが悪く、改良版などの最新のものがないため、分厚く読みにくい参考書を使用しなければなりません。
また、マイナーな資格であるため情報もあまり出回っていません。
試験で最も難関だと言われている記述式の問題には作図があり、参考書を読んだだけでは「定規を使って線を引く」など実践的なことはなかなか理解できません。
さらに、自己採点をしたことろで、そもそも合っているのか正しく判断ができないこともネックです。
独学で試験に合格することは、不可能ではありませんが、根気強く継続できる覚悟が必要です。非効率な勉強法で何年も学習するのではなく、最短で確実に合格したいなら、実践や質問、採点をしてもらえる通信講座がおすすめです。
土地家屋調査士試験の合格のためにおすすめの通信講座3選
「独学では不安がある」「時間を無駄にしたくない」「作図など実践を理解したい」と考える方には、通信講座がおすすめです。
とくに時間に縛られることなく、通学もしなくてよいため、自分のスキマ時間に学習ができます。
会社名 | 特徴 | コース名・料金 | キャンペーン | 受講形態 | 受講期間 | 教育訓練給付金 |
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アガルート | 初受験の方の合格率50%を達成した実績 ▶公式サイト | 合格総合講義/中上級/上級:各162,800円~ 合格ゼミ:添削〇66,000円/×33,000円 | 乗換割・家族割 再受講割・再受験割 法人・士業事務所割 ステップアップ割 合格者割 | オンライン | 12カ月 | ー |
東京法経学院
| 1カ月無料受講あり ▶公式サイト | 新・最短合格講座 (DVD/MP4) 総合コース:378,000円/318,000円(答練通学:342,000円/316,000円) | 早割 無料体験受講:基礎力総合編5コマ | オンライン・通学 | 約10カ月 | 土地家屋調査士 合格直結答練・実戦答練 |
LEC東京リーガルマインド | レベルに合わせたオリジナルテキスト ▶公式サイト | 学習経験者向けコース (Web/DVD) 通信:フルコース:308,000円/352,000円 通学:ベースアップコース:407,000円:473,000円 | 早割・学習経験者向け奨学生試験 大学生協書籍部/代理店・書店価格 申込特典(2023年2月末まで) | オンライン・通学 | 12カ月 | 土地家屋調査士合格コース 土地家屋調査士&測量士補W合格コース |
アガルート
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おすすめポイント:思い立ったらすぐ勉強!オンライン講義が熱い
・講師が作成したフルカラーオリジナルテキスト
・15~30分の短いチャプターでの講義
・講義動画やテキストデータのUSBメモリを購入可能
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土地家屋調査士講座では唯一のフルカラーオリジナルテキストは、講師が作成したもの。また、思い立ったらすぐに行動に移せる、15~30分の短いチャプターでの講義が人気です。
さらにオンライン講義では、テキストを表示しながらの講義なので、手元にテキストがなくても大丈夫。スキマ学習に最適です。
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ほかにも、Facebookでの質問に対応していて、スピーディーな回答が得られます。
月1回の「ホームルーム」は、受講生からの学習方法や内容に関するアンケートをもとに作成し、動画配信してくれるコンテンツです。
さらに「定期カウンセリング」では月に1回、講師と直接電話ができるサービスがあり、30分程度で1人ひとりに個別の学習計画を立ててくれます。
また受講費用は、比較的リーズナブルで、試験合格者には「全額返金」or「合格祝い3万円プレゼント」などの嬉しい特典があり、資料請求するだけで、全員に講義6時間テキスト1冊がもらえます。
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基本情報
コース名 | 2023年合格目標 (定期カウンセリングあり:〇/定期カウンセリングなし:×) |
受講料金 | 合格総合講義:162,800円 一発合格:〇374,220円/×275,220円 ダブル合格:〇423,720円/×324,720円 中上級/上級:各162,800円~ 定期カウンセリング:99,000円 マネージメントオプション:264,000円 合格ゼミ:添削〇66,000円/×33,000円 個別指導:4回110,000円~ |
キャンペーン | 乗換割・家族割 再受講割・再受験割 法人・士業事務所割 ステップアップ割 合格者割(測量士補講・他資格試験) |
教材の特徴 | 講義動画はオンラインで配信 講師が作成のフルカラーのオリジナルテキスト 1回10分程度の講義 |
サポート内容 | 無料受講相談 定期カウンセリング Facebook質問制度(無料・回数無制限) 毎月1回のホームルーム |
受講形態 | オンライン |
受講期間 | 12カ月 |
教育訓練給付金 | ー |
合格実績 | 初めて受験する人:28.46% 複数回受験者:36.76% |
お祝い金の有無 | (コード:Amazon(R)ギフト券) ダブル合格:5万円分贈呈or全額返金 土地家屋調査士試験:3万円分贈呈or全額返金 測量士補試験:1万円分贈呈or全額返金 |
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東京法経学院
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おすすめポイント:驚異の合格率7割超えの実力!
・60年の歴史を持つ信頼
・受講生に長年愛用される「合格ノート」
・徹底的な試験分析で毎年新作の問題に
・1か月無料で受講可能
・合格者には全額返金お祝い制度
東京法経学院は、60年の歴史があります。
とくに記述式の問題には、受講生を合格のレベルまで引き上げる充実したカリキュラムがあり、オリジナルテキスト「合格ノート」は、これまでの受講生に長年愛用されています。
通信講座専用の講義ではホワイトボードに板書して解説するなど、昔ながらの学習スタイルです。
講師陣は土地家屋調査士のエキスパートぞろいで、ていねいな解説、指導が好評。徹底的な試験分析を行い、毎年新作の問題をどんどん作成しています。
1カ月無料で受講することができ、基礎総合編の5コマ、約11時間を体験できる充実した内容です。
また合格者には「全額返金お祝い制度」があります。
これまで学習したことのある経験者向けの「合格講座パックプラン」もあるので、1度挫折してしまった方にも安心のプランです。
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基本情報
コース名 | 土地家屋調査士2023 (DVDタイプ/MP4ダウンロードタイプ) |
受講料金 | ・新・最短合格講座:総合コース:378,000円/318,000円 (答練通学:342,000円/316,000円) ・組み合わせパックコース:403,700円~ ・+測量士補 超短期合格講座:422,400円~ ・学習経験者:3講座210,100円~7講座470,800円 |
キャンペーン | 早割 無料体験受講:基礎力総合編5コマ 【2023年試験対象】測量士補 新・最短合格講座無料受講(2022年12月31日23:59まで) |
教材の特徴 | 講座専用の完全オリジナル教材 ・合格ノート ・記述式攻略ノート |
サポート内容 | ダウンロード講義動画:USBメモリ保存可 オフライン視聴、ストリーミング再生対応 |
受講形態 | オンライン・通学 |
受講期間 | 約10カ月 |
教育訓練給付金 | 土地家屋調査士 合格直結答練・実戦答練 |
合格実績 | 合格者404名中318名輩出(合格占有率78.7%) |
お祝い金の有無 | 総合コース:全額返金 |
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LEC東京リーガルマインド
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おすすめポイント:初心者が1発合格を目指すカリキュラムで安心
・初心者でも安心して受講できる入門講座あり
・経験者には実践問題に制限時間を設置
・土地家屋調査士&測量士補の合格を並行して狙える
・通信講座の生徒でも質問を受け付ける
・有料オプションをつければ添削が可能
知識ゼロの初心者からでも安心して受講できるやさしい入門講座「はじめての土地家屋調査士講座」があるのが特徴です。
初心者向けに、理解をより深めるために自分で書き込みしていくオリジナルテキストを作成していきます。
一方、経験者には実践問題に制限時間を設け、本番さながらの実践と反復練習ができる教材が用意されています。
受講者のレベルに合わせたカリキュラムがそろっていて、インプットとアウトプットの相互学習で効率よく学習できます。
また、LEC東京リーガルマインドの講座では、「土地家屋調査士&測量士補W合格コース」があり、短期間で並行してどちらの合格も目指せる初心者向けカリキュラムが人気です。
これまでの通信講座は、受講中の内容などでわからないことがあっても、質問できる場がありませんでした。
LEC東京リーガルマインドの講座では、サポート体制を充実させ、受講中の内容でも通学のように質問できるよう対策し、追加の有料オプションをつけると、添削してもらうことが可能となりました。
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基本情報
コース名 | 2023年合格目標 学習経験者向けコース (受講形態:Web/DVD) |
受講料金 | 【通信】 フルコース:308,000円/352,000円 コンパクトコース:209,000円/242,000円 書式強化コース:231,000円/275,000円 ベースアップコース:352,000円/418,000円 【通学】 ベースアップコース:407,000円:473,000円 |
キャンペーン | 学習経験者向け奨学生試験 早割(期間によって割引率の変動有) 大学生協書籍部価格 代理店・書店価格 申込特典(2023年2月末まで) |
教材の特徴 | 分野別過去問題集 肢別択一過去問特訓本 |
サポート内容 | 公開模試 |
受講形態 | オンライン・通学 |
受講期間 | 12カ月 |
教育訓練給付金 | 土地家屋調査士合格コース 土地家屋調査士&測量士補W合格コース |
合格実績 | 学習経験者コース受講生合格率:38.8% |
お祝い金の有無 | 2023年合格目標 学習経験者向けコース:全額返金 |
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まとめ
土地家屋調査士の平均年収は、働いているエリアにより大きく変動します。また、実績や経験を積むことで徐々に上がっていくのが一般的です。
個人事務所のような小規模企業では、給与は決して高くありませんが、功績次第では、高額のボーナスを支給してもらえる場合があります。
法人事務所のボーナスは高くありませんが、個人事務所よりも固定給の設定が高いことから、経験を積むことで年収アップに繋がり、安定を求める方にはおすすめです。
年収を上げるための近道は、関連する資格を取得して、できる仕事を広げることで差別化でき、独立する際の権威性が上がるため非常に有利です。
とくにADR土地家屋調査士は、土地家屋調査士資格さえあれば講座に参加し試験を受けるだけで取得できるので、必ず取得しておくことをおすすめします。
司法書士や行政書士など、資格を取得するには難易度が上がってしまいますが、自分の努力次第で年収アップを目指せるのも土地家屋調査士の魅力です。