多くの文豪に愛された町・湯河原にオープン!日帰り温泉「おふろcafé HITOMA」でオリジナルインク作り体験【神奈川】
日本最古の和歌集「万葉集」にも詠まれている湯河原温泉は、多くの文豪に愛された町としても知られています。12月8日、そんな湯河原に体験型日帰り温泉施設がオープンしました。本記事では「湯河原温泉 おふろcafé HITOMA」について、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。 「湯河原温泉」は、夏目漱石、与謝野晶子、島崎藤村など、多くの文豪たちに愛された町であり、いわば創作活動の聖地ともいえる場所。 そんな創作活動の聖地に、2023年12月8日、埼玉を中心に人気を集める温浴ブランドがオープンしました。一体どのような施設なのでしょうか。本記事では「湯河原温泉 おふろcafé HITOMA」の魅力に迫ります。 エントランス(画像:株式会社温泉道場リリース)完全予約制の日帰り温泉「おふろcafé」がオープン! 12月8日に開業した「湯河原温泉 おふろcafé HITOMA」は、女性に人気の温泉旅館「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」の一部空間を「おふろcafé(R)」ブランドの日帰り温泉施設としてリニューアルするもの。「日帰り湯治」と「コンセプチュアルな体験」をコンセプトに、完全予約制で一人ひとりの時間と空間が確保された自分だけの時間が過ごせます。 ゆったりとした自分だけの時間を過ごしてみては(画像:株式会社温泉道場リリース) 店舗名にある“HITOMA”は「日と間」を意味し、1日をゆっくりと過ごしてほしいという想いが込められているとのこと。自宅にいるようにゆったりとくつろぎながらも、日常からちょっと離れた時間が過ごせる場所として注目のスポットです。 新しい目線で「書く」を体験する「オリジナルインク作り」 体験エリア「色ノ間」では、創作活動の聖地でもある湯河原温泉に着目。新しい目線で「書く」ことを感じられる “オリジナルインク作り体験”が可能です。 今の気分を表す色を作ってみては(画像:株式会社温泉道場リリース)9色の原料を組み合わせることで、900通り以上ものインクを調合できます。ガラスペンと色とりどりの紙も用意されているので、自分で作ったインクを使用し、今の気持ちをしたためてみるのもおすすめです。 体験エリア「色ノ間」には「色」や「書くこと」に関わる書籍も多数用意されている。今の気分を表す言葉や色が見つけられるかも(画像:株式会社温泉道場リリース) 今やスマホでのコミュニケーションが当たり前。そんな現代において、自分の字で気持ちを伝えるといった機会も少なく、「時間を使って書くまでの一連の流れ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。 インク作り体験は写真家でコラムニストの古性のち氏とコラボレーションして開発されたもの。湯河原の土地や季節の移ろい、感情から着想された5種のコラボカラーのオリジナルインクを作ることも可能とのこと。湯河原の地で感じた思いを、かつての文豪たちのようにしたためてみては。 古性のち氏。1989年横浜生まれの写真家・コラムニスト。自身のSNSで写真と言葉を組み合わせた作品を発表。暮らしに関するコラムやエッセイも展開し人気を集めている(画像:株式会社温泉道場リリース)創作を支援する「クリエイターズルーム」も。 「湯河原温泉 おふろcafé HITOMA」では、体験エリア「色ノ間」だけでなく、茶室エリア「茶ノ間」や、お食事エリア「お茶漬け喫茶」などコンテンツも充実。 茶室エリア「茶ノ間」には、ミニ茶室も用意されています。滞在中に一人でリラックスするのに使用したり、注文したお茶を楽しんだりと、ちょっとした息抜きにもぴったりです。 茶室エリア「茶ノ間」(画像:株式会社温泉道場リリース)また、お食事エリア「お茶漬け喫茶」では、喫茶メニューに加えて、地元の魚や肉を使った3種のだし茶漬けを味わうことも可能です。温泉で疲れを癒やすだけでなく、地元の食材を使ったおいしいごはんでお腹も満たせます。 地元のおいしい“食“をお茶漬けで◎(画像:株式会社温泉道場リリース) この他、2部屋限定で宿泊できる「クリエイターズルーム」も登場。シンプルな部屋にはトレース台などの創作活動を支援するアイテムが備え付けられており、一日中こもって創作活動にいそしむことが可能となっています。日本近現代文化史に大きな足跡を残した小説や漫画、カルチャー誌などが豊富な環境で、創作活動に打ち込む時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。文豪たちに愛された町だからこその、思わぬアイデアが生まれるかもしれませんよ。 一人旅やワーケーションにもおすすめ(画像:株式会社温泉道場リリース)【その他の画像】>> 文豪たちに愛された湯河原温泉を楽しんでみては本記事では、2023年12月8日オープンの「湯河原温泉 おふろcafé HITOMA」についてご紹介しました。 多くの文豪たちに愛された創作活動の聖地・湯河原温泉に、新たにオープンする「湯河原温泉 おふろcafé HITOMA」。温泉で日々の疲れを癒やしつつ、「書く」ことを新しい目線で体験できるコンテンツで日常を忘れて、創作活動に没頭する時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 ゆったりとしたひとり空間を確保できる共用スペース。文豪に愛された町・湯河原温泉でかつての文豪に思いをはせてみては(画像:株式会社温泉道場リリース)■湯河原温泉 おふろcafé HITOMA 住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742 The Ryokan Tokyo内 TEL:0465-63-3498(12:00~21:00) 日帰り利用:【体験付き入館】大人2,980円/3歳~小学生1,490円(入浴・体験・館内着付き) 【入浴のみ】大人1,280円/3歳~小学生680円 ※入浴のみの場合レンタルタオルセット200円・館内着400円別途 利用時間:【午前の部】11:00〜15:00/【午後の部】14:00〜18:00 宿泊利用: 【クリエイターズルーム】素泊まり9,800円/室~ 【和室8畳】素泊まり9,800円/室~ 【和室10畳】素泊まり12,800円/室~ ※食事(夕・朝)は1名6,600円で注文可能 アクセス:JR「湯河原駅」より車で約10分 箱根登山バス奥湯河原または不動滝行き乗車10分「公園入口」バス停より徒歩約15分 ※料金はすべて税込です。その他詳細については公式サイトをご確認ください
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