牡蠣4万個を煮込んだ絶品汁が飲めるけど知名度いまいち「瀬戸内グルメ」フェス、上野で1月開催 東京初お目見えのメニューもあるよ
ウニホーレン、がんす、瓦そばって何? 北海道や沖縄、九州のグルメイベントは東京都内で毎月のように開かれていますが、「瀬戸内グルメ」のイベントというのは聞いたことがない気がします。そもそも瀬戸内のグルメってどんなものがあるのか、よく知らないという人もけっこう多いのでは。 東京でまだまだ知られていない瀬戸内エリアのご当地グルメをたっぷり味わえる「せとうちグルメフェス2020」が、2020年1月10日(金)から13日(月祝)まで上野恩賜公園(台東区上野公園)で開かれます。東京では普段見かけないメニューも多数出店予定。「未体験のうまいもんに出会いたい」と、貪欲なグルメ通必見のイベントです。 あなたの知らない、瀬戸内グルメの世界(画像:せとうちグルメ実行委員会) せとうちグルメフェス実行委員会の主催。瀬戸内海を挟む7県(愛媛県・岡山県・香川県・徳島県・兵庫県・広島県・山口県)と台東区、せとうち観光推進機構(広島市)の後援で、2019年1月の初開催に続いて今回が2回目です。 尾道ラーメン(広島)や神戸牛ステーキ(兵庫)、蒸し牡蠣(かき。各県)などは、知っているという人がほとんどでしょうが、こんなメニューはご存じですか? ・がんす(広島) ・ウニホーレン(広島) ・瓦そば(山口) ・津山ホルモンうどん(岡山) などなど。名前を聞いただけでは味も見た目も想像できないような、激レアメニューがズラリ。なかには「東京初お目見え」の逸品もあるというから、日本ご当地グルメの奥深さを感じさせられます。 超巨大鍋で煮込む牡蠣鍋は、マスト・イート!超巨大鍋で煮込む牡蠣鍋は、マスト・イート! 同イベントの実行委員長を務める窪田崇さんは、広島市内に本社を置くイベント会社の代表です。フェス開催のきっかけはやはり、 「瀬戸内にはおいしいメニューがたくさんあることを東京・首都圏の人に知ってもらいたかったから」 当初は広島のグルメフェスの開催を検討したものの、「広島だけに限ると、お好み焼きや牡蠣など『まあまあ知られた』メニューが多くなってしまい、インパクトに欠けるかもしれないと思いました。エリアを瀬戸内に広げることでメニューの層がぐっと厚くなり、瀬戸内の魅力がより伝わると思っています」。 窪田さんいわく、瀬戸内というエリアでまとめたグルメフェスの開催は東京では初めて。2019年1月の第1回開催は3日間で10万人近くが訪れ、各県産の牡蠣食べ比べセットは用意した数の半分が初日の昼過ぎまでに売り切れてしまったそう。 「予想以上の来場をいただいて私たちも驚きました。今回は倍近い数を用意して、売り切れないよう準備しています」(窪田さん) 2019年1月開催の第1回「せとうちグルメフェス」の様子(画像:せとうちグルメ実行委員会)(画像:せとうちグルメ実行委員会) 会場には、直径2mの鍋で瀬戸内産の牡蠣約4万個を煮込んだ「超巨大牡蠣鍋」が登場。1杯300円で販売するほか、毎日先着300人には無料で振舞うそうです。 そのほか、瀬戸内エリアの日本酒35種の利き酒が楽しめるコーナー(当日券7杯2000円)や、瀬戸内エリアのお菓子・スイーツ24種類のなかから売上額でナンバーワンを決める「瀬戸内みやげコンクール」も(11、12日の2日間)。特設ステージには瀬戸内ゆかりのタレントやスポーツ選手も登場します。 まだ見ぬ瀬戸内グルメを求めてお出かけしてみるのはいかがでしょうか。ちなみに会場近くには上野動物園や上野の森美術館など有名観光スポットがたくさん。ハシゴして1日歩くのも楽しそうです。 ●せとうちグルメフェス2020 概要 ・会場:上野恩賜公園・噴水広場 ・場所:東京都台東区上野公園5-20 ・日時:2020年1月10日(金)~13日(月祝)11:00~19:00 ・アクセス:JR・東京メトロ各線「上野駅」から徒歩2分
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