高円寺に「食用花」カフェがオープン ドライフラワーに囲まれた店内で「五感」をフルに楽しもう!
「ピンクカレー」は16日まで、先着20名にワンコイン提供 ドライフラワーに囲まれながら、エディブルフラワー(食用花)があしらわれたメニューを五感で楽しむ――。そんな、花づくしのカフェ「gmgm(グムグム)」が2019年6月7日(金)、高円寺にオープンしました。 スイートな見た目だが、タイカレーらしい辛みもあるという「ピンクカレー」。6月16日まではワンコインで楽しめる(画像:gmgm) 店内は、コーラルピンクの壁やアンティーク家具、ドライフラワーで装飾されており、華やかでありながら、落ち着きを感じさせる様相。ドライフラワーアーティストの油井奈々さんがプロデュースを行っています。 「ピンクはチープになりやすいため、ただの可愛い、ガーリーなイメージで終わらせるのではなく、本来同居しないであろう正反対なインテリアと合わせることで、重厚感があり深みのある空間を目指しました」(油井奈々さん) ドリンクは、コーヒーやビール(税込各500円)のほか、5色の色鮮やかな「ココナッツミルクラテ」(650円)などを用意。天然の植物の色素を使用しており、例えば目の覚めるような青色は、タイのハーブティー「バタフライピー」のものだといいます。 フードメニューは、エディブルフラワーが用いられているのが特徴。生地にエディブルフラワー(食用花)を織り込んだ「お花のクレープ」(800円)や、肉厚のチキンを挟んだ「ボタニカルチキンサンド」(850円/テイクアウト650円)などがラインナップされています。 目に鮮やかなピンク色のルーが印象的な「ピンクカレー」(900円/テイクアウト700円)は、ココナッツを効かせたタイのレッドカレーをベースにしながら、ビーツ(赤紫色の野菜)で色付けした一品。6月16日(日)まで、各日先着20名限定で500円にて提供されます。 実は栄養もある? どんな味? 食用花について聞いてみた実は栄養もある? どんな味? 食用花について聞いてみた あらゆるフードメニューに添えられる、エディブルフラワー(食用花)は、神奈川の農家から直送されたもの。2019年6月現在は「ビオラ」という、パンジーを少し小さくしたかのような花を主に使用していますが、今後、季節やその時々の状況に合わせ、さまざまな花を使用する予定といいます。 「gmgm」の店内の様子(画像:gmgm) 奈々さんの夫で、共に同店をDIYで作り上げ、運営する油井大樹さんは、「エディブルフラワーには、栄養素も含まれているんですよ。例えば、ビオラにビタミンCが含まれていたり、バラに食物繊維が含まれていたり。マリーゴールドにはカロチンが含まれています」と話します。 どんな味なのでしょうか? と聞いたところ「なんといいますか、薄くなったレタスのような食感です。ハッキリ食感がありすぎるでもなく、全くないわけでもありません」とのこと。 「花を生活の一部に取り入れることがもっともっと盛んになったらとても魅力的だと考え、1番身近である『食』と絡めることで、大勢の人に花と触れ合い、自然に花のことを想ってもらえるような、そんな空間を提供したくgmgmをオープンする運びとなりました」(奈々さん) なお、今後はドライフラワーの販売や、ドライフラワーにしやすい生花の販売なども行っていく予定とのこと。販売情報は随時、公式インスタグラムに投稿されます。 「植物にたっぷりと浸かるようなこの空間を、是非、五感で味わって頂けたらと思います」(奈々さん) 花の持つ美しさを、鮮やかさを、楽しさを、全身で味わいにぜひ訪れてみては。 ●gmgm(グムグム) ・住所:東京都杉並区高円寺南3-60-10 ・アクセス:JR中央線「高円寺駅」南口から徒歩2分 ・営業時間:11:30~19:00 ・定休日:月曜 ※年始は休み
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