学生インターンに「人気の企業」 楽天、JPモルガン、1位は……?
総合的に満足度が高いのは、どの企業? 人材紹介事業を手掛けるリブセンス(品川区上大崎)は2019年5月28日(火)、学生のインターンシップ調査をまとめた「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2019」を発表し、計6部門で上位5企業を選出しました。 学生のインターンシップに注目が集まっている(画像:リブセンス) 2018年に続き、調査は2回目。同社が運営する新卒就活サービス「就活会議」に掲載されている「インターン体験記」のうち、2018年夏(6月~9月)に開催されたサマーインターンシップを対象に作成したもの。 ランキングは、「総合評価が高かった部門」「業界理解が深まった部門」「メンターのコミット部門」「自己成長につながった部門」「テーマが興味深かった部門」「選考が有利に働いた部門」の計6部門で、次の結果となりました。 ●総合評価が高かった部門(総合的に満足度が非常に高く、その後の就職活動に良い影響があったと評価された企業) 1位:野村総合研究所 2位:JPモルガン証券 3位:楽天 4位:ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ 5位:日鉄ソリューションズ ●業界理解が深まった部門(実施企業に対する理解のみならず、その業界全体の理解も深まったと評価された企業) 1位:第一生命保険 2位:朝日新聞社 3位:野村総合研究所 4位:JPモルガン証券 5位:ヤフー ●メンターのコミット部門(「社員が全力で取り組んでくれた」「積極的にフィードバックをくれた」等メンターに対する評価が高かった企業) 1位:ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ 2位:Fringe81 3位:野村総合研究所 4位:フロムスクラッチ 5位:LITALICO ●自己成長につながった部門(プログラムを通じて、自分自身を大きく成長させることができたと評価された企業) 1位:楽天 2位:フロムスクラッチ 3位:アサツーディ・ケイ 4位:Fringe81 5位:JPモルガン証券 ●テーマが興味深かった部門(実践的・刺激的・独創的などテーマそのものが興味深く、様々な気付きを得たと評価された企業) 1位:ヤフー 2位:フロムスクラッチ 3位:野村総合研究所 4位:朝日新聞社 5位:ソフトバンク ●選考が有利に働いた部門(インターンシップに全力で取組み結果を残すことで、本選考も有利に進められると評価された企業) 1位:ソフトバンク 2位:Fringe81 3位:ヤフー 4位:ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ 5位:日鉄ソリューションズ 「企業によって、学生満足度に大きな差」「企業によって、学生満足度に大きな差」 リブセンスは調査の実施背景について 「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2019」のロゴマーク(画像:リブセンス)「学生を対象としたインターンシップが年々増加しており、学生が企業や業界についての実践的な知見を深める機会として、今後も更なる普及が予想されています。しかしながら、学生からは『どんなインターンシップに行ったらいいかわからない』といった声や、企業からは『どんなインターンシップを開催したら効果的かわからない』といった声が多く聞かれ、学生と企業の双方に課題が存在しているのが現状です。 就活会議に寄せられているインターンシップ参加レポートにおいても、学生が『本当に行ってよかった』と感じたインターンシップもあれば、『期待外れだった』というインターンシップもあり、企業によって学生満足度に大きな差が生じています。 就活会議は、インターンシップが学生と企業の双方にとってより有意義な機会に発展する一助になることを目指し、学生から寄せられたインターンシップ参加レポートをもとに学生から評価の高かったインターンシップを選定。「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2019」として、昨年夏、学生が本当に行ってよかったと感じたインターンシップ実施企業を公表しました」 としています。
- ライフ