HSP気質さん必見!コロナ禍こそチャンスなソロ活のすすめ
2022年7月21日
ライフコロナ禍による仕事や生活の変化で、一人でいる時間が増えてとまどった人も、喜んだ人もいるかもしれません。一人だけで楽しみたい素敵な時間の過ごし方を、自分もHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)気質(※)と認識するフリーランスライターの岩本信彦さんがご紹介します。

2022年現在、テレワークが推進され、多くの人が在宅で仕事ができるようになりました。
もともと対人コミュニケーションが苦手だった人にとっては、喜ばしい変化と感じる人もいるのではないでしょうか。
かくいう筆者もその一人。
コミュニケーションを取ることはさほど苦にならないのですが、どうしても人から言われたことを気にしてしまう性格です。
そうなると、一人でいる方がどんどん楽になってきます。
一人はさびしいというイメージがあるかもしれませんが、筆者と同じHSP気質(※)の人にとっては快適そのもの。
誰にも邪魔されず、好きなことができます。
本記事ではコロナを機に一人でいる時間が増えた人のために、おすすめしたいことを紹介します。
「すでに楽しんでいるし、楽しみ方は人それぞれ」と思うかもしれませんが、HSP気質の人にとっては共感できる部分もあるはずなので、エンタメとして楽しんでいただけると嬉しいです。
※HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) :「生まれつき感受性が強く敏感な気質をもった人」という心理学の用語。本文では、「HSP気質」をHSP的な傾向のある人という意味で使用しています。
人間関係の断捨離

HSP気質の人に限ったことではありませんが、多くの人には、学生時代からのよしみで付き合いを続けている友人がいます。
ただ、付き合いを続けていると、相手からどう思われるかを気にして、気乗りしない誘いに乗ることもあるでしょう。
会社や学校などで毎日顔を合わせる人であれば、多少は歩み寄る必要がありますが、すでに別々の道を歩いている友人であれば、無理に合わせる必要なんてありません。
たまの休日に疲れてしまっては本末転倒です。
誰にとっても、合わない人と過ごす時間は苦痛です。
ソロ活をより良いものにするためにも、まずは苦手な人と距離を取ることから始めましょう。
「友達からマウントを取られて嫌だった……」のような話を聞きますが、そもそもマウントを取ってくるような人を友人と呼べるのでしょうか。
HSP気質の人は繊細で心が疲弊しやすいです。
コロナ禍を機に気の置けない友人とは誰なのかを見極め、人間関係の断捨離をしてみてはいかがでしょうか。
ひとり旅に出かける

友人や恋人と旅行をする場合、事前に詳細にスケジュールを立てて、相手と相談しながら行きたい場所を決めます。
それはそれで楽しいことは間違いありません。
ただ、相手がいる以上、行動に一定の制約があります。
その制約を煩わしいと感じるのであれば、一度試していただきたいのが一人旅です。
HSP気質の人は他人の言動に敏感なぶん、誰かに気を遣わないひとり旅が究極の癒やしとなり得ます。
誰にも気を遣わず、自分と向き合える。
常に人に気を遣って生きている人にとっては、ぜいたくな時間になるはずです。
また、一人旅は団体行動が苦手な人にもおすすめです。
かくいう筆者も団体行動が苦手。
新入社員として参加した社員旅行などは、普段以上に気を遣うシチュエーションが多く、日常業務より疲れると感じてしまうほどです。
旅にはさまざまな形がありますが、筆者のおすすめはインターネットから距離を置く旅です。
検索エンジンやSNSを見ていると、旅のロールモデルのようなものがたくさん出てきます。
誰かの口コミなど参考になることも多いのですが、どこか既視感が拭えません。
そこでインターネットに頼ることをやめて、自分の直感にしたがってみてはいかがでしょうか。
検索をやめて、自分が楽しいと思っていることをしたり、気になったお店に飛び込んでみたりする。
自由な発想の旅は、きっとあなたの心を豊かにしてくれます。
瞑想にはまる

瞑想をすることで、HSP気質特有の不安を和らげることができます。
現在はテレワークが増えたとはいえ、相手の顔色を伺う機会は訪れます。
また顔が見えないぶん、余計な不安を膨らませてしまっている人もいるのではないでしょうか。
HSP気質の人は過去を悔やんだり、未来への不安を抱いたりしがちですが、今に集中することで不安は軽減されます。
対人関係以外にも、とかく情報過多で脳が疲れやすい現代だからこそ、「今ここ」に集中することで、余計な雑音をシャットアウトします。
筆者もHSP気質なので、仕事でメンタルをやられてしまった経験がありますが、瞑想を始めてからだいぶ精神が安定してきました。
うつ病や自立神経失調症といった疾患を防ぐためにも、精神の安定は不可欠です。
テレワークで出勤時間がなくなった人なども、空いた時間を瞑想に当ててみてはいかがでしょうか。
周囲の雑音にとらわれない

他人の気分に左右されやすい人は、それだけで日々疲れてしまいます。
疲れがたまることで、本来の自分を見失ってはいないでしょうか。
日々の生活をより良いものにするためにも、一人の時間は大切です。
誰かといる時には気づかないこともたくさんあるでしょう。
ぜひこの記事をヒントにコロナ禍のソロ活を楽しんでみてください。
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