話題の湯河原「源泉グランピング」! 都心から鉄道とバスでも行けてキャンプ入門にもおすすめ

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話題の湯河原「源泉グランピング」! 都心から鉄道とバスでも行けてキャンプ入門にもおすすめ

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シカマアキ

旅行ジャーナリスト、フォトグラファー

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 2022年春、神奈川県湯河原にオープンした「THE BASE GLAMPING 湯河原」。全棟に源泉かけ流しの温泉が付いており「源泉グランピング」として開業以来ずっと人気です。都内からもアクセスしやすい立地で、本格的なグランピングが満喫できる話題の施設に、2022年11月、新たに3つの客室がオープンしました。旅行ジャーナリストのシカマアキさんがご紹介します。

●設備は高級ホテル並み、愛犬と一緒に泊まれる棟も

 神奈川県の最南端にある湯河原町は、関東で最も古い天然温泉「湯河原温泉」があることで知られています。熱海や箱根にも近く、1,000年以上の歴史があり、多くの文豪や画家、そして旅行者に愛され続けてきました。

「THE BASE GLAMPING 湯河原」の看板(画像:ブッキングリゾートリリースより)



 「THE BASE GLAMPING 湯河原」は、万葉公園を見下ろす高台に立地しています。各棟110平方メートル以上というぜいたくな広さ、全棟がスイートヴィラ仕様という1棟貸切客室です。専用スペースでたき火のバーベキューが楽しめ、プライベート空間で大自然のアウトドアが満喫できます。

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たき火スペース(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 客室タイプは、ロフト付き最大定員6名の「スイートベース」、基本タイプの「ベーシックベース」、愛犬を同伴できる「ドッグベース」、オートキャンプ区画として滞在できる「オートベース」など。

オートベースの客室内(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 全棟冷暖房完備。専用食事スペースに加え、特に女性にうれしい個別トイレ、さらに、冷凍庫付き冷蔵庫、エアコン、電気ケトル、空気清浄機など、客室設備は高級ホテル並みです。たき火台やたき火用具、IHコンロや調理器具もあるほか、ドッグスペース専用として愛犬用ケージや犬用食器が完備というのも、愛犬家にとってうれしい点でしょう。

●昔から多くの文化人や旅行客らに愛された美肌の湯

 「THE BASE GLAMPING 湯河原」最大の魅力といえるのが、100%源泉かけ流しの天然温泉。そのお湯はまさに絹のようになめらかな肌となることから「絹の湯」と呼ばれる美肌の湯です。湯船は広々とし、希少な天然石「十和田石」が使われています。

100%源泉かけ流しの天然温泉(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 関東随一の古湯で良質な湯河原温泉を、夜でも朝でも滞在中、好きなタイミングで何度でも堪能できる。これぞなによりのぜいたくではないでしょうか。

●専用バレルサウナと水風呂がある客室でさらに「湯」を満喫

 2022年11月に新たに加わった3タイプの客室。まず1つが、専用バレルサウナと水風呂が付いた「サウナスイートベース」です。バレルサウナとは樽型のサウナ小屋のこと。その形状により、サウナ全体に均等に温度を伝えることができ、サウナを急速に温めることができます。

サウナスイートベース(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 また、誰しも一度は泊まってみたい“トレーラーハウス”に宿泊できる「オートベース」も追加。客室の敷地内に備え付けのトレーラーハウスを宿泊棟とし、最大5名まで滞在できます。

トレーラーハウス付きオートベース(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 ロフト完備で愛犬とともに宿泊できる「ドッグスイートベース」も、新たに加わりました。室内のリビングで愛犬とのんびり過ごせるほか、リビングを見下ろすロフトが就寝スペースとなっています。

ドッグスイートベース(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 「THE BASE GLAMPING 湯河原」では、素泊まりのほか、食材付き宿泊プランも用意。夕食のメニュー(一例)として「厳選牛のロックステーキ」「丹那ハコ豚ぐるぐるウインナー」「相模湾水揚げアワビとサザエの炭火焼き」など、旬の地物が味わえるのも魅力です。

「焚火BBQメニュー」食事例 ※メニューは予告なしに変更される場合があります(画像:ブッキングリゾートリリースより)

●グランピングなぜ人気?キャンプとの違いや荷物の少なさなど魅力大

 新型コロナ禍を経て、新たな旅の滞在先として「グランピング」の人気が続いています。グランピングとは「グラマラス」(豪華な)と「キャンプ」を組み合わせた言葉。キャンプ道具を用意せずとも気軽にキャンプが体験できることが、キャンプとの大きな違いと言われます。

客室一例、ロフト付き(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 キャンプはどうしても荷物が多くなり、キャンプ場などもたいてい郊外にあるため、車での移動がほぼ必須。一方、グランピングは、ホテル・旅館に泊まる感覚で利用でき、公共交通機関を使って手ぶらで、しかもキャンプ気分が十分楽しめます。

各棟専用のBBQスペースに用意されたたき火台(画像:ブッキングリゾートリリースより)

 テント設営も、道具をそろえることも、雨風の対策なども一切不要。「他人との密を避ける」「自然に囲まれた旅がしたい」「愛犬と一緒に旅行して過ごしたい」などのニーズも合わせ、グランピングの人気は年々高まっています。

 まずはグランピングから「キャンプ入門」として利用するのもおすすめ。話題のグランピングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■THE BASE GLAMPING 湯河原
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上473-1(万葉公園向い)
TEL:0465-20-8112(10:00~18:00)
アクセス:JR東海道本線 湯河原駅からバスもしくはタクシーで約7分
※詳細は公式サイトをご確認ください

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