疾走感を体感せよ!サッカーの没入体験型新施設「blue-ing!」カフェ&バーにも注目【文京区12月23日オープン】
日本サッカー協会(JFA)によるサッカーの文化創造拠点「blue-ing!」が、12月23日東京ドームシティにオープンします。次世代型の体験型コンテンツや最新のデジタル展示のほか、カフェ&バー、サッカーショップなども併設。この新施設の見どころについて、旅行ジャーナリスト・フォトグラファーのシカマアキさんが紹介します。●有料の「DISCOVERY」と無料の「PARK」2つのエリアで構成 サッカー日本代表は「SAMURAI BLUE」(サムライブルー)と呼ばれ、ユニフォームの「青」が長年チームカラーとして親しまれています。今回オープンする「blue-ing!(ブルーイング)」は“青に出逢い、ひろがる”場所として、「サッカー文化が根付いていく=“青(blue)に染まっていく」という意味が込められているとのことです。 東京ドームシティにオープンする「blue-ing!」入口(イメージ画像:公益財団法人日本サッカー協会リリースより)【その他の画像】>> 「blue-ing!」では、カフェ&バーやサッカーショップなどがある無料の「PARK エリア」と、最先端のデジタル体験ができる有料の「DISCOVER エリア」、この2つのエリアがあります。 ●日本代表選手のテクニックをバーチャル体験、過去の貴重な展示品も 有料の「DISCOVER エリア」には、現在の「SAMURAI BLUE」「なでしこジャパン」に至るまで日本サッカー界が長年歩んできた歴史を辿るデジタルアーカイブや、貴重な資料の展示スペース「ROAD TO 2050」があります。「2050年までにFIFAワールドカップで優勝する」という日本サッカー界の夢が掲げられています。 FIFAワールドカップの優勝を夢に掲げて過去の栄光を展示する「ROAD TO 2025」(イメージ画像:公益財団法人日本サッカー協会リリースより) 「VIRTUAL FIELD(バーチャルフィールド)」では、デジタルデータで再現された日本代表選手のプレーを画面上に再現。選手たちのリアルなテクニックやスピードが等身大で、しかもさまざまな視点から体験できます。 「VIRTUAL FIELD」では日本代表選手のテクニックやスピードがバーチャル体験できる(イメージ画像:公益財団法人日本サッカー協会リリースより) また、ChatGPTを活用した自動生成AI(人工知能)の映像と音楽で構成される「DREAM THEATER(ドリームシアター)」では、サッカーの未来に没入。まるで夢を見ているかのような世界観が全身で楽しめるコンテンツです。 「DREAM THEATER」はChatGPTを活用した没入体験型コンテンツ(イメージ画像:公益財団法人日本サッカー協会リリースより) ほかに、歴史的に貴重な展示品や収蔵物のデジタルデータを自分で操作していろいろな角度から見ることのできるコーナー、さまざまな分野の研究の観点から見るサッカーの未来や、関連する作品についての展示なども。 このエリアは筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長の落合陽一氏が監修しており、「“未来”につなぐ、コミュニケーションと創造の場」をコンセプトとして、最新技術を駆使したサッカーの新たな楽しみ方について知ることができます。 ●芝生のカフェ&バーで「スタグル」疑似体験! グッズショップも併設 一方、無料で入場できる「PARK エリア」には、イベントスペースやカフェ&バー、サッカーショップなどが設置されます。大型ビジョンを備え、まるでサッカーのピッチのような芝生エリア(人工芝)が広がっています。 「PARK エリア」にあるカフェ&バー。公園のような雰囲気で気軽に飲食が楽しめる(イメージ画像:公益財団法人日本サッカー協会リリースより) カフェ&バーでは、サッカーをコンセプトとしたオリジナルメニューが堪能できます。「SAMURAI BLUE」や「なでしこジャパン」をイメージしたハンバーガーやピザ、サッカーの試合が行われるスタジアムで味わえるグルメ「スタグル」から着想を得た串メニュー、ピッチの緑をイメージした抹茶ケーキに青いソフトクリーム、さらにサッカーボールおにぎりが目を引くお弁当や、イベントや季節で銘柄の変わるクラフトビールにレモンサワー、シャンパンまで各種ドリンクもそろっています。 カフェ&バーで提供されるフードやドリンクなど(画像:公益財団法人日本サッカー協会リリース) またサッカーショップでは、日本代表のユニフォームやタオルマフラーなど定番グッズをはじめ、「blue-ing!」オリジナルグッズとしてタオル、文具、マグカップなどが販売されます。イベントスペースでは今後、日本代表戦のパブリックビューイング、サッカーに関するトークイベントなど、今後さまざまな催しが行われる予定とのことです。 サッカーショップでは日本代表の人気グッズなどが手に入る。イベントも随時開催(イメージ画像:公益財団法人日本サッカー協会リリース)●オープンまでイベント続き。今後は代表戦パブリックビューイングも予定 普段あまりサッカーに関わりがないという人だと、無料エリアのカフェ&バーからまず利用してみるのがおすすめ。カフェのメニューに加えて「スタグル」らしい料理もあり、ここでスタジアム気分を味わうと次は現地観戦したくなるかもしれません。また、日ごろからサッカーが好きというファンは有料エリアをじっくり体験し、パブリックビューイングの開催時には積極的に足を運ぶ場所となるでしょう。 なお、オープン日の2023年12月23日に行われるオープニングセレモニーには、JFAの田嶋幸三会長、元日本代表主将の宮本恒靖専務理事、落合陽介氏、2011年FIFA女子ワールドカップの優勝メンバーで女子世界最優秀選手にも選ばれた澤穂希氏が登場。日本代表マスコットの「カラッペ」「カララ」も駆けつけ、記念のテープカットが行われます。 また、オープン2日前の12月21日18時から開催される「レセプションパーティー」には、抽選で100名が招待されます。サッカー日本代表のOB・OGのスペシャルトークショーが行われるほか、YouTubeのJFA公式チャンネル「日本代表 Team Cam」特別版の放映、日本代表選手のサイン入りグッズ抽選会なども。12月17日(日)23時59分まで、JFA公式アプリ「JFA Passport」から申し込みができます。 ©JFA■JFAサッカー文化創造拠点 blue-ing! 住所:東京都文京区後楽1-3-61(東京ドームシティクリスタルアベニュー内) 営業時間:平日11:00~21:00(金曜・祝前日22:00閉館)/土日祝10:00~22:00(日祝21:00閉館)※カフェ&バーのラストオーダーは閉館30分前まで 【DISCOVERY】最終入場受付19:30(20:00閉館) 【サッカーショップ】20:00閉店 入場料:【DISCOVERY】18歳以上1,800円/中高生1,500円/小学生800円/未就学児無料(JFA公式アプリ会員割引あり) アクセス: 都営三田線「水道橋駅」より徒歩約3分 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」より徒歩約4分 JR中央・総武線「水道橋駅」より徒歩約5分 都営大江戸線「春日駅」より徒歩約7分 ※2024年1月15日情報更新
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