選択肢は70通り以上。自分流ラテを楽しめる「ラテ専門店」とは
好みの「ミルク」「豆」「豆の量」を選べるカフェ「ラテ」と一口に言ってもその世界は広大なもの。ミルクやコーヒー豆の種類や量を変えるごと、味に変化が訪れます。もし、その組み合わせを自分で選択できたとしたら、あなたはどんな自分流ラテをつくりますか? ゆったりと過ごせそうな、L字型のソファ席が置かれる店内(画像:UCCグループ) UCCグループ(神戸市中央区)は2019年3月、ラテ専門店「LATTE BEANS & ROASTERS(ラテ ビーンズ アンド ロースターズ)自由が丘本店」をオープンしました。同店は、仮想のカフェ空間をイメージしてつくられた缶コーヒーブランド「BEANS & ROASTERS」のいわば”リアルカフェ”だといいます。 リラックスしてラテを楽しめるよう設計された店内には、ダイニングのように、ゆったりとしたソファが置かれるほか、コンセント付きの、作業ができる席も配置されています。 具体的には、好みの「ミルク」「コーヒー豆」「コーヒーの量」を、自由に組み合わせ、「自分流ラテスタイル体験」が可能という同店。一体どんな選択肢があるのでしょうか。 「70通り」の内訳は?「70通り」の内訳は? 下記オーダーで作れるラテの総数は、アイスとホット、両方をカウントすると、実に70通り以上となります。「My LATTE」は下記の「ミルク」「コーヒー量」「コーヒー豆」の中から、好きなものを選択し、オーダーする仕組み。注文の際には、お店のスタッフに相談も可能です。 ●ミルク(5種類) ・STANDARD MILK 3.6 北海道(ホット/アイス)600円 ・JERSEY MILK 八ヶ岳野辺山高原 長野県(ホット/アイス)630円 ・有機牛乳大地牧場 千葉(ホット/アイス)650円 ・有機豆乳(アイスのみ)650円 ・有機アーモンドミルク(アイスのみ)650円 ●コーヒー量(3種類) ・カフェラテ(ホット/アイス) ・フラットホワイト(ホット) ・マキアート(ホット) ●コーヒー豆(3種類) ・エチオピアシャキッソ ・B&Rハウスブレンド ・デカフェ 「COLOR LATTE」のラインナップ。写真はホット。アイスの提供もあるが、ラテアートが可能なのはホットのみ(画像:UCCグループ)「COLOR LATTE」(600円)は、好きな「ミルク」と「色」を組み合わせます。プラス50円でクリームのトッピングも可能。コーヒーは入っていません。 ●ミルク(3種類) ・STANDARD MILK 3.6 北海道(ホット/アイス) ・JERSEY MILK 八ヶ岳野辺山高原 長野県(ホット/アイス) ・有機牛乳大地牧場 千葉(ホット/アイス) ●色(6種類) ・レッドビーツ(赤) ・マッチャ(緑) ・ショコラ(茶) ・ターメリックジンジャー(黄) ・バンブー チャコール(黒) ・ホウジチャ(ベージュ) そのほか、小さい子どもでも安心な、カフェインゼロの「ベビーチーノ」(350円)や、「リコッタパンケーキ」(1200円)「エッグベネディクト」(1200円)などのフードメニューも楽しめます。 UCC「ここで聞いた声を、今後の製品開発に生かしていく」 ところでUCCグループはなぜ、このようなスタイルのお店をオープンしたのでしょうか。 「お客様一人ひとりが、お好みに合わせてカスタマイズしていただくことで、お好きな味わいを発見したり、ラテの魅力を感じていただけたり、新しい可能性が広がるのではないかと考えています。 また、コーヒーそのものというよりも、カフェでゆっくり過ごすことが好きだという方もいらっしゃるかと思いますが、そのような方々にも、ラテやコーヒーの魅力を知っていただく機会になれば」とUCCの担当者は話します。 「今後、カフェに寄せられたお客様の声を、製品開発に活かすこともできるとも考えています」(UCC 担当者) なお、ラテ専門店は3月28日(木)、神奈川県あざみ野にも2号店をオープンしています。 ※表示価格はすべて税込です。掲載の情報は全て2019年3月時点のものです。 ●LATTE BEANS & ROASTERS(ラテ ビーンズ アンド ロースターズ)自由が丘本店 住所:東京都世田谷区奥沢2-12-10 アクセス:東急「自由が丘駅」南口から徒歩5分、東急目黒線「奥沢駅」から徒歩3分 営業時間:8:00~21:00 定休日:なし 座席数:63席(全席禁煙)
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