昭和の給食でおなじみ、「クジラ料理」レシピが無料DLできる! 商業捕鯨再開を受けて
昭和時代は学校給食でなじみのあった鯨肉 ノルウェーの鯨肉販売企業の日本法人・ミクロブストジャパン(中野区東中野)は、日本が31年ぶりに商業捕鯨を再開することを受け、鯨肉の部位、解凍・熟成方法、クジラ料理のレシピをPDFで1冊にまとめた「鯨肉料理マニュアル」を無料ダウンロードできるサービスを開始しました。 「鯨肉料理マニュアル」の表紙(画像:ミクロブストジャパン) 鯨肉を知らない若者に鯨肉を知ってもらうための取り組み。同マニュアルは日本トップレベルのクジラ料理専門店の知識と技術を凝縮した内容となっています。 昭和時代は学校給食でなじみのあった鯨肉ですが、近年、調査捕鯨(鯨の生態や資源量を調査する目的で行う捕鯨)の影響で限られた数量しか供給されていませんでした。 「鯨肉は、若い世代に食材として伝わる機会がないまま、約30年間という長い期間、食材として主張できないまま細々と流通してきました。日本は2019年、31年ぶりに商業捕鯨を再開します。30年前と異なり、現在は冷凍技術や流通の温度コントロールも格段に進化。鯨肉は柔らかく、おいしくなっています」(ミクロブストジャパン) クジラ料理のレシピが満載 ミクロブストジャパンは「鯨肉料理マニュアル」を通して、鯨肉の魅力の訴求と、飲食店でのクジラ料理のメニュー化を期待しています。 「イワシ鯨、ミンク鯨の各部位(赤肉、皮下脂肪、舌、小腸など)の紹介や解凍・熟成方法の詳細な解説、さまざまなクジラ料理のレシピが満載で、クジラを扱ったことが今まで1度もない方でもすぐに美味しいクジラ料理が作れるようになる内容となっています」(ミクロブストジャパン) ダウンロードは、同社サイト「くじらにく.com」から行うことができます。
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