夏に飛び込む新体験!ひとりで楽しめる東京都内注目イベント6選
まとまったお休みがある方は、思い出作りがしたくなる季節です。最近さまざまな体験型施設が増えていますが、その中でも今回は、自然の中での謎解きや、レトロな文化財建築での映画鑑賞、活版印刷体験、没入型の展覧会など期間限定で楽しめるものをご紹介します。このお休みには少しだけ特別な時間に飛び込んでみませんか?自然の中で涼を感じながら謎解きひとりではたどり着けないような秘密の絶景スポットにも行ける(画像:東京裏山ワンダーランドリリースより) 自然の中でのアウトドアアクティビティが気になっている人には、新宿から1時間で行けるエコツアーをおすすめします。「秋川渓谷謎解きエコツアー」は予約不要のセルフガイド式エコツアーです。謎解きゲームをしながら自分のペースで山歩きが楽しめます。 渓谷どんぶらこ in 檜原村(画像:東京裏山ワンダーランドリリースより) その他、渓流サイクリングや、洞窟などにも立ち寄る「ゆるトレイル」、かつての檜原村の子どもたちの定番夏遊びを再現したという巨大なトラックチューブでの川下り「渓谷どんぶらこ in 檜原村」など、さまざまなイベントが企画されています(要予約)。 ■東京裏山ワンダーランド 住所:東京都あきる野市舘谷219-7 東京裏山ベース TEL:050-1417-6751 アクセス:JR武蔵五日市駅より徒歩1分 文化財建築で映画&カフェ+ネコ街歩き青梅の町にはネコ地蔵やネコの御朱印で有名な住吉神社がある(画像:シネマネコリリースより) 映画と街歩きが好きな方には、部屋の中で配信映像を観るだけでは得られない特別な体験ができる映画館をおすすめします。 ネコと映画の街・青梅に2021年誕生した「シネマネコ」は、1935(昭和10)年に建てられた国の有形登録文化財「旧都立繊維試験場」をリノベーションした映画館。レトロな映画看板やネコ好きの集まる青梅の町並みと相まって、特別な映画体験になるはず。 (画像:シネマネコリリースより) 毎月2・12・22の2がつく日には「ネコデイ」として1,000円(税込)になる割引も実施されています。近くには昭和レトロ商品博物館もあるので、週末に訪れるなら合わせて立ち寄ってみてください。 ■シネマネコ 住所:東京都青梅市西分町3-123 TEL:0428-84-2636 定休日:火曜日 アクセス:JR青梅線 東青梅駅より徒歩7分 人型ロボット開発の来し方・行く先を想像するEVAL-03(イーブイエーエル-03)(画像:日本科学未来館リリースより) ロボットや化石の持つロマンに魅せられる方は、科学館や博物館がおすすめ。 日本科学未来館では、特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」が8月31日まで開催中です。約90種130点の多彩なロボットを紹介しており、訪れた人に「人間とはなにか?」を考えさせる構成になっています。 ロボットライド開発「スケルトニクス」(画像:日本科学未来館リリースより) テレビで見たことのあるようなロボットや映像の展示の他、インタラクティブな仕掛けを体験できるコーナーがあり、実際に駆動している姿を見ることもできますよ。 人気YouTuberのQuizKnockがアンバサダーに就任し、公式サイトにてロボットにまつわる新作オリジナルクイズを出題しており、音声ガイドにもスペシャルゲストとして登場しているので、そちらも要チェックです。 ■特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」 開催場所:日本科学未来館 開催日程:2022年3月18日(金)~8月31日(水) 住所:東京都江東区青海2-3-6 TEL:03-3570-9151 アクセス:新交通ゆりかもめ東京国際クルーズターミナル駅より徒歩5分、テレコムセンター駅より徒歩4分 東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分 印象派巨匠の視点で絵の中に飛び込む(画像:Immersive Museum実行委員会リリースより) 感性を刺激するアートにふれたいなら「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」がおすすめです。広大な屋内空間に、約70点の印象派名画の世界が音と映像で再現されています。 (画像:Immersive Museum実行委員会リリースより) 参加者はその空間内を自由に歩き回り、名画の世界に入り込むような体験ができます。元の作品を大きく映像化するだけではなく、まるで製作途中を再現するように絵の具を分割して見せるなど、画家の視点を追体験できるものになっています。会場には印象派作品からインスパイアされたスイーツやアルコールを扱ったカフェも。 ■Immersive Museum 開催場所:日本橋三井ホール 開催日程:2022年7月8日(金)~10月29日(土) 住所:東京都中央区室町2-2-1 コレド室町15F アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅直結、東西線 日本橋駅より徒歩7分、JR各線東京駅より徒歩9分 毒のある英国文化を感じるアリスの世界に没入(画像:株式会社フジテレビジョンリリースより) ファッションや音楽、映画がお好きな方には、19世紀末の英国で生まれた『不思議の国のアリス』の展覧会をおすすめします。 英国・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)発の世界巡回展です。海外所蔵作品を中心とする貴重な作品や資料約300点で、映画、演劇、ファッション、アート、音楽、写真などにまでもたらした影響を新たな手法で紹介しています。 (画像:株式会社フジテレビジョンリリースより) サルバドール・ダリ、草間彌生をはじめ、ビートルズ、ヴィヴィアン・ウェストウッドといった一流アーティストやデザイナー、映画監督、作家、科学者にまでインスピレーションを与えた「へんてこりん」な世界を、挿絵原画やインスタレーション、衣装、舞台セットなどの展示作品から読み解いています。 ■特別展「アリス― へんてこりん、へんてこりんな世界 ―」 開催場所:森アーツセンターギャラリー 開催日程:2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝) 住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F TEL:03-6406-6652 アクセス:東京メトロ日比谷線 六本木駅より徒歩3分、都営地下鉄大江戸線 六本木駅より徒歩6分 レトロな時計台のある工場で貴重な活版印刷ものづくり体験(画像:大日本印刷株式会社リリースより) 本やレトロな建物、デザインが好きな方には、「市谷の杜 本と活字館」をおすすめします。 市ヶ谷周辺は昔から出版関係の会社が多く集まる場所です。旧大日本印刷市谷工場をリノベーションしたレトロな建物の中で、文字のデザインから、ひとつひとつ活字を鋳造する活版印刷の、製本までのプロセスを展示しています。 (画像:大日本印刷株式会社リリースより) 昭和初期の印刷機が動いている様子や、実際に活版職人が作業する姿も見られる他、活版印刷のモノづくり体験ができる工房で参加型ワークショップも開催されています。スタイリッシュなカフェやオリジナル活版グッズなどを販売するショップも併設されているのでゆっくり空間全体を楽しめます。2020年にオープンしましたが、度重なる休館期間を経て、現在は完全予約制にて開館しています。 ■「探検!雑誌づくり工場」展 開催場所:市谷の杜 本と活字館 2F展示室 開催日程:2022年7月16日(土)~10月30日(日) 住所:東京都新宿区市谷加賀町1-1-1 TEL:03-6386-0555 アクセス:東京メトロ南北線・有楽町線 市ケ谷より徒歩10分、JR市ケ谷駅より徒歩15分 都営地下鉄新宿線 市ヶ谷駅より徒歩15分、大江戸線 牛込神楽坂駅より徒歩10分 非日常体験でリフレッシュ! さまざまに感性を刺激する非日常体験のできる場所をご紹介しました。夏の計画に入れておきたいものは見つかりましたか? 特別な体験を潜り抜けた先にある日常は、また違って見えてくるかもしれません。ぜひ一度いつもと異なる世界に飛び込んでリフレッシュしてくださいね。
- テレコムセンター駅
- 三越前駅
- 六本木駅
- 市ヶ谷駅
- 東青梅駅
- 武蔵五日市駅