東京写真の記事一覧

えっ、本当に東京？ まるで「ジブリ作品」のような懐かしい風景、撮影者が込めた思いとは

あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。きらびやかさだけが東京ではない　渋谷、六本木、新宿、銀座、新橋、池袋。 　東京と聞いてまず思い浮かぶのはきらびやかな都心で、SNSで画像検索をすると、出てくるのは洗練された高層ビル群やあふれんばかりの夜景の明かり――。 　しかし、そうした光景ばかりが東京ではありません。 夏草の生い茂る懐かしい風景　2021年8月16日（月）、蒼灯さん（@soubi_rose）がツイッターに投稿したのは、東京の多摩エリアにあるどこか懐かしい田園風景。 「東京都下には、まるでジブリのような風景が広がっています」 というひと言ともに、生い茂る夏草が鮮やかな4枚の写真をアップしました。 「東京都下には、まるでジブリのような風景が広がっています」というつぶやきとともにアップされた写真（画像：蒼灯さんのツイート）　フォロワーたちからは、 「とてもきれい」 「東京にこんなところがあるんだ」 「本当にジブリのキャラクターが出てきそうですね」 という驚きや称賛の声が寄せられて、蒼灯さんも「そうなんです。東京の田舎は普通にめっちゃ田舎です」と答えています。 「ここが私の最も身近な東京」「ここが私の最も身近な東京」　蒼灯さんによると、ここは東京郊外の、蒼灯さんが住む自宅近くの場所。 「東京の撮影スポットといえば、都心のスカイツリーや六本木ヒルズなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、そうしたシンボルを持たない土地も東京には多く存在します」 「自然豊かな東京都下で育った私にとっては、自然と人が一体となって暮らし、穏やかで懐かしい気持ちになれる場所こそ“最も身近な東京”なんです。そんな風景をこれからもカメラに映していきたいと思います」 と話してくれました。 　普段はOlympus PEN e-pl8やNikon D800などをカメラを愛用している蒼灯さん。今回の写真はiPhone 12 miniで撮影したといい、画像編集アプリはlightroomを使用したとのこと。 　都心のシンボリックな建造物・人工物だけではない、自然の豊かさや身近さを感じられる蒼灯さんの「東京写真」が、首都のひと味違った魅力を閲覧者に伝えています。

雨上がりに現れる「裏・東京駅」 水たまりに映った光景が“異世界みたい”と話題に

あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。思わず息を飲む「異世界感」　長く降り続いた雨が、街に思わぬ光景をもたらすことがあります。 　カメラを愛好する やまちゃん（@S_Y_yama）さんがこのたびツイッターにアップしたのは、霧でけぶるなか明るくともされたJR東京駅の画像。 雨の東京駅。横長のサムネイル画像をクリックすると……（画像：やまちゃん さんのツイート）「雨の日にだけ見れる特別な景色」というひと言を添えた横長のサムネイル画像をクリックすると、一面の水たまりに反射した“もうひとつの東京駅”が。 　水面を利用してシンメトリーな風景を活写したこの1枚に、フォロワーたちからは「すごい異世界感！」「『裏東京駅』みたいな雰囲気」と称賛が寄せられました。 　やまちゃん さんは、 「雨の東京駅は人気の写真スポットなので狙って撮りに行きました。雨の中、早くから東京駅がライトアップするまで待機していたので、きれいな反射が撮れて満足でした」 「雨の日は反射を使った幻想的な写真が撮れ、非現実的な作品を作り上げられるので好きだなぁと思います」 と話しています。

お盆休み明けの憂鬱なあなたへ――SNSで共感多数の「東京の出勤風景」 人々のひたむきな姿が胸を打つ

あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。再び東京に日常が訪れて　東京オリンピックは終わり、お盆休みが明け、東京には再び日常が戻って来ました。 　新型コロナウイルスの感染拡大はなお収束が見えないものの、また以前のように毎朝の通勤・通学を再開した人も少なくないでしょう。 　残暑の朝日に照らされながら、まだ人通りの少ない道を行く人々の何気ない風景写真がツイッターに投稿されて、フォロワーたちの共感を呼んでいます。 どんな気持ちで迎えた今朝なのか　投稿したのはフォトグラファーのpiikannさん（@piikann38_photo）。ミュージックビデオの制作やライブ撮影などを手掛けていて、独特の抒情性をたたえる風景写真には4ケタ超の いいね が寄せられます。 　今回の写真は、午前7時過ぎの東京。 　通勤途中とみられる男性たち。自分の店の前に立つ年配男性と、通学途中の男子生徒。京成線・八広駅（墨田区八広）へと向かう成人女性。どこへ向かうか分からない男性……。十人十色、それぞれの朝が横殴りの日差しとともに切り取られています。 東京の朝を写した、何気ない風景写真（画像：piikannさんのツイート）　piikannさんがこの時間帯を撮影しようと思った理由は、 「朝の光の角度や差し具合が好きで、なおかつ歩く人も多過ぎず、ひとりひとりに焦点を当てられる」と考えたから。 「学校だるいなぁと思いながら登校しているかもしれないし、大事な仕事が待っているかもしれない、今日はどんな1日が待ってるのかワクワクしているのかもしれない」 「それぞれの人がどんな気持ちで今朝を迎えて、どこへ向かっているのかを考えながらスナップを撮ることがとても魅力的だと感じました」（piikannさん） それぞれの朝があり、目的地があるそれぞれの朝があり、目的地がある　東京の通勤・通学風景はしばしば「雑踏」「人混み」などと称され、とりわけ新型コロナ禍では「人流増加の象徴」として新聞やテレビに映し出されてきました。 　しかしpiikannさんの指摘するように、それぞれに思いや目的や責任を抱えながら家を出て、向かうべき場所へ歩を進めています。 　群衆としてではなくひとりひとりを見つめるファインダー越しの視線は、そんな日常を生きるわれわれを励ましてくれているようにも見えます。

銀座のビル壁面に現れた謎の「虹」 あまりに巨大すぎて、もはや人間が豆つぶ状態です！

あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。不思議な光景の潜む街、東京　まだ見ぬ不思議な光景がいくつも潜（ひそ）んでいる街、東京。 　それらに魅了された人々がカメラを手に街を歩き、斬新でインパクトのある写真を撮影してSNS上に発表しています。 銀座、巨大な虹と小さな人　2021年8月11日（水）夜にツイッターに投稿された1枚は、まるでリボンのようになめらかな曲線を描いてビルの壁面を彩る巨大な“虹”。 　よく見ると、そのちょうど真下をひとりの人物が横切っています。虹と人、両者のサイズのコントラストに、あらためて虹の大きさを知りハッとさせられます。 東京で撮影された「巨大な虹」。ここはいったいどこ？（画像：こうき さんのツイート）　投稿したのは、東京の街角や裏路地を撮影してツイッターやインスタグラムにアップしている こうき（@kouk_i0000）さん。 　場所は中央区銀座5丁目、数寄屋橋交差点近くにある高級ブティック「銀座メゾンエルメス」で、7月29日（木）から始まったファサード展示（建築物の正面デザイン）を収めたものなのだといいます。 　すぐそばに建つ東急プラザ銀座の屋上テラスから撮影したことにより、大胆で都会的な印象を放つアングルの1枚となりました。 　銀座だけでなく新宿や上野、浅草など、都内のさまざまな風景を撮影している こうき さん。 「もともと散歩するのが好きなので、降りたことのない駅で降りて、ふらふらしながら『ここいいな』と思った場所は撮るようにしています」 　こうき さんにとって東京とは、 「何回も行っている場所でも日によって全く違う表情をしているので、何回行っても飽きない場所。喜びだったり、感動を与えてくれる場所」。 　その喜びや感動がにじむ写真の数々がSNSユーザーたちを楽しませています。