やっぱり!? 7割以上の人「GW10連休に不満」、消費動向に関する定点調査で
クロス・マーケティングが行った調査で、7割以上の人が5月のGW10連休に対して、「不満」と回答していたことが分かりました。いったいどのような声が寄せられているのでしょうか。近場を楽しんだ人は「不満」を感じづらかった インターネットを使った市場調査を手掛けるクロス・マーケティング(新宿区西新宿)が全国47都道府県に在住する20~69歳の男女を対象に行った調査で、7割以上の人が5月のゴールデンウィーク(GW)10連休に対して「不満」と回答していたことが分かりました。 GW10連休に多くの人が行ったであろうハワイ(画像:写真AC) 消費動向に関する定点調査(2019年5月度)で、5月19日(日)から5月21日(火)まで行われました(有効回答数:1200人)。消費者の暮らしを、所得や消費、行動の観点で過去と比較することが目的です。 そのなかで、約72%の人がGW10連休の満足度について「不満」と回答しました。特に家事の大半を担う主婦や仕事の給与形態で、通常よりも家事負担や業務が増える、給料が減るといった不満を示す回答が多かったといいます。 連休を取得した人の中でも、「静養できた」と好意的な人もいる一方、「(休みが)長すぎる」と賛否両論がありました。満足度の高い人の傾向としては、外出・休養バランスを取っていたり、混雑の少ない場所を探したり、近場を楽しんだりする傾向が見られました。 そのほかに、女性の労働時間のDI(業況判断指数)値が大きく変動し、20~30代で約10ポイント減少する一方、50~60代で10ポイント以上の増加がみられたという調査も行われました。
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