もう行った？男性も入りやすい旬の韓国コスメやナチュラルコスメが試せる厳選スポット3選

春は第一印象が気になる季節。最近では男性もスキンケアやコスメで肌悩みを解消している人も増えてきています。元気そうに見えると仕事へのモチベーションもアップするもの。ただ気軽に試せる場所が中々ないのが現状です。今回はエデュケーショナルライターの日野京子さんが、男性でも入りやすく最旬コスメが豊富に試せる場所をご紹介します。　立春が過ぎてもまだ肌寒い日が続きますが、太陽の光から少しずつ春の訪れを感じることも多くなってきました。 　今年は脱マスクの動きもあり、第一印象が気になる季節には男女問わずメイクや美容の情報に敏感になる人も多いかもしれません。 　また、最近は接客業を中心に、身だしなみとしてスキンケアやメンズコスメに力を入れる方も増えてきています。「ここ数年はメイクのトレンドをちゃんと抑えていなかった」という方も、東京都内で感度の高いコスメが気軽に試せるスポットを押さえておきましょう。 セレクトショップの店頭はリアルな出会いと体験の場（画像：株式会社シーズマーケットリリースより）●圧倒的な品ぞろえ@cosme TOKYO　コスメ好きなら誰もが知っている美容情報サイト「@cosme」は、路面店を国内28店、香港に3店展開しています。 　合計31店舗の旗艦店がJR原宿駅前にある「@cosme TOKYO」です。 　「試せる・出会える・運命コスメ」をテーマにしたコスメセレクトショップで、2020年1月にオープンした記念すべき路面店第一号になります。 ベストコスメアワードコーナーやランキングコーナーでは人気商品が一覧でき、メンズ・ユニセックス、美容家電、和コスメ、フレグランスなど旗艦店ならではの商品もそろう（画像：株式会社アイスタイルリリースより）　約400坪のフロアには約600ブランド約2万点という膨大なアイテムを取りそろえ、店内には殿堂入りコスメやウェブサイトの週間ランキングのコスメが並んでいます。 　初めて見るコスメや、百貨店にあるような高級ブランドの商品を気軽に手に取って品定めできる雰囲気はうれしいポイントです。 　また、気になるアイテムがあれば店内にいるスタッフに聞くこともできます。 　旗艦店と言うこともあり、POPUPイベントも頻繁に行われており、期間限定のブランドが出店するので要チェックです。 　コスメフリークはもちろんのこと、そろそろ本格的に自分らしさを表現できるコスメや自分の肌質に合いそうなアイテムを探すには、絶対に外せないコスメスポットです。 テスター専用コーナーが1階と2階に設置され、商品カテゴリー別に豊富なテスターが用意されています。テスター横にはクチコミ評価や手書きポップによる商品説明なども（画像：リリースより）●若年層をターゲットにリニューアルした西武池袋本店のコスメ売り場　この数年で、「美容は女性だけのもの」という意識が変わり、性別を超えて使用できるコスメやスキンケア用品が充実しつつあります。 　男性向けのデイリースキンケアも増え、カップルで美容情報を交換するなどハードルが下がっています。 　こうした時代背景もあり、西武池袋本店2階に2021年10月に若年層をターゲットにしたコスメ売り場「ナチュラルコスメ」をオープンしました。 　肌にも自然にも優しい成分を使った世界各国のスキンケアやメイク、バスアイテムやジェンダーレスで使用できるフレグランスなど、日々の生活で使用するアイテムを取りそろえています。 　ナチュラルコスメの取扱商品は、人工的な成分を極力さけるなど肌への負担が少ないだけでなく、原材料や製造過程にもこだわっている商品が多く、自然や環境への影響を意識する人にとって気になるアイテムや相性の良さそうなコスメと出会えそうですね。 　デートで行っておそろいのフレグランスを探したり、友達に客観的なアイデアをもらったりと、気になるアイテムを探してみてはいかがでしょうか？ 化粧品売場「ナチュラルコスメ」イメージ。期間限定ショップも（画像：株式会社そごう・西武リリースより）●韓国コスメのセレクトショップがある伊勢丹新宿本店　若い世代に圧倒的に支持されている韓国コスメ。 　オンラインショップやショッピングモール、ドラッグストアや量販店などで販売されているというイメージが強いかもしれませんが、デパートでも韓国コスメを取り扱うようになっています。 　伊勢丹新宿本店の1階にある「Yep’s by SEEDS MARKET」は韓国コスメのセレクトショップとして2022年1月にオープンしました。オンラインでしか入手できなかったブランドの初出店や、高価格帯の商品を店頭で試せるとあって人気です。 　韓国は美容大国として知られ、スキンケア成分を含んだ韓国コスメやスキンケア商品はK-POPアイドルや韓国ドラマの人気から派生してすっかり日本にも定着し、美肌効果とリーズナブルな価格設定から今では若い世代だけではなく幅広い年齢層で愛用されています。 　伊勢丹新宿本店には、毎年新たなアイテムやコスメブランドが登場する韓国コスメから選ばれた選りすぐりの商品が店頭に並んでおり、韓国コスメフリークにとってはドラッグストアでは買えない最先端の韓国コスメアイテムを直接チェックできる機会となります。 韓国カフェをイメージした店内で、韓国トレンドに精通した販売員からメイクのレクチャーを受けられる（画像：株式会社シーズマーケットリリースより）自分らしさを表現できるコスメと出会おう　品数豊富で気軽に試せて、男性も気兼ねなく立ち寄り相談しやすい都内のコスメスポットをご紹介しました。 　クマやくすみなど自分の悩み解消はもちろんのこと、自分らしさを引き出してくれるコスメアイテムと出会えることを想像すると楽しい気持ちになります。　 　脱マスクの動きもあるなか、コスメトレンド探しの旅に出かけてみてはいかがでしょうか？ @cosme TOKYO3階には、アプリを登録すると使える無料ラウンジが。セルフカフェコーナーや雑誌などもありくつろげる（画像：株式会社アイスタイルリリースより）■＠cosme TOKYO 所在地：東京都渋谷区神宮前1-14-27 営業時間：11:00～21:00 アクセス：JR原宿駅より徒歩1分　東京メトロ千代田線　明治神宮前駅より徒歩1分 ■西武池袋本店「ナチュラルコスメ」 所在地：東京都豊島区南池袋1-28-1　西武池袋本店2F 電話：03-3981-0111 営業時間：月～土10:00～21：00／日・祝休日10:00～20:00 アクセス：JR・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線・有楽町線 池袋駅直結 ■Yep’s by SEEDS MARKET 所在地：東京都新宿区新宿3-14-1　新宿伊勢丹店本館1F 電話：03-6273-0702 営業時間：10:00～20:00 アクセス： 東京メトロ丸ノ内線　新宿三丁目駅より徒歩1分 東京メトロ副都心線　新宿三丁目駅より徒歩3分 JR新宿駅より徒歩5分 ＞＞画像一覧はこちら

やっぱりメイクって楽しい！ コロナ禍だって買いたくなる、都内の「絶妙コスメ売り場」3選

いつもマスクを着けているコロナ禍は、メイクしてもしなくてもそんなに変わらない……かもしれないけれど、やっぱりメイクって楽しいな。そんな気持ちを思い出させてくれる、都内の絶対おすすめな化粧品売り場を紹介します。コロナとマスクとメイクの関係　2020年以降、感染拡大が続く新型コロナウイルス禍。「前のようにメイクを楽しめなくなった」と考える人が増えています。2021年に行われた調査では、54.4%もの女性がコロナ以前よりメイクをする頻度が減ったと回答しています（アンケートサイト「ボイスノート」が612人を対象に実施）。 　自粛期間が長く、外出する機会が減ったことも要因ではありますが、何より大きな影響を与えていたのがマスク生活でした。 「メイクがマスクに付いてしまう」「メイクが崩れやすい」「肌荒れしやすい」などの声が上記調査のほかネットで見られ、マスク生活は毎日メイクをする女性たちにとって大きな負担となっていたことが分かります。 コロナ禍で機会が減ったメイクのイメージ（画像：写真AC）　日本百貨店協会が調査した「全国百貨店化粧品売上高」によると、2012年から上昇傾向だった売上高が、コロナウイルス感染が広まった2020年には大幅に減少。メイクをする頻度が減ったことで、新たに化粧品を購入する人も減ってしまったのです。 　そんな中、「せめてマスクを付けていても見えるパーツは華やかに」と眉メイクやアイメイクに気を使うようになった人も。2021年は例年以上にアイシャドウが注目を集めたように、マスクで表情が分かりにくい分、目元に重点を置くメイクが増えました。 　できる範囲でメイクを楽しむ。新しい生活様式で制限がある中でも、女性たちは新たなメイクの手法を追求しているようです。 　何のためにメイクをするのか？ メイクの楽しみとは？ そんな原点とも言える気持ちに立ち返らせてくれる漫画作品があります。読んだらきっと、またコスメ売り場に足を運びたくなるはず。 　東京都内にある人気の売り場も併せてご紹介。コロナ禍でも明るく前向きな気持ちでいられるお守りアイテムを見つけてみてください。 メイクの楽しさを思い出す1冊メイクの楽しさを思い出す1冊　コロナ禍の長い自粛期間で、「何のためにメイクをするのか？」と考えた人も多いのではないでしょうか。そんな人たちに紹介したい漫画があります。 　シバタヒカリさんの『だから私はメイクする』。こちらは、オタク女性4人組・劇団雌猫によるエッセイ集が原案の作品です。 FEELコミックス『だから私はメイクする』（画像：シバタヒカリ、劇団雌猫、祥伝社）　年齢も職業も異なる女性たちがメイクを通じて、「自分らしく生きていくとは？」に向き合っていくオムニバスストーリーになっています。 　2020年10月にはテレビ東京系にてドラマ化。美容家として雑誌を中心に活躍中の、神崎恵さんが主演を演じたことでも話題となりました。 「本当はもっと違うメイクがしたいけど、周りが似合うというから……」「周りの人に変に思われないように」「会社で目立ち過ぎないように」など、誰もが共感できるエピソードが盛りだくさんの本作。 　各話ごとに登場する女性たちが、「自分は何のためにメイクするのか？」の答えを見つけ出し、最後は生き生きとした笑顔になっていく姿に元気をもらえます。 1. 「アットコスメ トーキョー」1. 「アットコスメ トーキョー」　ここからはぜひ行ってほしい、東京都内の化粧品売り場を三つ紹介します。まず1か所目は、JR原宿駅から徒歩1分の「アットコスメ トーキョー（@cosme TOKYO）」（渋谷区神宮前）。 メイク売り場のイメージ（画像：写真AC）　2020年1月にオープンしたこちらは、プチプラからデパコスまで約600ブランド・2万アイテムを取り扱う巨大ショップ。 　3フロアで構成されていて、1階には日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」で殿堂入りした歴代のコスメや「@cosme ウィークリーランキングコーナー」を設置。 　2階には実際にお店で売れているものやこれから流行しそうなコスメ、さらにはメンズ向けのコスメが並んでいます。 　そして、3階には@cosmeアプリユーザー専用フロアとして、パウダースペースや休憩所を設置。友人との待ち合わせ場所にしたり、デート前に立ち寄ってみたりしてはいかがでしょうか。 　口コミで評価が高いものがひと目で分かったり、最新コスメの情報が知れたりと、利用しやすい設計になっています。初めてメイクをする人、プチプラからデパコスまでいろんな種類のコスメを試したい人、最新のコスメを買いたい人にはぜひ足を運んでもらいたい場所です。 2. 「伊勢丹 新宿店」2. 「伊勢丹 新宿店」　2か所目として紹介するのは「伊勢丹 新宿店」（新宿区新宿）の化粧品売り場。2019年11月、約40年ぶりにリニューアルされました。それまで1階だけだった化粧品売り場を、1階と2階の2フロアに拡大したのです。 メイク売り場のイメージ（画像：写真AC）　1階をメイクアップフロアとフレグランスに、2階をスキンケアフロアに分けています。特に注目してほしいのはメイクアップフロア。ブランドごとの配置ではなく、それぞれのブランドを六つのカテゴリーに分けています。 ・高級ブランドの「クチュールメイク」 ・メイクアップアーティストが駐在する「アーティストメイク」 ・メイドインジャパンブランドを集めた「ジャパンメイク」 ・見た目も中身もかわいらしい「キュートメイク」 ・日本発など次世代メイクを楽しめる「ニューメイク」 ・ボディケアを取り扱った「ライフスタイルコスメ」 　こんな風になりたいという理想がある人や、ゆっくりじっくりと選びたい人。知識も技術も豊富な美容部員から、アドバイスを受けながら選びたい人にはうってつけの場所です。 3. 「CosmeKitchen OMOTESANDO」3. 「CosmeKitchen OMOTESANDO」　三つ目に紹介するのは、表参道駅から徒歩1分の「CosmeKitchen OMOTESANDO（コスメキッチン 表参道）」（港区南青山）。ナチュラルオーガニックコスメのセレクトショップで、こちらの表参道店はCosmeKitchen初の路面店として2018年3月にオープンしました。 メイク売り場のイメージ（画像：写真AC）　1階にスキンケアやボディケア、ヘアケア、インナーケア、2階にメイクアップという2フロア構成で幅広いアイテムが並んでいます。 　肌にも優しく、環境にも優しい。そんなコスメが勢ぞろいで、子どもにも使えるとママ世代から人気を集めています。 　また、友人や恋人へのプレゼント目的で、来店する人も多いです。男性も使えるユニセックスアイテムも豊富なので、恋人同士で訪れてみるのも楽しそうです。 ※　※　※ 　お出かけが減って、外出時はマスクが必須。折しも新型コロナの変異ウイルスが拡大する今。それでもやっぱりメイクって楽しい！ という気持ちを思い出して、笑顔で コロナが落ち着いた今、自分にとってのメイクの意味をもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。2022年こそ、自分らしく笑顔で過ごすために、新しいコスメを手に入れて楽しい1年にしてください。