目指せインナービューティー! 手軽に美味しいオススメ発酵食品
お腹が満たされればそれでヨシ! そんな気持ちで食事をしている多忙なビジネスパーソンのみなさん、必読です。今回は、オーガニックショップめぐりや全国各地の発酵食品に詳しい美容健康ライターの鬼龍院雪乃さんが、忙しい現代人にオススメの手軽で美味しい発酵食4品をご紹介します。お手軽・美味しい・リーズナブル。コレが持続可能な発酵食生活のキーワード仕事中心の生活をしていると、食事はファストフードやコンビニ弁当に頼りがちになります。便利で美味しいけれど、こうした食生活を続けていると気になってくるのが栄養の偏り。だからこそ、外食生活で不足しがちなビタミン、ミネラル、アミノ酸などを少しずつでも日常的に取り入れたいものです。 そこでオススメしたいのが、いつでもサッと食べられる手軽で美味しい発酵食品の常備です。今回は下北沢の発酵食品店「発酵デパートメント」で、「お手軽・美味しい・リーズナブル」という条件を満たす発酵食品をセレクトしてまいりました。 世界各地の発酵食が集まる「発酵デパートメント」。イートインメニューもある(画像:鬼龍院雪乃) その名の通りアウトドア目的で誕生した商品ですが、インドアの食事でも大活躍する逸品です。キャップをひねるだけで食べられるので、その時の気分で量を決めることができる優れもの。すでに最適な状態に味付けされているので、ご飯だけではなくトーストや即席ラーメンなどにも相性抜群なのだとか。おにぎりの具にしたりキムチに混ぜてみても美味しそうです。食べきりタイプのパック納豆ではこうはいきませんね! 「アウトドア納豆」(180g/税込870円)Purveyors×五味醤油×発酵デパートメント(画像:発酵デパートメント)肝心の原材料は、納豆(大豆、納豆菌)、しょうゆ、こうじ(麦、米、大豆)、みりん、昆布のみ。余計なものを体内に入れたくない筆者にとって、この明瞭簡潔な原材料は垂涎もの。いつか誰かにギフトとしても送りたい逸品です。 筆者が新潟県に行った時のこと。とある酒蔵でスタッフの方に発酵のお話を聞いている時に「新潟県妙高市だけで作られている伝統発酵調味料がある。それがすごく旨い。買って帰るといい」と教えていただきました。それがこの「かんずり」です。 「かんずりミニ」(40g/税込465円)有限会社かんずり(画像:鬼龍院雪乃)使用されているのは契約農家で無農薬栽培された肉厚な唐辛子。唐辛子は天然の海水塩で塩漬けし、甘みを引き出すために3〜4日間積もった雪の上にさらします。その唐辛子をすりつぶして、こうじや柚子などを混ぜ、樽で3年間発酵させれば出来上がり! じっくり丁寧に作られたこのかんずりは、マイルドな辛味とこうじの奥深いコクが特徴で、まさに唯一無二の味わい。ワサビや辛子、七味などの代わりとして広く使用でき、納豆、鍋、豚汁、刺身、ラーメンなど、様々な料理の味を引き立てます。 お箸の先ですくってなめれば最高の酒の肴にも。筆者は炊き立てご飯にのせてごま油をかけていただいています。心の底から「日本人に生まれてよかった!」と思える発酵調味料なのです。 糀とごまのディップソース甘酒、しょうゆ、ごま、にんにくなどで作られたディップソース。「野菜や豆腐、トースト、バケットと相性抜群!」という触れ込みを耳にしていましたが、白米好きの筆者は思い切ってこちらも炊き立てご飯にのせてみました。 「糀とごまのディップソース」(70g/税込496円)谷川醸造(画像:鬼龍院雪乃)ごまの香ばしさと食欲をあおるにんにくの風味、そしてほど良い塩気と濃厚なのに後味さっぱりな油分…。読み通り、ホカホカご飯との相性は抜群でした! これは焼き海苔で巻いても美味しいに違いない! と思いましたが、あいにく焼き海苔を切らしていたので近々買ってきて巻いて食べてみようと思います。 日替わりで食べたい(画像:鬼龍院雪乃)日光産の大豆と米、純国産塩で作られた無添加天然醸造の「日光味噌」と、国産の湯葉とほうれん草を使用したフリーズドライの味噌汁です。お椀にコロンと転がしてお湯を注ぐだけなので、忙しい日の朝食でも発酵食を取り入れられると人気です。 「湯葉とほうれん草のフリーズドライ味噌汁」(11g/税込162円)株式会社 上澤梅太郎商店(画像:鬼龍院雪乃)そしてさすがフリーズドライ、味噌の香り、湯葉の食感、ほうれん草の色味もしっかりと感じられて食べ応えも満点! オフィスでのお弁当ランチのお供にもオススメです。 生産者さんの愛を感じます。ランチの時間にホッとひと息(画像:鬼龍院雪乃)まとめ伝統的なものから現代人向きに創意工夫されたものまで、様々な発酵食品と出合うことができる東京。こうした伝統やトレンドを同時にキャッチできるのも東京ライフの魅力でもありますので、ぜひお気に入りの発酵食品を日常に取り入れて、インナービューティーを意識してみてくださいね。 ★発酵デパートメント 小田急線・京王井の頭線 下北沢駅より徒歩4分 公式サイトはこちら
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