自由が丘に「ベニス」を発見! 田園調布もあわせて意外なスポットをご紹介します
自由が丘や田園調布にある意外なスポットをご紹介します。女性に人気の自由が丘 東急東横線の沿線には、「住みたい街」ランキングで上位にランクインする街が多くあります。なかでも人気のお店が軒を連ねる自由が丘(目黒区)や、高級住宅地として名をとどろかせる田園調布(大田区)は憧れのエリア。 両エリアは上品なだけではなく、意外にもツウな歴史や自然あふれています。今回は、そんな自由が丘と田園調布の魅力をお伝えします。 まずは自由が丘のスポットを三つご紹介します。 1.ラ・ヴィータ自由が丘 自由が丘にはおしゃれな雑貨屋やはやりのカフェが立ち並んでいますが、そのなかでもひときわ人気のスポットが、商業施設のラ・ヴィータ自由が丘(自由が丘2)です。 目黒区自由が丘2にあるラ・ヴィータ自由が丘(画像:にょっきちゃん) 同施設は自由が丘駅から徒歩3分ほどの住宅街の中にあり、美しい石造りが魅力的。オープンテラスには小さなボートを浮かべた水路が流れていたり、カラフルな建物が並んでいたりと、絵になるようなフォトジェニックさなので、「自由が丘のベニス」とも呼ばるほどです。 夜になるとライトアップされる美しい風景はデートにもおすすめです。 2.熊野神社2.熊野神社 次にご紹介するのは、自由が丘駅から徒歩5分ほどの熊野神社(自由が丘1)。商業施設が多い区画にありながらも緑が多く、静かで厳かな雰囲気が漂っている、魅力的なスポットです。 目黒区自由が丘1にある熊野神社(画像:にょっきちゃん) この神社は、世界遺産である和歌山県の熊野大宮大社・那智熊野神社から分祀(ぶんし)されました。古くから地域の人に親しまれており、パワースポットとしても有名。ご利益は、 ・縁結び ・子宝 ・安産祈願 ・仕事運アップ など、願い事全般にご利益があるとされています。 駅からも近くアクセスしやすいので、お買い物やランチの後に立ち寄ってみるのもおすすめです。 3.九品仏浄真寺 三つめは、自由が丘から少し離れた「世田谷の奥座敷」と言われる奥沢にあります。自由が丘駅からは徒歩約10分の九品仏(くほんぶつ)浄真寺(世田谷区奥沢)です。 世田谷区奥沢にある九品仏浄真寺(画像:(C)Google) 都心にありながら、広大な敷地には多くの木々が植えられていて、1年を通して四季折々の風景が楽しめます。開山は江戸時代初期の高僧・珂碩(かせき)上人で、九躰(九品)の阿弥陀如来像を安置し、創建されました。 九品仏とは、この寺院に置かれている9体の阿弥陀如来像のこと。これらは江戸時代初期に創立され、現在も変わらず完備。東京都の文化財に指定されています。 ) 都心から近いことを忘れてしまいそうな静かな寺院は、紅葉や桜も楽しめる美しいお寺です。 田園調布の意外な魅力とは 続いては、日本でも有数の高級住宅街として知られる田園調布です。 有名人や富裕層がたくさん住む街として知られている場所だけあって、敷居が高いと思う人もいるのではないでしょうか。しかし、田園調布にもそんなイメージとは少し違った意外とも言える魅力を持ったスポットがあります。 今回はふたつのスポットをご紹介します。 1.多摩川台公園1.多摩川台公園 多摩川台公園(田園調布1)は、アジサイや桜の名所として知られています。公園は多摩川に沿う丘陵地に約750mにわたって広がっており、約7種類、3000株のアジサイが咲いています。 大田区田園調布1にある多摩川台公園(画像:(C)Google) 6万7154平方メートルある広大な園内には、 ・自然林の道 ・古墳 ・展望台 ・水生植物園 ・あじさい園 など多くのみどころがあり、休日のちょっとしたお出かけやお散歩にもおすすめです。 2.六郷用水遊歩道 東急多摩川駅から徒歩約5分のところに六郷用水遊歩道があります。 大田区にある六郷用水遊歩道(画像:(C)Google) 六郷用水とは江戸時代初期に築かれ、多摩川を水源に十数年にわたって開削された農業用水路のこと。現在はそのほとんどが埋め立てられてしまいましたが、東急電鉄の多摩川駅と沼部駅の間に整備された遊歩道は桜並木になっていて四季折々の植物も楽しめます。 春には小川沿いの桜がきれいに咲いたり、秋には紅葉が見られたり、散歩道としても楽しむことができる穴場スポットです。 ※ ※ ※ 自由が丘、田園調布はおしゃれさや洗礼された雰囲気だけではなく、ツウな歴史や自然を味わえる大人の街として人気が衰えることはありません。 一日中楽しめる街に訪れて、その魅力を存分に味わってみませんか。
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