羽田・成田から行く台湾「台北」の旅。20代向けおすすめルートや「夜市」「写真映え」スポットまで!
日本から近い「親日国」として、旅行先としても最も人気が高い場所が、台湾の台北です。東京から3時間半あまり、首都圏では羽田空港や成田空港から毎日多くの直行便が運航されています。今回、台北に関する無料の観光パンフレットの入手・相談ができる東京都内の場所、現地の定番やおすすめのスポット、旅費と時間を上手に考えた航空会社や運航便の選び方などをご紹介します。●台北が初めてならまずは定番スポットからスタート! 台北に行くなら、まずは「台北101」がおすすめ。高さ約509メートル、地上101階まであり、台北のシンボル的存在です。89階にある展望台からは、台北の街が360度パノラマで見渡せます。夜もおすすめ。 「台北101」と市街地(イメージ画像:photoAC)饒河街観光夜市では屋台グルメの食べ歩きが楽しめる(画像:シカマアキ) 台北の夜といえば、夜市です。台湾グルメや雑貨などが豊富で、地元民も足を運びます。最も規模が大きく台北ビギナー向けの「士林観光夜市」、グルメを堪能したいなら「饒河街観光夜市」「寧夏夜市」、ローカルさなら「通化街夜市」など。連日通う日本人旅行客も多いです。 日本でも小籠包のお店でおなじみの「鼎泰豊(ディンタイフォン)」本店など、グルメの名店が集まるエリアが「永康街」で、ほかに、牛肉麺やマンゴーかき氷なども絶品。若者向けのかわいい雑貨を売る店舗が多いのも特徴です。 世界4大博物館の1つ「国立故宮博物院」正面(画像:シカマアキ) 台北は、若者に人気の写真映えスポットが多いことでも知られます。最も有名な場所「九份」は、台北市内から鉄道やバスで所要1時間ほど。夕方から夜にかけ、傾斜地の古い家屋の提灯が灯り始める時間帯が最もフォトジェニック。台湾の伝統菓子「芋圓(ユーユェン)」、肉あんをでんぷん粉で包み揚げた「肉圓(バーワン)」などの九份グルメもお忘れなく。 世界4大博物館の1つ「国立故宮博物院」も、欠かせません。特に、翡翠で作られた白菜の置物「翠玉白菜」や豚の角煮のような置物「肉形石」などは必見。ミュージアムショップでのお土産選びも楽しめます。 ●SNSに投稿したくなる写真映えスポット多数、夕陽やレトロな町並みも 台北は、若者に人気の写真映えスポットが多いことでも知られます。最も有名な場所「九份」は、台北市内から鉄道やバスで所要1時間ほど。夕方から夜にかけ、傾斜地の古い家屋の提灯が灯り始める時間帯が最もフォトジェニック。台湾の伝統菓子「芋圓(ユーユェン)」、肉あんをでんぷん粉で包み揚げた「肉圓(バーワン)」などの九份グルメもお忘れなく。 「九份」の夜。年間を通じて雨が多いので雨具をお忘れなく(画像:シカマアキ) 台北から地下鉄で行ける「淡水」は、「台湾のベニス」と呼ばれる港町。淡水老街は、屋台やカフェ、お土産店などが軒を連ねるにぎやかなエリアです。特に、夕暮れ時は美しく、台北の定番デートスポットとして知られます。 レトロな洋館が立ち並ぶ「迪化街」もフォトジェニック。もとは問屋街で、現在は古い建物をリノベーションしたレストランやカフェ、ショップなどが次々オープンし、写真映えとともに街歩きも楽しめます。 古い建物のリノベーションが多い台北。中央のスターバックスは「台北・萬華林宅」の「星巴克 艋舺門市」(画像:シカマアキ) 台北市内に数ある中国寺院の中でもおすすめは「行天宮」です。あの「三国志」の関羽を奉り、台湾一のパワースポットであることでも有名。おみくじを引くかどうかから神様に尋ねる台湾式のユニークな占い「茭杯」(ジャオベイ)にもぜひチャレンジを。 ●台北へ行くおすすめの方法は? 航空会社や発着空港の選び方 首都圏と、台北を結ぶ便は毎日多く運航されています。まず、旅費をできる限り「安く」抑えたいなら、成田発着の便を選びましょう。羽田発着より安いうえ、大手航空会社だけでなく、タイガーエア台湾やジェットスターといったLCC(格安航空会社)の便もあります。往復3万円ほど。 台北・松山空港に向かう日本航空の羽田-台北便。象山から撮影(画像:シカマアキ) 空港~市街地の移動が少ないのが、羽田-台北(松山)の便。運賃は往復6~7万円ほどとやや高めです。日本発着の多くの便は台北郊外の桃園空港を利用し、台北駅まで地下鉄で最短40分。一方、松山空港は台北市街地にあり、とても便利です。 体力に自信があり、お金を節約して現地時間を有効活用したいなら、羽田発着のLCC「Peach」がおすすめ。羽田発は早朝5:55→台北着8:30で、台北発は20:25→羽田着0:40です。仕事を休むのが難しければ、台北0泊も可能。預け手荷物がなければ、往復3万円超で行くことができます。 ※表記の運賃は2023年4月現在 ●旅の準備に! 東京都心にある「台湾観光協会」で資料集め 東京都内で、台北をはじめ台湾全域の情報を手に入れるなら、新橋・虎ノ門に近い場所にある「台湾観光協会 東京事務所」がおすすめ。台湾各地の観光情報を紹介するパンフレットが無料で手に入ります。スタッフへ質問や相談なども可。 台北・淡水の夕暮れ(イメージ画像:photoAC) 特に、まだ一度も台湾へ行ったことがない、イベント情報を知りたい、台北や高雄といった都市以外の地方にも興味があれば、ぜひ足を運んでみてください。なお、各種資料は郵送でも入手できます。 ■台湾観光協会 東京事務所 住所:東京都港区西新橋1-5-8 川手ビル3F TEL:03-3501-3591 営業時間:9:30~17:30 休館日:土・日・祝日、台湾旧正月元旦、双十國慶節(10月10日) アクセス:都営三田線 内幸町駅より徒歩1分 東京メトロ銀座線 虎ノ門駅より徒歩6分 JR・東京メトロ銀座線 新橋駅より徒歩6分
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