東京23区のとある「区役所メシ」激ウマ & 爆盛りとSNSで話題に サックサク揚げたてカツカレー、お値段は?
あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。 老若男女の味方「役所メシ」に熱視線 良心的な価格設定、多くの人の舌に合う味つけ――。 おなかを空かせた老若男女の心と胃袋を優しく迎え入れてくれる大都会の昼のオアシスといえば、東京23区それぞれに所在する区役所内の「区役所メシ」。 2021年8月6日(金)に当サイトで紹介した渋谷区役所の蕎麦(そば)ランチは、「激安 & 激安」という驚きの逸品で大きな反響を呼びました。 今回、ツイッター上に新たに報告が寄せられたのは、別の区役所1階にある食堂の「大盛りカツカレー」。画像とともに投稿したのはシナリオライター・小説家などの肩書きを持つ雨野 夜さん(@ameno_yoru)です。 SNS反応「おいしそうでござる!」「『怒りの板橋区民』という東スポ(東京スポーツ紙)の記事があった」 「板橋区民は区役所の1階にある食堂で怒りを収めるといい。大盛りで注文するとこの大きさで出される」 そんなつぶやきと一緒にアップされた画像は、縦横20cm近くずつはあろうかという四角い巨大なお皿に、ドンッと気前よく盛られたカツカレー! おなかがいっぱい食べて、幸せな気持ちに(画像:雨野さんのツイート) 巨大なお皿の端から端まできっちり埋め尽くされたルーに、写真を見ただけで分かるカリッカリ感が食欲をそそるカツ。ちょこんと併せ盛りされた福神漬けも相まって、最高に食欲をそそる画像です。 これを見たツイッターユーザーたちが次々と反応し、 「おいしそうでござる!」 「このカレーの色……。これは絶対うまい色」 「これ食べるためだけに板橋区役所行きたい!」 と、いいね やリプライ(返信)数は一気に伸長中です。 バリアフリー対応も、さすが区役所バリアフリー対応も、さすが区役所 雨野さんいわく、このカツカレー画像は、自身が2018年8月頃に食べた際、撮影したもの。 板橋区役所での事務手続きを済ませたついでに、バリアフリーのレストランを探していたところ、庁舎内に食堂の看板を発見してそのまま入店。 「お味は一般的な“日本風カレー”という感じで、特に辛くはなく子どもでも楽しめるオーソドックスなカレーでした。カツは揚げたて! サクサクした食感で非常においしくいただきました」 ちなみに、画像を見るとカレールーの具が少ないように見えるかもしれませんが、 「細かい野菜が柔らかく溶け込んでいました。歯の悪いお年寄りでも安心して食べられそうです。ボリュームもご覧の通り、大盛りで注文すると写真のものが出てきますので、非常に満足度は高かったです」 ちなみに気になるお値段は? 値段は当時、800円くらいだったとのこと。 「この量のカレーを他のお店で食べようと思ったら1000円は超えると思いますので、お得感がありました」 こちらの食堂、運営会社はフジランド(千代田区平河町)という、フジサンケイグループの1社。直近のメニュー表を確認すると、日替わり定食やざるラーメンはワンコインの500円で食べられるようです。 まだまだ“穴場感”の強い都内の区役所メシ。その魅力について雨野さんは、 「安さ、味、提供速度プラス安心。僕のような車椅子ユーザーでも、気軽に利用できる心遣いが詰まった場所。それが役所の食堂だと思います」 と話しています。 ちなみに「怒りの板橋区民」とは?ちなみに「怒りの板橋区民」とは? ちなみに、雨野さんのつぶやきにあった「『怒りの板橋区民』という東スポ(東京スポーツ紙)の記事があった」というのは、いったい何だったのでしょうか。 板橋区の位置(画像:(C)Google) 調べてみると、去る2021年7月に行われた東京都議選中に、無免許運転で事故を起こした女性都議(板橋区選出)に対する東スポWebの続報記事がヒットしました(2021年8月14日配信)。 やるせないこと、腹が立つこと、落ち込むこと、毎日いろいろありますが、そんなときはせめておいしいものを食べて、少しでも気持ちを鎮めたいもの。 気を鎮めるどころか幸せに満たされるおいしい区役所メシ。新型コロナが収束したあかつきには、今度こそ23区の区役所メシ巡りに出かけたいと思わされる雨野さんのツイートなのでした。
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