ノンアルドリンク進化中!フォトジェニックなモクテル&クラフトドリンクバー
ここ数年、若い世代を中心に人気が高まっているノンアルコール飲料ですが、中には「アルコールが入っていないと物足りない」と思っている方もいるのではないでしょうか。今回は、そんな考えがひっくり返るような東京のノンアルコールバーをご紹介。飲む人も飲まない人も楽しめるフォトジェニックで新感覚のモクテルを体験してみてください。 年々、需要が高まってきているノンアルコール飲料。その代表格とも言えるノンアルコールビールは、すっかり定着し、口にしたことがあるという方も多いと思います。では、同じノンアルコールドリンクの「モクテル」はどうでしょう? 皆さん、飲んだことはありますか? モクテルとは、「偽の」や「模造品」といった意味を持つmock(モック)とカクテルを掛け合わせた造語で、基本的にはノンアルコールのカクテルのことを指します。モクテルは、アルコールが入っていなくても飲み応えがあるようにと趣向を凝らして作られているものが多く、ノンアルコールドリンクの枠を超えた新たな飲み物として近年、注目を浴びています。 甘いものや苦いもの、スパイス…さまざまな趣向を凝らしたノンアルコールカクテル(画像提供:ザ・ペニンシュラ東京) 東京でもモクテルを提供する店は徐々に増えており、従来のカクテルからアルコールを抜いたものだけでなく、その店オリジナルのシロップを使ったものまで、さまざまなノンアルコールカクテルを楽しめるようになりました。お酒を飲まない方はもちろん、お酒好きの方も、アルコールともソフトドリンクとも違う味わいを体験してみてはいかがでしょうか。 【有楽町】ラグジュアリーな空間でノンアルコールカクテルを楽しむ/Peterバーおしゃれな雰囲気漂うザ・ペニンシュラ東京最上階のPeterバー(画像提供:ザ・ペニンシュラ東京) Peter(ピーター)バーは有楽町の五つ星ホテル、ザ・ペニンシュラ東京の最上階にあるバー。日比谷公園や銀座の街並みを眺めながらノンアルコールドリンクが楽しめます。 Peterバーでは、アルコールが飲めない方やお酒が飲めない状況にある方にもバーを楽しんでもらおうと2021年にノンアルコールセクションを再強化。「ザ・ゼロプルーフ」と名付けて、八朔ジュースやショウガを使用した「江戸パレス」や、スパイスを漬け込んだ乳酸飲料とブドウジュースを合わせた「エピスルージュ」など、12種類のオリジナルノンアルコールカクテルを提供しています。 国内初のモクテル・コンペティション(2017年)の優勝作品「エピスルージュ」(画像提供:ザ・ペニンシュラ東京) そのほか、ジントニックやピニャコラーダなど、おなじみのカクテルの味わいや香りをそのまま楽しめるクラシックノンアルコールカクテルも8種類提供。 もちろん、オリジナルからクラシックまでアルコール入りのカクテルも充実しているので、お酒が好きな方と一緒に訪れても楽しめますよ。 八朔の酸味とショウガの甘みが織り成す繊細な味わいが楽しめる「江戸パレス」(画像提供:ザ・ペニンシュラ東京)【渋谷】100種類以上のドリンクと3つのアルコール度数で広がる飲み方の可能性/スマドリバー渋谷渋谷センター街の一角に店を構えるスマドリバー渋谷(画像提供:スマドリ株式会社) 続いて、ご紹介するのは2022年にオープンした「スマドリバー渋谷」。扱っているドリンクはなんと約100種類以上。季節限定商品もあるので、自分好みの一杯が見つけられます。 スマドリバーのコンセプトは「飲めない自分のままでいい」。どのドリンクもアルコール度数を3種類(0%/0.5%/3%)から選べるシステムになっているので、飲む人も飲まない人も、それぞれが好きな物を飲んで、一緒にお酒の場を楽しめます。 カラフルな綿あめが特徴的な人気No.1カクテル「マーブリング レイン」(700円)(画像提供:スマドリ株式会社) メニューには、ここでしか味わえないノンアルドリンクが勢ぞろい。人気No.1カクテルは、シグニチャードリンクの「マーブリング レイン」(700円)。同店のロゴである、飲める人も飲めない人も分け隔てなく交り合える様子を表す「マーブリング」を、グラスに乗ったカラフルな綿あめが象徴しています。 またクラフトレモネードやクラフトコーラを使った「グラデ飲み」という3つのアルコール度数で飲み比べできるセットも用意されています。友達とシェアするのはもちろん、違いを楽しみつつ、自分に合ったアルコール度数を見つけるのにもぴったり。友達を誘って出かければ、お酒好きかどうかに関係なく楽しめそうですね。 3つのアルコール度数(0%/0.5%/3%)の飲み比べができる「渋谷クラフトレモネード[グラデ飲み]」(800円)(画像提供:スマドリ株式会社)バーの個性が感じられるノンアルコールカクテル 日々進化を遂げているノンアルコールドリンク。特に季節のフルーツや珍しいシロップ、アロマやエスプーマといったテクニックを駆使してその場で提供されるモクテルには、それぞれのバーの個性を感じられる魅力があります。なによりとてもフォトジェニック。飲む人も飲まない人も一緒に楽しい時間を共有できます。 またそれだけでなく、モクテルはお酒を飲まない人だけでなく、お酒が好きな人でも味の深みが楽しめるよう工夫されています。「飲む意味がない」、「物足りないのでは」と思っていた方も、一度試してみてはいかがでしょうか? ■Peterバー 住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京24F TEL:03-6270-2888 営業時間:【月・水・木】18:00~23:00(L.O. 22:30) 【金】18:00~24:00(L.O. 23:30) 【土】15:00~23:00(L.O. 22:30) 【日・祝】15:00~22:00(L.O. 21:30) 定休日:火曜 アクセス:東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線 日比谷駅 A6、A7出口直結 東京メトロ有楽町線 有楽町駅 A6、A7出口直結 東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線 銀座駅より徒歩3分 JR有楽町駅より徒歩 2分 ※最新情報は公式サイトをご確認ください ■スマドリバー渋谷 住所:東京都渋谷区宇田川町23-10 TEL:0120-779-889 営業時間:12:00~22:00(平日12:00~17:00の利用は1階のみ) アクセス:JR、東急線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅より徒歩1分 ※詳細については公式サイトをご確認ください
- 居酒屋・バー
- 有楽町・日比谷
- 渋谷駅
- 銀座駅