【都内高評価】2023年春～夏開業の全国注目ホテルをピックアップ！［全国版］

卒業シーズンやゴールデンウィークに向けた旅行の計画はお済みですか？ 東京都内で評価の高いホテルが、今後全国でも続々開業予定です。地域の特色を取り入れたホテルでは、同系列のホテルでも「泊まり比べ」が楽しめますよ。今回は旅行ジャーナリストのシカマアキさんが2023年前半開業予定のホテルを7つご紹介します。東京都内で人気、さらに全国にも今後開業するホテル　先日ご紹介した記事「2023年春～夏に開業する注目ホテルをピックアップ！【東京都内・近郊】」に続き、今回は全国版です。東京都内からさらに全国に目を向けても、話題のホテルが続々と開業を控えています。 「ラビスタ函館ベイANNEX」大浴場露天風呂（画像：共立メンテナンスのリリースより）　今回の記事では、東京都内にある人気のホテルが全国で今後開業する情報をピックアップ。同じホテルブランドでも、地域によってホテルの“個性”がそれぞれ見られます。東京から足を運び、泊まる価値ありのホテルがそろっています。 東京大塚などで話題の「OMO by 星野リゾート」が全国に次々開業予定　星野リゾートが手がけるブランド「OMO（おも）」は、“テンション上がる「街ナカホテル」”をコンセプトに、都市観光に最適な場所に立地するホテル。東京都内には「OMO5東京大塚」「OMO3東京赤坂」があります。「OMO3東京赤坂」では、歴史や文化あふれる赤坂の魅力を見つける宿泊者限定ガイドツアーを実施しています。 「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」のご近所ガイド OMOレンジャー（画像：星野リゾート）　今年2023年に全国で開業予定の「OMO（おも）」シリーズは、以下の施設です。 　・OMO7高知（2023年4月運営開始） 　・OMO5熊本（2023年4月25日開業予定） 　・OMO関西空港（2023年3月20日開業予定） ※2023年2月3日情報更新。 「OMO関西空港by星野リゾート」のイメージイラスト（画像提供：星野リゾート）　なお、「OMO」の後の数字はホテルのサービスの幅を示しています。「3」は気軽な旅に最適なベーシックホテル、「5」はカフェスタイルの朝食があるブティックホテル、「7」は都市のランドマーク的存在のフルサービスホテルとのこと。OMO関西空港は新しく登場するエアポートホテルの位置づけです。 ■OMO7高知 所在地：高知県高知市九反田9-15 ■OMO5熊本 所在地：熊本県熊本市中央区手取本町5-1 ■OMO関西空港 所在地：大阪府泉佐野市りんくう往来北1-833 TEL：050-3134-8095（星野リゾート予約センター9:30〜18:00） お伊勢参りの拠点、函館の絶景を客室や大浴場から楽しむ　東京・渋谷の「EN HOTEL Shibuya」は、フロアごとに独自のコンセプトを設定し、日本家屋の伝統的な天然素材を使用して人気のデザインホテル。 　このホテルブランド「EN（エン）」として全国7店舗目となる「EN HOTEL Ise」が、2023年3月に開業します。 「EN HOTEL Ise」外観（イメージ画像：The COURT株式会社のリリースより）　「EN」ブランドは「訪れた地との“縁”をつくるホテル」がコンセプトで、ホテルに滞在しながら街に出かけたくなる楽しい仕掛けが館内に設けられているのが特徴。このホテルも「まだ知らない伊勢にふれる」がテーマです。 　JRと近鉄の伊勢市駅より徒歩約4分、伊勢神宮の外宮まで徒歩約15分、内宮やおかげ横丁まで車で約15分というアクセスの良さが魅力。伊勢エリアの観光を目的とした旅行客、さらにビジネス利用にも最適です。 ■EN HOTEL Ise 所在地：三重県伊勢市吹上2-5-11 TEL：0596-29-3720 アクセス： JR・近鉄 伊勢市駅より徒歩約4分 近鉄宇治山田駅より徒歩約5分 　2022年7月9日に東京・豊洲に開業した「ラビスタ東京ベイ」は、東京タワーやレインボーブリッジなど都心の圧倒的な景色が眺望できる14階天然温泉大浴場が人気のホテルです。 　そのラビスタが2023年2月4日、北海道の函館に「ラビスタ函館ベイANNEX」をプレオープンします。函館ベイエリアでは「ラビスタ函館ベイ」に次いで2棟目です。 「ラビスタ函館ベイANNEX」朝食イメージ（画像：株式会社共立メンテナンスのリリースより）　「ラビスタ函館ベイANNEX」では、大浴場から天然温泉と開放的な眺望が楽しめるほか、３つの無料貸切風呂が24時間入浴可。夕食は北海道の食材をぜいたくに使った豪華メニュー、朝食もいくら丼など充実のブッフェと「食」の満足度も高そうです。名物「夜鳴きそば」も無料提供。広々とした客室から美しい函館の街と海が一望できるロケーションも魅力です。 　ラビスタ（La Vista）とは、スペイン語で「眺望」という意味。ホテル「ドーミーイン」などを全国展開する共立メンテナンスが、眺めのいいリゾートホテルなどをラビスタシリーズとして運営しています。 ■ラビスタ函館ベイANNEX 所在地：北海道函館市大手町5-23 TEL：0138-24-2273（9:30～17:30※平日のみ） アクセス：JR函館本線函館駅から市内循環バス「元町ベイエリア周遊号」でロープウェイ前、または函館駅前行きで約8分、「はこだてビール前」下車、徒歩約2分 ＞＞関連記事：2022年7月新オープン！ラビスタ東京ベイの魅力とは 那覇・国際通りで圧倒的な広さ、京都観光で便利な立地も　東京・港区の「青山ベルコモンズ」は、ファッションビルの先駆けと言われた建物。その跡地に2020年8月、複合ビルの開業に合わせ、ホテル「THE AOYAMA GRAND HOTEL」が生まれました。 　ファッションやカルチャーを発信する街・青山という地域性に現代デザインを取り入れ、まるで住まうかのように過ごせるホテルは、すぐに人気に。それぞれの地域で特性を生かしたホテル運営を行うPlan・Do・Seeが手がけた東京初進出のホテルとしても当時話題となりました。 「SOUTHWEST GRAND HOTEL　沖縄那覇」テラススイート（イメージ画像：株式会社Plan・Do・Seeのリリースより）　そのPlan・Do・Seeが国内外で8施設目となるホテルを、沖縄・那覇の国際通りに開業します。全部屋44平方メートル以上は、このエリアでは圧倒的な広さで、宿泊客専用ラウンジも設置。屋上プールから高層階から那覇の街が一望でき、沖縄産食材をふんだんに使うイタリアンなど4つのレストランもあります。 「SOUTHWEST GRAND HOTEL　沖縄那覇」のプール（イメージ画像：株式会社Plan・Do・Seeのリリースより）　さらに、113平方メートルの広さを誇るペントハウススイートは、キッチンやリビング、ベッドルーム2室に加え、プライベートテラスも。家族やグループでぜいたくな滞在が楽しめます。その他、バルコニー付きの客室、パノラマビューが楽しめるコーナーキングルームなど。国際通りに位置するホテルは、那覇の夜を満喫するのにも好立地です。 ■SOUTHWEST GRAND HOTEL 沖縄那覇 所在地：沖縄県那覇市久茂地 3-29-72 アクセス：那覇空港から車で12分、「ゆいレール」県庁前駅から徒歩 5分または牧志駅から徒歩9分 　東京・新宿の歌舞伎町にある「ラ・ジェント・ホテル 新宿歌舞伎町」は、「大人の隠れ家」をコンセプトとし、かつて宿場町として栄えた新宿を思わせる和モダンな雰囲気。千葉・浦安には同じ系列の「ラ・ジェント・ホテル東京ベイ」もあり、ポップなデザインが特徴のホテルで知られます。 　2023年2月に開業する「ラ・ジェント・ホテル京都二条」は、京都の繁華街から少し離れた閑静な場所で、歴史と伝統が感じられる上質な空間のホテル。主な魅力は、旅の疲れを癒やすのに最適な館内の大浴場、京都の四季折々が感じられる食材の朝食など。京都の主要観光スポットにも電車や路線バスでアクセスしやすい場所にあります。 ■ラ・ジェント・ホテル京都二条 所在地：京都市上京区聚楽町 863-52 TEL：075-823-6655 アクセス：JR 嵯峨野線 二条駅より徒歩7分、地下鉄東西線 二条駅より徒歩6分 東京都内と全国での同系列ホテル「泊まり比べ」も楽しい　東京都内でも評価が高く、全国にも今後開業する予定の話題のホテルを、今回ご紹介しました。 　今後、春に向けて旅行シーズンがやってきます。国内旅行の宿泊先として、開業したばかりの話題のホテルにぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか。