気分はタイムトラベラー!?懐かしさを感じる街・青梅市の昭和レトロスポットを7つご紹介
まるでタイムスリップしてきたかのような、昔懐かしい風景が残る東京都青梅市。昭和レトロを感じさせる映画看板や建物などが多く、ノスタルジックな写真が撮影できる場所として人気となっています。本記事では、不動産ライターの逆瀬川勇造さんが、青梅市の昭和レトロを感じられるおすすめスポットを紹介します。レトロな駄菓子のパッケージ(画像:photoAC) 昭和の大スターが中心に据えられた映画看板やノスタルジックな建物。 どこか懐かしさを感じさせる昭和の風景が残る東京都青梅市は、昭和レトロを感じられるスポットが多く、映える写真が撮れる場所として人気となっています。 そこで、本記事では、昭和レトロを感じさせる街・青梅市のおすすめスポットをご紹介していきます。本記事を参考にして、カメラを片手にノスタルジックな街を楽しんでみてください。 >>関連記事:「スーパーボール」に「10円ゲーム」 都内で見つけた昭和感たっぷりの駄菓子屋とは 都営バス住吉神社前駅の停留所前には「おうめ猫町一丁目」の文字が(画像:株式会社チャスプレスリリースより)東京都青梅市は昭和レトロなスポットがたくさん! 東京都の西部に位置する青梅市。 都内とは思えないほど豊かな自然が満喫でき、御岳山や御岳渓谷といった観光地が有名です。しかし、JR青梅駅周辺は豊かな自然だけでなく、昭和レトロな雰囲気を楽しめる街として人気となっています。 実は、この「昭和レトロ」という言葉も青梅市の住之江商店街が考えたものであり、「昭和レトロ」は青梅市が発祥の地なのです。 もともと、町おこしの一環として「青梅アートフェスティバル」が行われた際に、映画看板絵師の久保板観氏が町中の看板を手掛けたのがきっかけなのだとか。 「昭和レトロ」というだけあって、青梅駅周辺は年配の方には懐かしく、若者にとってはどこか懐かしくも新しいスポットとなっているのです。 JR青梅駅ホームのレトロな待合室(画像:photoAC)青梅市の昭和レトロなおすすめスポット7選 青梅市には、昭和レトロを感じられるスポットが数多く存在しています。 ここでは、その中でもおすすめのスポットを7つご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。 まず、はじめにご紹介したいのが「JR青梅駅」です。 青梅駅は、昭和レトロのスタート地点ともいえる場所であり、駅構内に降り立てば、木造のレトロな待合室がお出迎え。 ホームから改札口に続く地下道には古い映画のポスターが並んでおり、まるで昭和の時代にタイムスリップしたような感覚を味わえるでしょう。 まさに、昭和レトロの街・青梅市の散策をスタートするのにぴったりの場所といえます。 JR青梅駅 所在地:東京都青梅市本町 JR青梅駅(画像:photoAC) 続いて、ご紹介するのが「昭和レトロ商品博物館」です。 もともと家具屋だった建物を改装し、博物館として利用しています。昭和を感じられる佇まいが魅力的なスポットです。 昭和レトロ商品博物館では、昭和30年~40年代のさまざまな商品パッケージが展示されており、現在ではなかなかお目にかかれないような貴重な品物ばかり。 展示品のほとんどは、昭和B級文化研究家の串間努氏が収集したアイテムであり、懐かしいお菓子のパッケージなどが楽しい施設となっています。 当時の懐かしいパッケージの駄菓子やおもちゃが集められている(画像:photoAC)昭和レトロ商品博物館 所在地:東京都青梅市住江町65 TEL:0428-20-0234 営業時間:10:00~17:00 休業日:月火水木(※祝日の場合は翌平日、年末年始) 入場料:大人350円、小学生・中学生200円 アクセス:JR青梅駅より徒歩4分 昭和レトロ商品博物館の別館である「昭和幻燈館」もおすすめしたい昭和レトロスポットです。 古民家を改装してオープンされた施設であり、レトロでノルタルジックな雰囲気が漂う施設として人気のスポットといえるでしょう。 中でも見どころと言えるのが、青梅の街並みを再現したジオラマ。 非常に精巧に作られたジオラマの風景は、どこか懐かしさを感じるようなノスタルジックな写真が撮れること間違いなしでしょう。 古民家をリノベーションしたノスタルジーあふれる異空間(画像:株式会社チャスプレスリリースより)昭和幻燈館 所在地;東京都青梅市住江町9 営業時間:10:00~17:00 定休日:月曜・火曜 入場料:大人250円、小学生・中学生150円 アクセス:JR青梅駅より徒歩6分 国の登録有形文化財である貴重な建物をリノベーションして建てられた東京唯一の木造建築映画館「シネマネコ」もおすすめです。 イベント上映や地域住民とのコミュニティの場としても利用されており、館内にはカフェも併設されています。 歴史ある建物の雰囲気を味わいつつ、さまざまな映画作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。 青梅織物工業協同組合の敷地にある昭和10年に建てられた木造建築の旧都立繊維試験場(画像:株式会社チャスプレスリリースより)シネマネコ 住所:東京都青梅市西分町3丁目123 青梅織物工業協同組合敷地内 TEL:0428-84-2636 営業時間:9:00~22:00 定休日:火曜日 アクセス:JR青梅線東青梅駅より徒歩7分 2020年に閉館した青梅赤塚不二夫会館のあった通りは、「赤塚不二夫シネマチックロード」と呼ばれ、通りのいたるところに懐かしの名作映画の看板が飾られています。 お店の壁や屋根に飾られている看板ポスターも見どころですが、レトロな雰囲気たっぷりなバス停や電話ボックスなどもおすすめポイントです。 赤塚不二夫シネマチックロード 所在地:東京都青梅市住江町 アクセス:JR青梅線 青梅駅より徒歩5分程度 街の至る所に映画看板が(画像:株式会社チャスプレスリリースより) 次にご紹介したいのが「昭和の猫町にゃにゃまがり」です。 JR青梅駅から徒歩数分の場所に位置する細い路地内には、猫好きにはたまらないような猫のオーナメントやオブジェなどが数多く飾られています。 路地を散策しながら、かわいい猫たちと一緒に写真を撮ってみるのも楽しく、猫好きにはたまらない散歩道になるのではないでしょうか。 昭和の猫町にゃにゃまがり 所在地:東京都青梅市仲町252 猫作品に出会える路地のイメージ(画像:photoAC) 最後にご紹介する「塩船観音寺」は、1300年以上の歴史を持つ真言宗のお寺です。 季節ごとに咲く美しい花々も見どころの1つであり、春のつつじが最も有名ですが、初夏にはあじさい、秋には彼岸花といった四季折々の花を楽しめます。 また、境内には文化財として指定されている建築物や銅像なども多く、まさしく「花と歴史」を感じられるお寺となっています。 四季折々の花々をバックに映える写真を撮ってみてはいかがでしょうか。 塩船観音寺(画像:photoAC)塩船観音寺 所在地:東京都青梅市塩船194 TEL:0428-22-6677 営業時間:9:00~17:00 定休日:なし 入山料:小学生100円、中学生以上300円 アクセス:JR青梅線 河辺駅より西東京バス・都バス 塩船観音入口下車 徒歩10分 昭和レトロな街・青梅市にタイムスリップしてみては? 本記事では、昭和レトロな街・青梅市についてご紹介しました。 まるでタイムスリップしてきたかのようなレトロな雰囲気のあふれる街・青梅市。 「昭和レトロ」発祥の地にふさわしい、ノスタルジックなスポットが多い場所といえます。 ぜひとも、本記事を参考にして昭和レトロな街・青梅市に出かけてみてはいかがでしょう。 本物の猫にも出会えそう(イメージ画像:photoAC)
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