「梅見月」知ってる?2月の近郊デートは梅見で決まり!【お花見(1)】
陰暦で2月のことを「梅見月(うめみづき)」とも呼ぶそうです。春を告げる梅の花が咲き始めると「梅見」に出かける…素敵ですね。関東近郊には梅の名所が多くあります。今回は、散策しながら梅を眺めたり、ライトアップされた幻想的な梅を鑑賞できる名所をご紹介します。ちょっと足を伸ばして、「梅見」デートで春のときめきを感じませんか。春を感じる「梅見」デート 春の訪れを告げる花として愛されている梅。季節ごとの花を楽しむ粋な昔の人々は、梅の花が咲き始めると、梅の名所に「梅見」に出かけ、厳寒の中で咲く香り高い梅を見て、春を感じていました。 桜とはまた違った魅力のある梅の花。関東近郊には気高く咲き誇る梅を鑑賞できる名所が点在しています。この記事では、デートにぴったりな梅の名所をご紹介します。 「梅見」のあとは、あたたかいご当地グルメをいただくなどして、思い出に残るデートプランに仕上げましょう。季節も自分にも春が訪れていることを感じて、幸せ気分で過ごせそうですね。 幻想的に浮かび上がる美しい梅の花(イメージ画像:photoAC)●【神奈川】湯河原梅林「梅の宴」 標高626m、ハイキングやロッククライミングでも知られる幕山。そのふもとに広がるのが湯河原梅林です。早春には約4,000本の紅梅・白梅が咲き誇り、ほのかな梅の香りに包まれながら、梅の花を鑑賞できます。 2023年は、2月4日(土)〜3月12日(日)に湯河原梅林「梅の宴」が開催されます。 紅白の梅で埋め尽くされた風景は、まるで梅のじゅうたん!(イメージ画像:photoAC) 梅林には約9ヘクタールの広さに渡り梅の木々が広がり、木々の合間をハイキングしながら観梅。整備されたハイキングコースは初心者向けで、鳥のさえずりと梅の香りに癒やされながら山頂に到着すると、美しい相模灘と真鶴半島を見下ろす絶景を楽しめます。 紅白の梅が咲き乱れるハイキングコースはデートにもぴったり(画像:photoAC) 山のふもとには出店が並び、湯河原の地場産品や土産品、湯河原梅林会場限定「梅ソフトクリーム」、あたたかさにほっこりする甘酒やおでんなど、湯河原ならではのグルメを楽しめます。ハイキング後は甘いもので元気をチャージできますね。 必ず味わってほしい!「梅ソフトクリーム」(イメージ画像:photoAC)●【茨城】偕楽園「水戸の梅まつり」 1842年(天保13年)に開設された日本三名園のひとつ、茨城・水戸の「偕楽園」。敷地面積は約58ヘクタールと世界屈指の広さを誇ります。 2月11日(土・祝)〜3月19日(日)に開催される「水戸の梅まつり」は130年近くの歴史がある伝統あるイベントで、会場のひとつが「偕楽園」になります。 徳川慶喜も学んだ藩校「弘道館」とともに、毎年全国からたくさんの観光客が訪れる梅の名所です。 水戸藩第9代藩主により「衆と偕(とも)に楽しむ場所」として開設された「偕楽園」(画像:photoAC) 園内には約100品種3,000本もの梅が植えられ、種類によって開花時期が異なるので、訪れるたびに梅のさまざまな表情を見ることができます。 花の形・香り・色などが特に優れている6本の銘木は「水戸の六銘木」に選定されています。それぞれ六角形の柵で囲われているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 春を告げる一輪の梅の花(画像:photoAC) ロマンティックなデートにおすすめなのが、3月4日(土)に開催される「夜・梅・祭2023」。梅のライトアップやキャンドルアート、フィナーレには花火が打ちあげられます。「水戸の六銘木」には、特別なライトアップが施されます。昼間とはひと味違う、幻想的に浮かび上がる梅の花は、いつまでも記憶に残ることでしょう。 絵画のように美しくはかなげな夜のしだれ梅(画像:photoAC)感性を共有できる「梅見」デート 美しい梅の花を見たり香りを楽しんだり、同じ体験をすると、お互いの感性を共有できるような気がします。これからはじまる2人にも、ちょっとマンネリ化している(?)2人にも、「梅見」デートは、さわやかでフレッシュな春を運んでくれるはず。 春はもうそこに! ちょっと遠出して、一足早く春を見つけに出かけませんか? SPRING HAS COME!(イメージ画像:photoAC)■湯河原梅林「梅の宴」 開催期間:2023年2月4日(土)~3月12日(日) 開催場所:幕山公園 時間:9:00~16:00 料金:1名 200円 ※最新情報は公式サイトをご確認ください。 幕山公園 所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋923 TEL:0465-63-2111(湯河原町観光課) アクセス:JR湯河原駅より臨時直通バス(梅の宴開催期間中運行) JR湯河原駅より幕山公園行バスで約15分 ■偕楽園ほか「水戸の梅まつり」 開催期間:2023年2月11日(土・祝)〜3月19日(日) 開催場所:偕楽園・弘道館・水戸城跡ほか 偕楽園入園時間:6:00~19:00 料金:大人 1名 300円/子ども・満70歳以上150円 【「夜・梅・祭2023」第一夜】 開催期日:2023年2月25日(土) 開催場所:水戸城跡 時間:17:00~20:00 【「夜・梅・祭2023」第二夜】 開催期日:2023年3月4日(土) 開催場所:偕楽園内 時間:17:00~20:00 ※その他会場の詳細は公式サイトをご確認ください。 偕楽園 所在地:茨城県水戸市見川1-1251 TEL:0465-63-2111(湯河原町観光課) アクセス:JR水戸駅より偕楽園方面行きバスで約20分。 JR常磐線「偕楽園駅」(臨時駅)より徒歩3分(梅まつり期間中の土・日・祝日下り線のみ停車) >>画像一覧はこちら
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