企業のSDGs担当者必見! 「防災対策」と「サステナブル」の最適解とは?[PR]

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不測の事態に備え、事業を継続できるよう対策を講じておくのは会社運営において非常に重要なこと。その根幹となる電力供給において、画期的な取り組みをしているのが「株式会社REBGLO.」です。サステナブルな高性能バッテリーがもたらす、エコな電力BCPシステムとは?

利用シーンに特化した蓄電池



発電機と蓄電池のハイブリッド。まったく新しいBCP対応電源

 最近、BCPという言葉をよく耳にするのではないでしょうか。BCPとは「Business Continuity Plan」の頭文字をとった言葉で、日本語では「事業継続計画」と訳されます。

 簡単に言うと、企業が災害やテロ、システム障害といった危機的状況に見舞われても、社員を守り事業を継続していくための対策をまとめた計画書のこと。日本では2011年に東日本大震災において多くの企業が倒産したことから注目され、昨今のコロナ禍でますます重要性が高まっています。

 有事にまず重要となってくるのは電力の確保です。通常業務を維持するより、「生命を守る」「通信を維持する」ことが最優先。インフラが整った日本では、それほど長期間にわたって停電することは考えにくいので、72時間を目安に非常用電源を確保するのがポイントとなってきます。

 非常用電源として考えられるのは、大きく分けて蓄電池と発電機。蓄電池とは、何度も繰り返し充電して利用できる電池のこと。私たちも普段よく使うモバイルバッテリーの大型版と考えればわかりやすいでしょう。

 発電機はガソリンやガスを燃料に電気を作り出す機械。燃料さえあれば、いつでもどこでも発電できるのは蓄電池にはないメリットですが、燃料がなければ役に立たず、日々のメンテナンスが必要なのが発電機のデメリットです。

 逆に、もし停電になっても太陽光パネルと組み合わせれば、発電と消費の持続的なサイクルで長期的な停電にも対応でき、メンテナンスフリーなのが蓄電池。大容量で信頼性が高く、耐久性に優れたバッテリーモジュールが安定的に手に入れば、非常時の電源としてこれほど適したものはありません。それを意外な場所から見つけ出し、製品化したのが「株式会社REBGLO.」なのです。

EV搭載の高性能バッテリーを再利用

 教えてくれたのは、同社代表取締役の村越誠さん。九州石油(現 ENEOS)で石油エネルギー開発事業に従事したあと上京。2018年に日産リーフの開発部門で責任者を務めていた人物と出会ったのを機に、以前から考えていた中古バッテリーの再活用事業に乗り出しました。

 「リーフのバッテリーは非常に厳しい基準で管理されていて、規定を越えると交換対象となり、ディーラー等で回収されます。ただ、それだけの期間使用しても、新品時に100%充電できたものが、30%劣化してしまう程度。まだ新品比70%の性能が発揮できるのに、法律上廃棄することもできず、倉庫に放置されているという状態。われわれが起業した2019年当時、リーフから回収されたバッテリーは、行き場のない“産業廃棄物”だったんです」(村越さん)

 ゴミだった中古バッテリーモジュール1枚1枚を精査し、国際安全規格のなかでも信頼度の高い評価規格「UL1974」で認証されたものだけを再活用。さまざまなサイズにパッケージングし直して「リブグロBCPバッテリー」として企業向けに売り出しました。

 コロナ禍でBCPの重要性が注目されたこともあり、すでに多くの企業が「リブグロBCPバッテリー」を導入しています。2022年6月には、戸田建設が全国約350カ所の事業所への導入を決定しました。今後は、老人ホームや病院などでも採用してもらえるよう、インテリアになじむデザイン性の高い商品も開発しています。

戸田建設様の防災備蓄倉庫

 ただ、「われわれは単なる電機メーカーではありません。モノの価値の再発見を通して、エネルギーと経済の新しいサイクルを創り出したい。安心安全な生活と環境配慮を両立させた世の中にしていきたいという理想があります」とも村越さんは言います。

環境面でも人道的観点からもエコなバッテリー

 EVの厳しい基準を満たす高性能バッテリーを使用しているため、安全性、耐久性といった性能面は折り紙付き。導入についてもレンタル方式等を採用しているため、全額経費に計上できるのも企業にとってはメリット。さらに、ほぼメンテナンスフリーと、運用面でのメリットは数え上げればきりがありませんが、それ以上に特筆すべきなのは、「リブグロBCPバッテリー」が圧倒的にエコであるという点。

 「リブグロBCPバッテリーは、環境負荷ゼロで作られた唯一のバッテリーです。新品のリチウムイオン電池を作るには、二酸化炭素をはじめとする多くの温室効果ガスを排出します。さらに、使用されるコバルトやニッケルといった希少金属を採掘する際に生じる、土壌汚染や児童労働も問題となっています。われわれの製品は、その懸念を一切排除した画期的なシステムから生み出されていると言えるでしょう」(村越さん)

 社名の「リブグロ」には、モノに新しい価値を与えてリブート(再起動)し、グローバル(地球規模)に拡大させていきたいとの願いを込められています。

 非常時の事業継続だけでなく、SDGsにも対応する電力BCPシステムは、今後世界へ向かって発信されていくのではないでしょうか。

株式会社REBGLO.
https://rebglo.co.jp/

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